日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

神学校週間

2009-06-28 07:46:24 | 巻頭言
神学校週間を覚えて

神学校週間を迎えました。現在私たち日本バプテスト連盟の教派神学校は福岡にあります西南学院大学神学部です。他に地方連合などが支えて創設されている東京、九州のバプテスト神学校がございます。西南学院神学部と各バプテスト神学校の大きな違いは、西南の神学校は全日制であり仕事をしながら学ぶことができない点であります。生活資金をやりくりしながら学び、生活されている神学生の中には、家族、妻帯者のいる方々もおられます。
私は21歳の時でしたか、阿倍野にあります他教派の大阪キリスト教短大神学科での学びの道が開かれました。企業で3年働いたのですが退職金が出なかったので、車を売った50万円の資金をもって何も知らない大阪に来ました。そのお金を当面の生活費に当てました。当時キリスト教短大神学科には奨学金制度があり、2年間の授業料すべてが免除になるというものでした。しかもこれは他教派の私のようなバプテスト教会の学徒にも適応されたのです。大助かりでした。と言いますか、フリーメソジスト教団諸教会の兄姉の尊い献金によって支えられたという感謝の思いを今も大事にもっています。
又、2年間はキリスト教短大の元学長宅を開放くださった「神学科男子寮」で格安の寮費で生活できました。加えて生活費や高い神学書の本代などは日本育英会からの奨学金、大阪教会ひかり駐車場でのアルバイトでつないでいくことができ大変ありがたかったです。キリスト教短大神学科での2年間の学びの後、西南学院大学神学部に編入の道が与えられ4年間さらに学びました。私の場合、入学金などは必要でしたが、4年間の授業料と生活費支援という当時日本バプテスト連盟の奨学金制度によって支えられました。又、その他神学部の草刈や庭の手入れ、幼稚園での聖話のアルバイト、また母教会のシオン山教会、推薦教会の大阪教会、奉仕教会などによる奨学金によって、4年間の学びと生活は物心両面において支えられました。
 現在、西南学院大学神学部で学んでおられる神学生の方々には、生活費を補助する奨学金制度がありません。大変厳しい状況にあります。そういうことから全国壮年会連合がこの神学生の生活費補助に充当する第二種奨学金制度を再び起こしていくべく、働きかけが数年前から始まりました。神学校献金が主の働き人を生み出すという目的のために用いられていくことを覚えて、祈り、ささげてまいりましょう。主の山に備えあり。
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わたしはまことのぶどうの木

2009-06-21 08:25:55 | メッセージ
本日の宣教 「わたしはまことのぶどうの木」ヨハネ15:1~10より

イエスは言われます。4、5節、「ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことはできない。わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。」
枝は、実を結ぶために幹にしっかりとつながっていなければなりません。枝それ自体のうちに実を生み出す生命力を持ち合わせていないからです。枝は木にとどまる限りにおいて枝としての存在理由があります。枝が実を結ぶためには、木の幹からしっかりとそれに必要な養分や水分を得なければなりません。
花や野菜の栽培をする時に水やりをいたしますが。そんな時につい花や葉っぱの部分に水をかけたくなりますけれども、そんなことをすれば逆に花や葉は傷んでしまいます。ポイントは幹の根元に水を十分注いであげることです。豊かに実がなるためには、その根元の幹から枝が十分な水分と養分を受けることが不可欠であります。それらが枝に行き届けば、行き届くほどその枝は実りをつけます。「まことのぶどうの木である主イエス」に真実につながることによって初めて、豊かな実を主ご自身が結ばせてくださいます。そうでないと魂に必要な養分が行き届きませんから、おのずとその人の信仰は枯れ、廃れていく他ありません。
ここで押さえておかねばならないことは、農夫であるみ神は、枝である主の弟子たちを裁き、切捨てるためではなく、豊かに実を結ばせるところに、本来の御意志があるということです。そのみ神のご愛をしっかり心に留め、応えていきたいものです。
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ハートフェルト コンサートインOSAKA 公演 ご案内

