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セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~ [DVD] |
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ショウゲート |
クリスマスが近づくと見たくなる映画。去年の今頃も確か見てました。
今回初めて気がついたのが、「取り消す、手を引く、途中で止める」ということばが何回も出てくるんですが、全部違ういい方をしていることです。
back up
back off
back out
call off
「同じ表現は使わない」というポリシーが脚本家にあるのかも。
二人が出会うのがクリスマスショッピングで賑うブルーミングデール。そこの店員役のユージン・レヴィがとにかく傑作です。
彼がいなかったらこの映画ここまで好きにならなかったかもと思えるくらいです。
カナダ出身のユージンさん、先月podcast Q にゲスト出演していました。
渋い声でなかなか素敵でしたが、"kind of" が口癖らしく、連発していました。 "you know"程ではないけど、これも度を超すとかなり気になります。
そんなに「取り消す・手を引く」が出てきたんですね。call off,back offはいいんですが、back upはどうしてもデータのバックアップが浮かんでしまって。句動詞は本当に苦手です。実ビジの巻末付録にある句動詞の連載もすっかり諦めて切り取ってとってあるのみ。英語は「同じ表現は避ける」って言いますが、物書きはたぶん日本人でも避けたいですよね、きっと。でも逆に同じエピソードに同じ単語を何度も使っていることもあります。学習者としてはその方が耳には残りますけどね。
ばっちもんがらさんのブログを読むと「ああ、またこれも見たいな」って思うことが度々あります。いつもありがとうございます。
脇役がいいというのはものすごく重要ですよね。脇が万全だと主役も光ります。
「ビジ英」の句動詞はこのところちょっとさぼり気味。使いこなすレベルには程遠いので、とりあえずさぼらず目を通すくらいはしようっと。
「セレンディピティー」は英語字幕がないので、拾えるのはこういう短い表現だけです。もっと長い文章の塊りで耳に入ってくるといいんですけどね。