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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

高校野球

2007年08月17日 | 

夏の甲子園大会、盛り上がっているらしい。ほとんど関心がないので、
テレビや新聞をチラッと見ては「あ、まだやってる」と思う程度だ。
だが、そんな私が「ん?」と目を留めたのは、このスポーツ欄の見出し。


8月16日の毎日新聞


あの『ドカベン』の明訓と同じ名前の高校だ。偶然なのかなあ、どっちかが
真似したのかなあ。などと素人未満の感想を漏らしながら、それでも夫に
話題を振ってみた。

  「水島新司の書いた野球漫画知ってるでしょ。あの『ドカベン』
   に出て来る明訓高校と同じ名前の学校が甲子園に出てる」

  「新潟明訓だろ。知ってるよ。漫画のドカベンは四国の方だった
   よね」

  「えっ、四国? 違うでしょう。確か神奈川じゃなかった?」

  「いやあ、香川県だから四国だよ」

わかった。彼は二重に勘違いしているのだ。『ドカベン』と聞いてその連想は
一足飛びに、南海ホークスに在籍していた香川伸行選手(あだ名がドカベン)
へと飛び、しかも名前と県名を取り違えた挙げ句、再び漫画の『ドカベン』
に戻って来たんだ。

だから、水島新司の『ドカベン』に出て来る明訓高校は四国、となって
しまったわけですね。ヤレヤレ・・大丈夫なのか、夫。


裏返しのパンツ

2007年07月05日 | 

家の仕事の中でついつい後回しにしてしまうのは、洗濯物をたたむこと。
たまりにたまって「もう着替えるものがありません」となってから、
ようやくやっつけるのが私のやりかた。

家事の中でもとびっきり嫌いな作業だから、極めて雑駁な仕事ぶりだ。
裏返しのまま洗濯した下着などは、そのまま干してそのままたたんでしまう。
誰が見るわけでもないしね。「いやなら自分で表に返してよ」ってなもので。

もう10年以上前の話だけど、お風呂から上がった夫が着替えながら言った。
何だかためらいがちな口調だ。

  「あのさあ、僕のパンツいつも裏返しになってるんだけど」
  「あ、ごめんね。裏返しに脱いであったものは、そのまま洗
   って、めんどくさいから裏返しのまま畳んじゃったんだと
   思う」

  「それだけ? 何か意味があるのかと思ってずーっと裏返し
   のままはいてたよ」
  「意味って?」

  「たとえば浮気を発見するためとかさ」
  「・・・・」

大真面目に心配していた夫には悪いけど、私は声を出さずに笑ってしまった。
気の毒に、彼は疑われてはかなわないとばかりに、裏返しのパンツを裏返しの
まま履き続けていたというわけね。申し訳ない、でも可笑しい。


身延山へ日帰り旅行

2007年04月02日 | 

高速バスに乗って、山梨県の身延山へ出かけた。バスに乗っている時間が
往復7時間、現地滞在時間が5時間という大した強行軍だ。

おいしい湯葉を食べること、有名な枝垂れ桜を見ること、この二つが目的
の単なる思いつき旅行なので、夫の貴重な休みを狙い撃ちで強引に決行と
なった。



身延山久遠寺は、鎌倉時代に日蓮上人によって開かれたお寺。
この三門から本堂まで、287段もの急勾配の石段を一気に
登っていく。
   


本堂の脇には樹齢4百年といわれる見事な枝垂れ桜が。



石段を登ったさらにその先、身延山山頂まではロープ
ウエイで上がることが出来る。雨のぱらつく今日のお
天気では、奥の院も霧に包まれて下界はおろか、数メ
ートル先も見えない。
「熊がいます」の立て看板にビビった。



登ったからには、降りなくてはならない287段。

「過去に転落事故なんてなかったのかしらね」
「あったんじゃないの、報道されないだけで」

縁起でもないやりとりをしながら慎重に下って行く。




そして、今日の大笑いは、身延駅のトイレで発見した不思議
なメッセージ。トイレットペーパーのホルダーに貼り付けて
あったのです。

ペーパーがない場合は
窓口へ申し出て下さい

窓口直通のブザーでもあるのかと探しちゃいました。


駄洒落にあらず

2007年01月04日 | 

洋画にあまり興味のない夫は、外国俳優の名前をほとんど知らない。

ジョニー・デップ、リチャード・ギア、デンゼル・ワシントン、ハリ
ソン・フォード、クリント・イーストウッド…

これでもか、とばかりにメジャーな名前を並べてみたけど、ことごとく
NO! 呆れてしまった娘と私の表情を見て、夫は少しムッとしながら
  
  「僕だって少しは知ってるよ。キャビン・コスナーとかさ」
  「キャビン・コスナー? ひょっとしてケビン・コスナーのこと?」
  「ああ、それそれ」

  「おとうさん、それ駄洒落なの? うっかり笑っちゃったわよ」

と娘に突っ込まれて苦笑いの夫。たぶん、単なる言い間違いだったのよね。



だって、夫が最近吸っている煙草はこれなんだもの。


食器洗いの夫

2006年09月04日 | 

夕食の後片付けは夫の仕事。これは、結婚した当初
から続いている習慣だ。共にフルタイムで働いてい
る夫婦だったら別に珍しいことではないだろうが、
私の働き方がフルからパートに変わっても、さらに
専業主婦になった今でも夫は洗い物を続けている。

家事の分担? 生活の自立? 最初はその辺からの出発だっ
たかもしれないけれど、今や理屈を超えた惰性的習慣として、
夫は食器を洗っているのではないかと思う。

今年の春、私が仕事を完全にやめることになった時が、夫に
とっては食器洗い返上のチャンスだったかもしれない。でも
彼は何も言わなかったし、まして私は完全にしらばっくれて
たし。

かくて、今夜も夫はテキパキとテーブルを片付け,食器を洗
い、部屋を回ってゴミ集め、の日課をこなすのでした。