知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

カリブ海の秘密から復讐の女神へ

2024年08月23日 | アガサ・クリスティ
 
「ポケットにライ麦を」は原作を読んですぐ後にBBCのドラマを見たけど、これは逆で、少し前にドラマの方の「カリブ海の秘密」を見たばかりでした。
ドラマでMr. Rafielを演じたドナルド・プレザンスが印象的だったので、本を読んでいると彼の顔が浮かんじゃうんですよね。



 

今回読んで気がついたんですが、「カリブ海の秘密」のチャプター24 のタイトルが"Nemesis" でした。
それが7年後に出版された「復讐の女神」の原題"Nemesis" に繋がっていたんですね。
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やっとCornwall 登場 カリブ海の秘密

2024年08月20日 | アガサ・クリスティ
 
Cornwall の景色が綺麗というコメントに惹かれて読み始めたんですが、三世代の家族の話で舞台も色々変わるので、なかなか出てこない。
けっこう長い本で、300ページあたりでやっと登場しました。


The Shell Seekers | English Full Movie | Drama  

1989年にドラマ化されていました。
中年女性が主人公なら、演じるのはもちろんアンジェラ・ランズベリー。

主人公のPenelope は自分の家に conservatory (温室/サンルーム)を作ってしまうくらいなので花の名前が色々出てきて、また画像検索が忙しかった。



 
あれっ、クリスティの"A Caribbean Mystery" が無料になっている。
1964年出版の本なので、まだ無料にはならないはずだけどなあ。
また文字化けしてるのかな。
でも無料ならもちろんダウンロードしておこう。
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イギリスとイチイの木

2024年08月16日 | アガサ・クリスティ
 
今回は本を読んだ後に、BBCのドラマも続けて見てみました。

ジョーン・ヒクソン版のミス・マープルシリーズは原作にかなり忠実に作ってありますが、もちろん時間の制約もあるし、原作通りというわけにはいきません。

でも登場人物を減らしたり、都合よく登場人物の一人が、ヒントをくれたりと、うまく変えてあるんですよ。
それから原作では伝えきれない人物の雰囲気が映像だと強烈に印象に残ります。

殺人事件の舞台になる"yew tree lodge" (いちい荘)の主、レックス・フォーテスキューの「嫌な奴」ぶりは、したたり落ちそうなマーマレードを塗ったトーストを食べる様子で見事に描かれていました。

だいたいいつも「原作と違う!」と文句を言う私ですが、このミス・マープルシリーズは、原作、ドラマ、甲乙つけがたい。

大好きな児童書「トムは真夜中の庭で」 にも何度も出てきた、yew tree イチイ。
この「ポケットにライ麦を」でもミステリーの舞台だけでなく重要な小道具になっています。



BBCのドラマでは、最初にこのイチイの木が映し出されるので、こういうところも映像ならではでしょうね。


 
日本語版の表紙はまさにこのイチイでした。


イチイって、なんだかすごくイギリスっぽい。
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毎日お世話になっています、ショートカットキー

2024年08月12日 | 英語
 
毎日せっせとExcell ファイルに気になる単語や表現をメモしていますが、後から後から出てくるもんですよね。

like a small river creature dreamily estivating the summer away in cool mud.

hibernate 冬眠する はよく聞くけど、 estivate 夏眠する ということばもあったのか。

でもこれも estivation 夏眠 という名詞はすでに入力済だった。




今、左手の小指に絆創膏を貼っていて、キーボードの入力がやりにくい。
時々小指にマメができるのは、たぶん「コントロールキー」の使い過ぎじゃないだろうかと思います。

Ctrl + C  コピー
Ctrl + V 貼り付け
Ctrl + F 検索
Ctrl + D すぐ上の行のデータをコピー

Excell ファイルの入力で一番使うのがこの4種類のショートカット。
マメができるって、どれだけ入力してるんでしょうね。





今日は人気のSFが1ドル本になっています。

 


 

 
 



 


