日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

巻頭言

2008-01-27 08:16:44 | メッセージ
「信仰のきずな」 M・Y(総務委員)

「現在の教会には新生の体験の証詞の出来ぬ人が大勢居る」J・ターナーが「バプテストの嗣業」の中で述べている。続けて彼は「教会とクラブとを混同し、教会員となる為に霊的経験を要求することは必ずしも厳格に守られてはいない。教会員の増加することに熱心な余り、この規準を低下することが度々行われてきた。」彼の言説には信仰者の核心にせまるものがある。
大阪バプテスト教会は伝道開始して58歳で、あと2年で丁度還暦を迎える。ある教会で教会員が牧師に「最近体調が悪いので、教会に行けません」と言った時に、「それは、あなたに信仰がないからです」と言われた。少々大胆すぎる答えに聞こえるかもしれないが、普段からその人を深く知り、信頼の絆で結ばれていないと、とても言えない言葉であります。しかし牧師の言葉を聴いてその人は、自分の信仰生活の乱れが体調にも及んでいると悟ったといいます。礼拝を生活の中心に置くことで、からだの健康までも取り戻すことができたそうです。
大阪教会は58歳ですが、老けるのは早すぎると思います。目標と幻を持っている者には青年です。いろんな賜物をもち、それぞれの役割を分担して教会生活を送っていく上で、何が問われているのかを吟味してゆかないと「クラブ」になってしまいます。クラブになりさがるのは簡単です。「教会」という言葉はギリシャ語では「召し出された者」という意味があり、主のお召しに「応答」してゆく使命と責任が与えられています。まず、イエス・キリストとわたしとの関係が主日礼拝と祈祷会において「信仰のきずな」で結ばれていることを呼び起こしながら今年も、主を賛美する歓声を挙げて生きたいと願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪教会を会場に持たれる行事

2008-01-22 10:46:11 | お知らせ
①「バプテストのいろは」(関西地方教会連合教育委員会主催)
 
 日時 1月26日(土)午後1時~4時
 講師:梅田 環さん(岡山教会牧師)
 
 バプテスト教会とは何か。梅田環さん(岡山バプテスト教会牧師)のご講演と
 分かち合いの時をもちながら、共に学び合います。


②「2・11信教の自由を守る日」集会(関西地方教会連合社会委員会主催)
 
 日時 2月11日(休・日)午前10時半~午後12時半 
 
 講演 「戦時下における日本の教会と国家」
 
 講師  原 誠さん(同志社大学神学部教授)



       よき学びになると思い、ご案内致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巻頭言

2008-01-20 08:22:05 | メッセージ
 「1年を振り返って」  前総務・T・S
 
先日、BSニュースで1917年、当時のイギリス外相バルフォアのエルサレム訪問の記録映画が放映されました。アメリカを第一次世界大戦に参加させるための代償として、ユダヤ人のエルサレム帰還と建国を認める約束手形(所謂バルフォア宣言)を歓迎するものでした。それにしても当時のイスラエルの荒れ果てようは、なんと貧しいことだったでしょうか。
 イザヤ書56章1~8節は第Ⅲイザヤの書き出しとして、捕囚から解放されたイスラエルの民がそんなに豊かでないイスラエルで、宦官も、異邦人も、離散した同胞(ディアスポラ)も、主に連なり主に仕え安息日を守るとき、祈りの家に加えられると約束されています。
 先日、祈祷会の証しの中で、ある方が「救いは全人類のものであるというこの箇所が入信のきっかけになった」と聞かされ感動しました。祈祷会での聖書の学び・祈り・証しと交わりが大阪教会の土台形成に大きくつながっていると思います。これを踏まえての牧師の礼拝宣教が2007年度もなされ、教会形成の原動力になっています。
 愛されるために生まれた私達が、愛することのできる人へと変えられていく時、新たに光に照り出されていく人々と共に、大阪教会は新しく造り替えられていきます。
昨年一年何とか健康が支えられ、祈祷会・礼拝に導かれたことに感謝し、後事を託した新役員と共に新生の途上にある大阪教会のために祈るものであります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巻頭言

