花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

川の活用

2022年11月13日 | 学校
岩手が源流の馬淵川は南部町などたくさんの市町村を通り
八戸市に流れ出ます。昔から鮭が遡上し、白鳥が越冬する川ですが
この川を利用した子供たちの環境学習がよく行われています。
例えば、サケ・マスふ化場の協力を得て行う採卵や稚魚放流の体験。
また水棲生物の調査なども行われます。
さらにカヌーという水辺のレジャー体験も人気のようです。
そういえば大昔、名農ではお隣の農業高校と川下り対決をしたことがあります。
当時、川下りのイベントがあったので、
お互いその大会に出場し、勝敗を競ったのです。
水産高校からライフジャケットを借用して、それは大掛かりに行い、
大会後は名農のグラウンドで昼食会や交流会をしたものです。
さて話は変わりますが、かつてラグビーで有名な
伏見工業高校が超小型の小水力発電装置を開発し
京都市内の水路に入れて自家発電する研究を見たことがあります。
小さな装置でお店や軒先に趣ある灯りを灯すアイデアは、とてもお洒落で
さすがは京都の工業高校と感心したものです。
刺激を受けたTEAM FLORA PHOTONICSでは
この馬淵川や町を流れるその支流に小水力発電装置を取り付けて
農業や生活に利用するアイデアを考えたことがあります。
しかしみんなの川とはいえ、水を使うにはいろいろ許可が必要らしく
実現が難しいことがわかり断念しました。
海のない南部町にとって馬淵川は大切な存在。
ときどき氾濫して困らせますが
これからもみんなできれいな川を守っていきたいものです。

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