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次に読み返すクリスティは

2024年08月08日 | アガサ・クリスティ

明日図書館に返却するので、最後にもう一度ぱらぱらっと。

これまでクリスティの本を読むときは、初期の作品、晩年の作品、くらいは意識してたかもしれないけど、こんなに時の流れが反映されていたとは思わなかった。

作品にまつわる裏話も楽しい。
例えば「茶色の服を着た男」は世界一周旅行のリーダーから「自分を犯人にした小説を書いてくれ」としつこく頼まれたとか。


 
少し前に読んだクリスティの伝記にはそういう裏話はあまり出てこなかった気がする。


 
 
クリステの作品で多分一番読み返した"The Man in the Brown Suit"ですが、こんなことを書いてると、また読みたくなってくる。



 
でも、図書館から借りたペーパーバック、眼鏡のおかげで何とか読めたので、次に読むとしたら、手持ちのクリスティのペーパーバックからこれかな。
「ポケットにライ麦を」。

クリスティファンになってからは、本格物、冒険もの、探偵小説以外の作品、と色々あると知ったけど、「マザーグース」をモチーフにしたこの「ポケットにライ麦」を読んだ時は、そうか!これがクリスティなんだ!と思ったような気がする。

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お兄ちゃんの冒険

2024年08月06日 | 英語
 
二組の兄と妹。
4人の冒険のはずだけど、最後は妹は留守番、活躍するのはお兄ちゃんというのがちょっと残念。




 
こちらの主人公は二人の少年。

1944年出版の"The Island of Adventure" と2012年出版の"Aristotle and Dante Discover the Secrets of the Universe"


70年たてば児童書の世界も変わりますよね。




 
寄り道してますが、まだあきらめずにこれも読んでいます。
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レトロな夏休みの冒険

2024年08月03日 | 英語
 
 
暴力や、辛い運命に遭遇している主人公の話を読むのがちょっと辛い。
多分この暑さで、気持ちが弱っているのかも。

こんな本でちょっと気分転換しようかなと読み始めました。
ちょうど夏休みの話ですからね。

易しい英語ですが、けっこうメモとってます。

We’ll have our lunch and then we’ll have a good look-see,” said Philip.

「ざっと見る」という意味の"look-see"
何となく新しい表現なのかなと思ってましたが、1944年出版のこの本に出てきているので、そんなことはなかったのか。

”Oh, stop her,” said Dinah, who knew that the parrot was quite capable of repeating a brand-new sentence a hundred times without stopping.

"be capable of doing"  「~する傾向がある、~をやりかねない」

そのオウムは新しいことばを覚えると100回だって「繰り返しかねない」

これ「ゴガクル」で覚えた表現でした。

He is capable of becoming quite angry when he doesn't get what he wants.
望むものを得られないとき、彼は激怒することがある。(ニュースで英会話)


Lucy-Ann, suddenly feeling shy of this strapping, confident-looking girl, hid behind her brother.

「がっしりした、大柄な」という意味の"strapping"、今回で11回目のメモ。
まだ定着していない!




今日は那須にあるカフェに行って来ました。




屋外のテーブル素敵だったんですが、さすがの那須も猛暑で、エアコンの効いた室内でランチ。
隠れ家のようなカフェで、客は二組だけでした。
オープンした時も宣伝は全然しなかったそうで、このまま静かなカフェでいてもらうため私も黙っていよう。
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パーカー・パイン、中東を旅する

2024年07月31日 | アガサ・クリスティ
 
ポワロ、ミス・マープルという「2大探偵」の他にクリスティの作品探偵役はトミーとタッペンスの夫婦探偵。不思議な不思議なハーリー・クィン、そして不幸な人のお助け人、パーカー・パイン。

それぞれ個性があって、みんな好き!

