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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

タレント事務所FLORA

2024年09月20日 | 環境システム科
先日、学校見学にやってきた中学生。
残念ながら彼らが目にしたのはミストでもなく、新しい実験でもなく
スウェーデン土産のバイキングの帽子をかぶっての撮影会でした。
これにはもう言い訳がききません。どうしましょう。
さてこの時に撮影した映像がこれ。
10人分が、いろいろポーズをとったのでこんな数になりました。
昔のフィルム時代、農業クラブでは1枚1枚を引き伸ばしプリントせずに
6コマの長いネガそのままをプリントにして保存していました。
このほうが省スペース安上がりだからです。
当時はラッシュと言いましたが、
今でいうサムネイル見たいな役割です。
さて今後、この中から各タレントのどの笑顔を使おうか検討会となります。
タレントが多いFLORA事務所。
まもなくバイキングFLORA オールスターズが完成します。
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ビビットカラー

2024年09月20日 | 環境システム科
色相環をご存知でしょうか。
名前の通り色を環状(輪状)に配置したもので、色を体系化するときに用いる方法のひとつです。
色は光の波長の違いによって赤、橙、黄、緑、青、紫というように連続的に変化します。
簡単にいえばこれを連続的に円環状にしたものを色相環というのです。
色相環では、ある色の周辺にあるものが同系色、
その180度反対側にあるものを反対色とか補色といいます。
落ち着いた雰囲気を作るには同系色、元気で強烈なビビットカラーは反対色というように
これは配色には欠かせない知識で、
デザイナーなファッション関係の方なら皆さんご存知だと思います。
さてこれは先週、Jr.が播種したカブ。とうとう芽が出てきました。
左は培養土から出てきたカブの双葉。黒に緑は落ち着きます。
ところが右をご覧ください。これは中国の砂漠の砂ですが色はオレンジ。
そこに鮮やかな緑の葉。とんでもなく気持ち悪い配色だとは思いませんか。
オレンジの反対色は青。緑はその隣なので
こんなにも強烈な個性的な色合いになったのだと思われます。
でもFLORAの興味は色もありますが、やはり育つかどうか。
先日の雨で微細な砂が粘土のようになっています。
そういえば2022年のFLORA HUNTERSは沖縄に渡り、
赤土の流出抑制活動をしましたがその時もこんな色でした。
これから1ヶ月、毎日が興味津々です。
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ほんまでっか

2024年09月19日 | 環境システム科
先日、東京大学で開催された環境系の学会に初めて参加し
いきなり大学生を抑えて最優秀を受賞してきた2年生3名。
地元新聞社2社の取材を受けています。
3年生の力を借りず、成果を出したことがよほど嬉しかったのか
記者さんの質問に饒舌に答えています。
聞き耳を立てていると、面白い話をしています。
彼らの研究を聞きたくて海外の方が説明を求めてやってきたとのこと。
あちらはカタコトの日本語で話してきたのだそうですが
3人いわく、こちらもカタコトの英語で説明したというのです。
ちょうどこの時、会場を留守にしていたので
彼らの証言がほんとか嘘かわかりませんが、
3人揃って楽しそうに答えているので、どうやら間違いないようです。
実はこの3人の長所は、引っ込み思案ではなくグイグイ前に行けること、
そして個人的に英語に興味があり、検定の勉強をし初めていること。
3人の良さが良い方向に転がったようです。
さて積極さは持って生まれたものですが、英語は独学で勉強しているとのこと。
試験は冬だそうですが、独学で大丈夫なのでしょうか。不安です。
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カスタマイズ

2024年09月19日 | 環境システム科
この白いプラスチックのカゴのようなものは
水耕栽培で苗を植え付ける容器。
土の代わりにスポンジを充填し、
ここに播種したり苗を植えつけたりします。
かごには直径や深さなどが違ういろいろなタイプがあります。
FLORAはミスト栽培を行う際は、適当なサイズのものを購入して
その直径にピッタリのホイール型の刃をドリルに取り付けて
容器の蓋に穴を開け使っています。
さて今日は全員で取り組むミストダービー。
今日の出番は3年生です。
今回の栽培は種子からではなく幼苗からなので
かごの底から根を出せるようにしておかなければなりません。
そんなことからペンチで穴を開けているのです。
このように水耕栽培もミスト栽培もカスタマイズは当たり前なのです。
2年生は来週スタート。いよいよ秋のFLORAダービーの開始です。
ちなみに3年生の7名中2名が本日就職試験。
でも大丈夫。きっと誰かがカバーしてくれるはずです。
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最後はホウレンソウ

2024年09月18日 | 環境システム科
まもなく最後のミスト栽培を決行するFLORA HUNTERS。
選んだ作物は定番のリーフレタスとサンチュ。いずれもレタスの仲間です。
サンチュはまだミストで栽培したことはありませんが
おそらく問題なく栽培できると考えています。
しかし結果がわかっている作物を育てるのは、どうもFLORAは苦手。
ついつい何かチャレンジしたくなる悪い癖があります。
そんな遊び心で選んだのはホウレンソウ。
ホウレンソウはレタス以上にみんなに食べられる野菜。
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」でも
みんな栽培したくなります。でも思ったより難しいのもホウレンソウ。
なぜなら15〜20℃と冷涼な気候を好むため、
ニーズはあるものの暑い温室ではなかなか育てられず応えられていないのです。
残暑厳しいとはいえ、朝夕は既に適温内。
そこで10月上旬から栽培に挑戦する計画を立てています。
果たして湿気中根は出てくるのでしょうか。
結果が楽しみです。
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