花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2024年5月問題

2024年04月14日 | 研究
環境研究班といえば、ほぼ毎年行っているのが水質分析。
今年の節水チームも取り組んでいます。
難点は時間がかかること。アンモニア態窒素なんか
1つのサンプルを測定するのに10分かかります。
今年のサンプルは10種類。間違いなく100分以上かかり
2時間続きの授業内では絶対終わりません。
これが毎週続くのですから大変です。
対策はメンバー全員で手分けしながら行うこと。
幸いアンモニア態窒素などは2個の測定装置を持っているので
うまくいけば時間が半分で済む可能性があるからです。
また多くのメンバーは昨年から行っているので扱いはお手の物。
スムーズに進められるはずです。しかし問題があります。
実は今年、名農は5月に体育祭があるのです。
もちろん恒例の野菜苗販売、地区分会、環境緑化の日も5月。
そのことごとくが測定日と重なっているのです。
そうなると5月は高校総体前の大切な時期ですが
放課後もしくは休日に出校して測定しなければなりません。
4月下旬は、すでに全員で休日出校して測定する日が1日あり
みんな覚悟を決めていますが、
もしかしたら5月は複数回さらにあるかもしれません。
早いもので4月も中旬。FLORA事務所では、5月を前にして
はまらないパズルのようなスケジュール調整に取り組んでいます。
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涙のリクエスト

2024年04月14日 | 研究
これは昨年の夏のFLORA。
東京で開催された初めての校外大会。それも規模の大きな全国大会です。
野菜班と一緒に出場しましたが、とても楽しかったようです。
よほど思い出に残ったのか、FLORA事務所に寄せられるのは
また今年も出場したいというリクエストの声。
そこで検討の結果、今年はミスト栽培で挑戦することにし
先日さっそく2年生と一緒にエントリーしました。
大会は8月上旬。選ばれたら東京で大暴れできます。
すると国際大会に出場する2人も出たいと言い出しました。
国際大会で大忙しのはず。変な病気になっても困るので
2人だけは学校居残り練習と考えていましたが、異論があるようです。
彼らは、たくさんの人と質疑応答できるので
絶対練習になるはずと言い張ります。
確かにその頃までにきちんと発表や質疑応答をこなせているのなら
度胸試しと本番同様の質問練習の場にできないわけではないので、
まったく意味がないとはいえません。
またこれが彼らのモチベーションを上げるのであれば
検討する価値があります。
まずは予選を突破したら考えてみましょう。
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3代目FLORA HUNTERS始動

2024年04月14日 | 環境システム科
7年ぶりに2年生と3年生の混成チームになったFLORA。
先日、3代目FLORA HUNTERSとなる2年生の初活動が行われました。
今年の2年生は3名。FLORA史上最も少ない人数です。
生徒数が少ないので仕方がありませんが、
今までのような厚みのある研究が難しくなるのは避けられません。
特別な対策はとりませんが、こんな時だからこそ
一人一研究というスタイルが効果を発揮すると信じています。
今年の2年生は3人いるので、テーマは3つ。
昨年の7テーマの半分以下ですが、先輩の研究をサポートすることもあり
応用することで、まだまだ濃い研究ができるはずです。
さてこれはある2年生の研究。環境システム科お得意の水耕栽培ですが
今まで取り組んだことのない危険な発想のテーマです。
活動初日となったこの日は、他の2名がサポートし、
なんとかまず1名の研究をスタートさせました。
今週は別の1名をみんなで始動させる予定。
少数精鋭で相互にスタートし合う新しいスタイルが生まれています。
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