花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

新旧並び立つ秋!

2024年09月12日 | 学校
このところ朝夕吹く風に涼しさを感じます。
南部町の祭りも終わり、どうやら秋風が吹き始めているようです。
さてストックホルムでのミッションも無事完了し
一息つきたいところですが、今週またまた
マスコミの取材や外部への対応がもとめられています。
しかし面白いことが起きています。
取材対象の半分は、昨年から今年の夏まで大暴れしたミスト栽培についてですが
残りの半分は別の研究なのです。例えば乾燥地の緑化を図る研究。
乾燥地に足りない水と養分を途上国で厄介者とされている
2種類の水で代替しようという取り組みです。
昨年の秋、メンバーの7つの研究成果をコンテストに応募しても良かったのですが
一気に公開しては共食い状態になるのは明白。
そこで意識的にテーマの半分はお預け。ほとんど公開していませんでした。
とはいっても、まったくコンクールに応募しないとやる気がなくなります。
そこでこの研究などは昨年1回だけ応募。しかしそれでも高評価で受賞しています。
今年は自粛解禁。晴れて堂々と全国のコンクールに応募したところなんとグランプリ。
封印されてきた能力をとうとう解放したのです。
この他にも、改良版泡農薬などいろいろな研究が徐々に評価されています。
戦いは秋から冬。つまり今は新旧交代の過渡期。
ともに並び立って競い合っています。
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初陣 ?

2024年09月12日 | 環境システム科
これがポスター発表を行うFLORA HUNTERSの2年生3人組。
どうやら同じ会場で発表していた進学校の生徒たちにミスト研究を説明しているようです。
なおこの学会はあまり大きくないようで、会場にいる聴衆者は限られています。
そんなことで会場にいると、つい他の発表者につかまり説明を聞くことになります。
しかし一生懸命、カラスの寝ぐらについて説明する女子などがいて
それはそれで楽しいものでした。
ポスター発表の時間は3時間余り。長丁場を乗り切った彼らはお疲れモード。
さっそく遅い昼食をとりに安田講堂に向かいました。
昼食後、みんなで表彰式がある夕方までのんびりしているとメールが届きます。
なんとポスター発表の投票で最優秀となったので
夕方18時からの表彰式に出席してほしいとの内容でした。
当初から別の受賞があり、表彰式に参加予定で1泊の旅程を組んでいたため
問題ありませんでしたが、もし受賞予定がなければ帰っていたかもしれません。
びっくりはまだ続きます。この受賞ポスターを
江東区で開催される「環境フェア」で掲示したいのでの寄贈してほしいというのです。
市民や子供たちが見るのだそうです。学校に帰ったら廊下に掲示しようと
考えていましたが、嬉しいお願いなのでもちろん喜んで差し上げました。
いろいろな意味でびっくりするFLORA2年生の初陣でした。
さて今日は地元の新聞社がFLORAの別の大会での活躍を取材されに来校します。
もしかしたら、この大会でのW受賞も取り上げてくれるかもしれません。
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