2008-01-13 08:33:42 | お知らせ
 天王寺周辺を夜回りして 

先週水曜日の祈祷会後の夜と木曜日の早朝、有志で教会周辺で野宿される方々の現況を知るために歩いてまわりました。4箇所で42人の方々が簡易テント、段ボール、寝袋などで野宿されていました。その数は予想していたよりも少ないように思えました。天王寺公園ゲート前で野宿されている20人のうち、キャンプ用のテントを張っている方、大きな寝袋を身に着けて防寒対策をしている方もいました。天王寺駅前には8人の方が段ボールの中で夜を越されていました。アーケード街は数日前まで数人の方が段ボールで寝ておられたのですが、この日は1人も見ませんでした。また四天王寺の境内には14人の方々がテントなどを張って野宿されていました。南門が24時間開放されていて、自由に出入りができます。再び翌朝6時過ぎに行くと、境内から聞き慣れたラジオ体操の音が流れ、近隣町内の方々がざっと50人はいたかと思いますが、ラジオ体操をしていらっしゃいました。すでに野宿されていた方々の姿はそこにありません。辺りもすっかりきれいになっていました。事情は分かりませんが、お寺さんやご町内の方々は、野宿される人たちのことを知っていて、受け入れているのかも知れません。また、その日の午後、天王寺公園前でボランティア団体の方々による炊き出しが行われ、40人くらいの人たちが集まっていたということです。
 天王寺の町の様子も、ここ数年様々に変わっています。町がきれいになっているのも確かです。しかし、その背後で野宿生活を余儀なくされている方々が、町から追い出され、閉め出されているのなら、それは人道的にも見過ごせないことです。当面何ができるわけでもありまんが、まずは今後も状況を把握し、見守っていくことができればと願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巻頭言

2008-01-06 08:14:15 | メッセージ
「毎度、イエスさま」(元旦礼拝宣教要約)

大阪教会の2008年標語を、マタイ福音書28章20節「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」とのイエスさまのお言葉より、「毎度、イエスさま」にさせて頂きました。標語というより「主の慈しみに満ちた約束への応答」と言った方がよいのかも知れません。 私ども牧師一家も大阪に移り住んで4月で丸3年が経ちますが。大阪弁と言えば、いまだに「ぼちぼちでんな」「儲かりまっか」「大きに」「毎度」などと、そのような言葉がまず思い浮かびます。どれも商人の街大阪ならではの言葉でしょうが、それぞれに意味深く、味があります。その中で、「毎度」という言葉に不思議に惹かれるものを感じます。この「毎度」には、「ありがとう」という感謝の思いが込められていたり、「お疲れさま」と相手を労う時に使われたり、「お世話になります」と、これからもよろしくという挨拶の時に使われたり、又「えらいすみません」と、謝る時に使われたりもします。一見投げやりの言葉のようでありながら、決して一方通行ではない心と心を通わし合う時に用いる生きた言葉なのです。
 弟子たちが復活の主イエスとお会いしたのはエルサレムでなく、ガリラヤであったというところには意味があります。ガリラヤは殆どの弟子たちの出身地であり、そこで彼らは生活を営んでいました。それはつまり、復活の主イエスは、彼らの日常のあるガリラヤに顕れ、そこで彼らにお会いなさる、ということです。それは、主に従おうとする私どもにも大きな慰めとなり、恵みといえましょう。主イエスは、私どもの日常にあって、「毎度」とお声をかけ、共にあって、その路を導いていてくださるのです。私どももまた、その日常の中で、日毎に、事あるごとに、「毎度、イエスさま」と応答していく者でありたいと願います。インマヌエル2008
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀2008

2008-01-01 17:07:40 | お知らせ
「賢いおとめたちは、それぞれのともし火と一緒に、壺に油を入れて持っていた。」 (マタイ25章4節)

旧年は大阪教会ブログをご覧下さり、ありがとうございました。

今年も、教会のこと、聖書のこと、ニュースやトピックスなど、ぼちぼちで

すが記事を掲載していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、上記の聖句にありますように、この1年も、様々な出来事が待ち受

けているかも知れませんが、ともしびと油をいつも備えて、ともしびを絶

やすことなく、目をさましつつ、あゆんでまいりたいと願っております。

皆様にありましては、どうぞ、よき1年を神さまの守り、導きのもと、祝さ

れたあゆみとなりますよう、お祈りいたします。

             平 安   2008年 元日      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする