日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

不思議な出会いと救いⅡ

2009-11-08 07:31:30 | メッセージ
聖書 使徒言行録9章1節~22節より (抜粋)

 先週は、松井選手の大活躍でニューヨークヤンキースが大リーグ優勝へ導かれ、ご自身もMVP最優秀選手に選ばれるという大きなニュースがあり、とてもうれしくされました。今シーズンも当初から故障の影響で活躍もできず、移籍話なども出され、本当に苦しい日々が続いてきたようですが。先日優勝した時の「どんな時も野球がしたい、つらい時はなかった」というその言葉に、野球に対する松井選手の思いを改めて知らされました。
 
 本日は熱心なユダヤ教徒であったサウロが、復活の主、メシヤなるイエス・キリストに出会って救われてから180度方向転換がなされ、イエス・キリストの福音を伝える使者となっていくのであります。それは喜びと共に苦難の始まりでもありました。使徒となったパウロはクリスチャンたちから不信を持たれ、ユダヤ教徒たちからは裏切り者だと恨みや憎しみを買いました。彼の伝道者としての生涯は、ユダヤ人から39の鞭を受けたことが5度。ローマの残虐な鞭が3度。石で打たれたのが1度。難船したことが3度。川の難、盗賊の難、同族から受ける難、都会の難、荒野の難、偽兄弟の難、飢え、渇き、寒さに凍え、裸でいた経験。そんな生涯でした。しかしそのような苦難の中で、Ⅱコリント4:8「わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらない、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために」と言い、生涯をかけてキリストの福音を伝える働きを全うしました。心身共に疲れ果て、生傷の絶えないような中においても、Ⅰテサロニケ5:16「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことに感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」と勧めをなした使徒パウロ。松井選手ではありませんが、どんな時でも福音を伝えたい。何があっても福音を伝えずにはいられない。なぜなら「自分はキリスト・イエスに捕えられているからです」。フィリピ3:12の彼の言葉ですが、今日そんなパウロのスピリットとその原点を聖書から受けていきたいと願っております。
 Ⅱコリント9:23「福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです」。
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