花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Backyard

2024年04月07日 | 生物生産科
小売店舗や博物館などの施設で
お客様や来場者が立ち入らない場所をバックヤードといいます。
名農はもちろん教育施設ですが、
苗や農産物を販売することを考えると
商業施設という一面もあることになります。
なかでも地域の皆さんにとって大人気商品は春の野菜苗販売。
高品質の苗を求めて、お隣岩手県からくる方もいらっしゃいます。
今回、FLORA HUNTERSはその苗を生産している
名農農場部の野菜部門に、実験用の苗の管理をお願いしていました。
さて、いよいよ自作装置へ植え付けを行う日を向けたFLORAは
野菜苗を生産している育苗ハウスを訪問。
立派に育った苗をいただくことができました。
見渡すとまさに農場のバックヤード。
たくさんの苗が育っていました。
なかなかこのような舞台裏を紹介することがなかったのでとても新鮮。
メンバーたちも驚いていました。
いろいろご支援ありがとうございます。
皆さんの力を借りて世界に挑むFLORAです。
なおBackyardは、和製英語だそうです。
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気が気でない

2024年04月07日 | 研究
全員でミスト装置に苗を植え付けた2日後、
またまたFLORA HUNTERSは温室にやってきました。
なぜならミスト装置の不具合が多発し、萎れてた苗が出てきたから。
彼らは1人2台の装置を担当し、その組み立てから
養液つくり、さらに苗の植え付けを行ったので
自分の装置がどうなっているか気が気でないのです。
そこでみんなで装置をチェックすると不具合は20台中4台。
想像以上の数です。しかし泣いてはいられません。
装置が停止しているという連絡を受けると主任研究員の2人が
すぐに新しい装置に取り替えてくれます。
でも萎れた苗はもう元には戻りません。
数えてみると萎れた苗は、その数20株以上。
特に葉の薄いレタスはミストが故障するとすぐ水不足になるようです。
ちゃんと動いている装置は問題なく成長中。それだけに残念です。
しかしこんなこともあろうかと主任研究員は
必要数の何倍もの苗を農場の協力を得て育てていました。
そこで2人は活動が終わり、他のメンバーが帰った後
また温室に戻ってきて苗の植え替えを行っていました。
今日の気温は屋外で20℃超えの予報。
高温でまた萎れる苗が出てくるかもしれません。
落ち着くまでしばらくかかりそうです。
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