パーカー・パインの短編集の前半は、「あなたは幸せですか?」という広告を見てやってくる依頼人の悩みを解決する話ですが、後半はパイン氏は中東を旅行中。つまり「まきこまれ事件解決」みたいな感じです。

考古学者と再婚したクリスティは、「ナイル殺人事件」のようなエキゾチックなミステリーも書くようになってきました。でも中東を舞台にしたミステリーはパーカー・パインの短編集の方が早かったと知って、短編集後半の「中東編」をまた読みたくなりました。

 
 
 



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クリスティ入門講座

2024年07月30日 | アガサ・クリスティ
 
Orphan Train から降りて、引き取られた家で9歳のNiamh が直面する辛い生活。
でもとにかく目の前の仕事を黙々とやっていくNiamhの強さはすごい。

二つの時代を交互に描いている話としては300ページ弱と短めなので、そこを歴史的な部分が足りないと感じるか、あまり感傷的にならず淡々と表現していると感じるかは、読む人次第かもしれません。



地元の図書館になかったので、リクエストして取り寄せてもらいました。。

 
タイトルにある「入門講座」ということばと、この表紙から何となくイラストや写真が多めのさらっと読める本なのかなと思ったら、イラストも写真もほとんどなかった。

クリスティの本はだいぶ読んできたつもりだったけど、最初のページから「そうだったの?」ということが多くて、読み返してみるかという作品がたくさんありそう。
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夏休みの図書館

2024年07月27日 | 英語
図書館へ行って来ました。
夏休みの週末ということで、来館者も多めでした。

新刊コーナーに洋書が10冊くらい入ってました。
今日はこの3冊借りてきました。

 
キングの"The Dead Zone"、ペーパーバックでもそれほど目はちかちかしなかったので、これもきっとだいじょうぶだと思う。



 



 
カラフルなイラストを見てるだけでも、楽しいかもと思って借りてみました。
(多分、小説じゃないとすぐ挫折しそうな気はするけど)

図書館の洋書の競争率はありがたいことにとても低いので、だいたいどれでも一番乗りで借りられます。
多分先に借りられてしまっている洋書はないだろうと、新刊リストをチェックしたら、棚になかった本が1冊だけありました。



これ。

 
ジブリの「思い出のマーニー」の原作。
やっぱり、ジブリ人気でしょうか。


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紙の本も何とかいけるかも

2024年07月23日 | 英語
 
ここ数日ペースダウンしていたので、ちょっと急がないと図書館の返却日に間に合わないぞ。
でも嬉しいことに、夜はもう絶対読めないと思っていたペーパーバックが前より読みやすくなっている。
先月免許の更新で、眼鏡を作り替えたおかげらしい。




 
二つの時代が交互に語られるという設定、またか、という気もするんですが、90代と10代の主人公の物語が、泣かせるというよりは淡々と描かれているというコメントに惹かれて、もうちょっと読み進めてみようかなと思います。



「侵略者たちの晩餐」から、日英英作文。

「でも、あの社長ならやりかねないよね」

はい、はい!
これちょっと自信あります。
もう何度もメモした「AならBをやりかねない」という意味の

"wouldn't put A past B"   を使って、

I wouldn't put it past her.  じゃないですか?

字幕はこうでした。

But our boss would do it.

あっ、意外とシンプルだった。あの社長は"our boss" か。







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もうこんな時間、を英語で

2024年07月21日 | 英語
Netflix で配信が始まったアニメ「T・Pぼん」

 

今のせりふ英語なら何て言うかなあと気になったときは、英語字幕をチェックしてみます(字幕は30か国語くらいあります)。


「もうこんな時間!」

寝坊した主人公の決まり文句ですね。

How did it get this late?

これはもうこのまま丸暗記。

でも自分ではきっと It's already this time?  とか言うかなあ。



「いちいち驚いてちゃ身が持たないよ」

But I won't let myself be surprised anymore. Reacting to every little thing will wear me out.

「いちいち」 は  every little thing 

「身が持たない」 は wear out 


バカリズム脚本の「侵入者たちの晩餐」も最初の方を見てみました。

泥棒コーデにこだわる3人の女 | 侵入者たちの晩餐 | Netflix Japan

こちらはNetflix オリジナル作品ではないんですが、英語字幕がついています。じゃあ、これでもやってみよう。


「この仕事をしているとなかには掃除が必要なさそうなくらいきれいなお宅もある」

In doing this job there are some houses that are so pristine that they don't need cleaning.

pristine  は「ピカピカの、汚れてない、新品同様の」という意味。

そうかあ、こんな時に使えるのか。


続けて英語チェックやろうと思ったんですが、せりふの流れが速すぎてとても無理そう。日本語に専念します。



 
これは本当に辞書なしで一気に読めました。

事件を担当するFBI捜査官が色々な操作関連の人たちからの報告を聞いて、捜査を進めていくところはM. W. Craven のAvison Fluke シリーズのようでした。
後半は一転、アクション全開。
私は前半の感じが好みかな。
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辞書を引く本と引かない本でバランスを取る

2024年07月19日 | 英語
 
キングの本って面白いんだけど、時々握りこぶしを作って力んでいる、なんて感じになるので、けっこう体力がいるんですよね。
このところちょっと疲れているので、がんがんとは進まない。
それにキングは辞書を引きたくなる単語多いしなあ。



短めで辞書もいらない本で体力を回復しよう(いや、それより早く寝た方がいいのかも)。


 
1ドル本のこの本のサンプルを読んでみたら、まさに「辞書いらず」で読みやすい。
200ページくらいなので、併読にはぴったりかも。


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down at heel, well-heeled

2024年07月14日 | アガサ・クリスティ
 
数年前のブログにこう書いたことがあります。

長編1作目に登場するミス・マープルは他の作品に比べると「詮索好きの老婦人」という印象が強かった気がします。

今回読み直してみて、「詮索好きの老婦人」という印象は、まわりの人がミス・マープルのことをこんな風に言っているので、影響を受けてしまったんでしょうね。

She’s the worst cat in the village.
Nasty old cat.
That kind of old cat is always right.

「牧師館の殺人」にはミス・マープル以外にあと3人の老婦人 が登場しますが、ミス・マープルの実力を知らない村の人たちには全員ただの"old cats" です。

A pair of boots very down at heel and battered came next.

"down at heel" は文字通りにには「かかとがつぶれた、すり減った」という意味ですが、靴だけでなく外見が「みすぼらしい」という意味でも使われるようです。

そういえば「金持ちの」という意味で"well-heeled" という表現がありました。
金持ちはいい靴を履いているってことなんでしょうか。

When he arrived it was in his most cantankerous mood.

cantankerous は「気難しい、怒りっぽい」という意味

一度聞いたら絶対忘れないというタイプのことば。

To stride through the village, suitcase in hand, would be to court a probably undesirable publicity.

スーツケースを手に、村を堂々と歩けば好ましくない注目を「~する」ということは、このcourtは何となく想像はつきますが、
「災難などを自ら招く」という意味でした。





 
図書館にリクエストしていたスティーブン・キングの"The Dead Zone" が届きました。
できればハードカバーをとお願いしてみましたが、県内の図書館にはペーパーバックしかなかったそうです。

紙の本だと昼間限定の読書になりそうだけど、2週間の期限付きだからがんばって読みます。



 
そんなわけで、読みかけの"The Stand" はまたちょっと後回し。

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久々に 牧師館の殺人 

2024年07月10日 | アガサ・クリスティ
 
これはスリラーだと思って読んでいたんですが、ロマンス8,スリラー2、くらいの感じでした。

スリラーの方がどう決着するのかが気になって、後半ロマンス部分はかなり飛ばして読んじゃいました。




 
最後に読んでからだいぶたっているので、クリスティの「牧師館の殺人」読み始めました。

長編では、これがミス・マープルのデビュー作になります。

今ではシャーロック・ホームズ、エルキュール・ポワロと肩を並べるほど知名度の高いミス・マープルですが、学生時代に初めてミス・マープルの作品を読んだ時の印象ってどんな感じだったかなあ。
もう昔過ぎて、思い出せない。



 
クリスティを読み始めたけど、SFも読みたい気分。

1ドル本なので、これも読んでみようかな。



 
気になっていたこの本。1ドル本ではないけどやっと安くなりました。
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