プレイングマネージャーはスポンジ

2024年のFLORA HUNTERSの３年生は7名。
2009年にFLORAが結成されて3本指に入る大所帯です。
嬉しいことに、それぞれが競い合いながら研究を進めてきたので
北欧に行けるまでの大きな成果を挙げることができました。
さて3年生が引退すると残った2年生はたったの3名。
これは逆にFLORA史上最少人数です。
一人一研究はFLORAの流儀ではありますが、
これではお得意の畳みかける波状攻撃はできません。
ちょっと先行き不安なFLORAですが、その2年生が練習を開始しました。
それがポスター発表。初めて2年生だけで臨みます。
ストックホルムに行く前に、練習をしておくようにと
お願いしていたのでですが、果たしてどんな出来でしょう。
リーダーの女子が、まだまだだめだと話していましたが
発表を見せてもらうとびっくり。元気だし、上手に説明しています。
どうやらこれは真ん中に座るリーダーの指示。
写真を見てもわかるように同じ2年生ながら彼女は選手兼監督。
プレイングマネージャーで、男子に対して的確な指示を出しています。
また自分自身は質疑応答をすべて受けて立つようで
いろいろな視点から質問しても、そこそこ答えてくれます。
また驚くのは指摘したり教えてあげると、スポンジのようにどんどん吸収するのです。
磨けば光る可能性の持ち主。彼女は窮地のFLORAを救うかもしれません。

悲鳴が上がる報告会

一昨日の放課後、みんな進路や部活と忙しい中ですが
各々30分だけ時間を作って土肥実験室に集まりました。
それは数日前まで参加していた国際大会の報告会。
北欧に渡ったのはたった２人ですが、チーム一丸となって送り出しました。
だから２人もストックホルムの街や大会の様子をお礼とともに伝えたかったのです。
写真を解説しながら、しばしみんな北欧を旅した気分。
楽しそうにお菓子を食べながらおしゃべりしています。
お菓子は北欧のチョコ菓子。それに向こうのスーパーマーケットから
買ってきたジュースも提供されました。
最後にメンバーに手渡されたのはグミのようなお菓子。
同じメーカーのお菓子ですが、10人とも全員味が違います。
さっそくみんなで開けて食べ始めたら、誰かが悲鳴をあげます。
これが有名なリコリス（甘草）味。なんとも言えない風味。
なぜかストックホルムで見るグミの多くはこの味です。
でも口に合うのか美味しいという人もいます。
そんなこんなで報告会の最後は悲鳴で締めくくり。
それを見ていた2年生たち。次は私が買ってくると意気込んでいました。
青森の田舎の農業高校で行うスウェディッシュパーティー。
機会をくださった皆さんに感謝です。