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お仕事女子のための 24時間でマスターする英会話 (美人時間ブック) |
石川 奈未 | |
光文社 |
こういうタイトルの本を見ると、何とかもう少しうまく英語話せるようにならないものかと色々がんばっている人ほど、「24時間でマスター?そんなわけないでしょ!」って絶対思いますよね。
そう思いながらも、図書館の新刊コーナーに英語関連の本が入ると無条件に借りちゃいます。
ところが、読んでみたら想像していたのとかなり違っていました。
かゆい所に手が届くといった感じで、必要な情報が効率よくうまくまとまっています。
ただ、この24時間でマスターするというのは、さすがに言い過ぎでしょう。この本はドラマ仕立てになっていて、食品会社に勤める主人公、南の英語はもう十分ビジネスで使えるレベルです。
しかも物おじしない性格。実はこれが英会話上達の一番の秘訣かもしれません。
これ図書館で見かけなければ絶対に読まなかっただろうなあ。
Don't judge a book by its cover.
って、こういう時に使うんでしょうか。
この本の中に食品会社の社長が"How do you do?"と言って、帰国子女から「それはもう死語ですよ」と笑われるシーンがあります。
私が中学生の時はもちろん初めて会った人にはこう言いますと習いました。今はさすがに中学校の教科書にはこれ載ってないんでしょうね。
それともイギリスならまだ現役の表現?
しばらく、ブログ仲間のブログを拝見していませんでした。
色々がんばっている人ほど、「24時間でマスター?そんなわけないでしょ!」って絶対思いますよね。・・・という件りを読んで笑いながら、I can't agree with you more!! と思ってしまいました。
How do you do? ですが、なにかのドラマで、去年だったか、おととしだったか、耳にしました。それが、イギリス人の発したセリフだったか、どうかも、定かではないのですが、へぇ~、今でも言うんだあと驚いたことだけ覚えています。
あと、go → 否定的、 come → 肯定的、という傾向、考えたことがなかったので、なるほどぉと、納得です。好ましいことは自分のほうへ近づいてほしいし、嫌なものは自分の希望とは裏腹にそっち方向に行ってしまう、ということですかね。そういえば「値段が下がる」というとき、売り手はgo downと表現し、買い手はcome downと表現したりする、とどこかで聞いたことがあります。論理にかなっていますね。
少し前に読んだ"The French Girl in New York
"という本に、主人公のフランス人がアメリカに着いて、そこで会った人にHow do you do?と言ったら大爆笑というシーンがありました。やっぱりアメリカではこうなんでしょうね。
go と come は特にgo のネガティブな言い方が多いような気がします go crazy go bankrupt go broke とか。