日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

主人公はイエスさま

2009-11-22 07:51:45 | メッセージ
使徒言行録15章1~21節より

聖書教育では本日の聖書の個所から「話し合いをあきらめない教会」というテーマがつけられています。確かにそれは大事なことであります。が、ただがむしゃらに話し合いを続ければ結論が出る、というものではないでしょう。聖書はむなしい議論を避けなさいとアドバイスされていますが、人の考えは様々ですし、立場によって違いが生じてしまいます。
そこで、教会が大切にしなければならないことは何か。それを今日の個所は私たちに示しています。それは、そこに集まった使徒や長老、パウロ、バルナバらが、「自分たちの思いによるのではなく神さまのみ心が何であるのか。どこにあるのか」ということを最優先されるべきこととして、求め、確認したそのことであります。
それを使徒ペトロの言葉から聞くことができます。8節「人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、彼らをも受け入れられたことを証明なさったのです。」9節「また、(神は)彼らの心を信仰によって清め、わたしたちと彼らの間に何の差別もなさいませんでした。」11節「わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、それは彼ら異邦人も同じことです。」
如何でしょうか。つまりペトロの語るそのどれも、「神」がどこまでも主語であり、主イエスの救いに帰結しています。このことが、エルサレム教会会議において最も大切にされるべきこととして確認されたのです。彼らがなしたことは、「主はこうなさった」「神はこのように導いておられる」という出来事に目を向け、証しすることでした。
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