2009-06-15 18:59:22 | イベント
   Heartfelt Concert

    ハートフェルトコンサート イン OSAKA 公演

             この川の流れる所では、すべてのものが生きている。

                       (エゼキエル47:9)

      心からの・・・心に触れるコンサート・・・         
      
       2009年は日本にとっても大変厳し年です。
      経済も政治も穏やかとは言えません。私たちの生活も困難が多く、
      その結果心まで蝕まれてしまいそうです。
      しかし、神様を信じ信仰を持つとき
      「外なるものは滅びても、内なるものは日々に新しくされて行く」
      (第2コリント4:16)と言えるのです。
      このコンサートは単に音楽を楽しむこと以上の深い喜びをもたらす
      ことでしょう。
      真夏の午後、心を癒す一滴の聖水となるでしょう・・・


 2009/8/22/(土)2:00pm 開演(開場 1:30pm) 
            
            前売りチケット 1000円(全席自由席)
                    (中高生500円)
             当日券もご用意しています。
 
出演者 小田彰(ゴスペルシンガー・独唱)
     
       田渕雅子(ピアニスト・ショパン)
     
       前田敦子(ピアニスト・タンブリンダンス・あかし)

       ベル・フィリア(ハンドベル クワイア)

       プレィジングリンク(ゴスペル クワイア)
     
         


 会 場  クレオ大阪中央
      
大阪市天王寺区上汐5-6-25 地図 http://www.creo-osaka.or.jp
*地下鉄谷町線「四天王寺夕陽ヶ丘」下車、一、二番出口から北東へ
                                 徒歩3分

 
主 催 ハートフェルトコンサート実行委員会
             (日本バプテスト大阪教会と近隣の協力教会他)
                                 
 
協 力 LIGHT HOUSE(ライトハウス)

 
チケット販売窓口 

日本バプテスト大阪教会 
電 話 06-6771-3865 FAX 06-6771-3867 メール obcs@nifty.com

大阪キリスト教書店 
     電話 06-6345-2928 FAX 06-6345-2187



  日本バプテスト大阪教会「音楽特別礼拝」のご案内
  
  日時 23日(日)午前10時30分~12時10分
  
  出演;小田彰先生(歌とメッセージ)、前田敦子さん(ピアノ・あかし)
              
               入場無料:自由献金あり
  
  こちらの集会にもどうぞご来会ください。
  

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8月22日(土)ハートフェルトコンサート・インOSAKA公演 ご案内

2009-06-15 18:02:09 | イベント
協 賛
 
 財団法人 日本バプテスト連盟医療団
  日本バプテスト病院・同看護専門学校

 神戸鈑金工業株式会社

 株式会社 大阪キリスト教書店

 千葉税理士事務所

 喫茶バルナバ

 日本バプテスト大阪教会ひかり駐車場


協力教会

 日本バプテスト連盟 シオンの丘教会

 日本バプテスト連盟 奈良キリスト教会   他35教会・団体
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不思議な導き

2009-06-14 08:32:13 | 巻頭言
 先週の火曜日の朝、夏のハートフェルトコンサートに向けて今後の先行きについて思い、祈りを抱いていたときでしたが。ご聖霊の働きと言いますか、力強い不思議な押し出しと導きを感じました。それは「今から、大阪オンヌリ教会と大阪中央バプテスト教会へ、伝道コンサートのアピールをしにおまえが行け」というものでした。まったく考えてもいなかったことです。が、すぐに電話をかけると、2つの教会から快いお返事を頂き、訪問することができたのです。それぞれの教会で1時間ずつ懇談と祈りの時が持てましたが、チラシだけでなくチケットまで預かってくださることになり、うれしかったです。さらに、大阪オンヌリ教会の李牧師は上本町にあるCGNテレビ(キリスト教放送局)大阪支局のスタッフに電話をかけて、ご紹介くださいました。その後、局まで足を運び、スタッフの方とお話ができ、何と8月に番組の中でコンサートの案内もしてくださることになりました、これまた感謝でした。
また、大阪中央バプテスト教会は昨年1度関西地方連合信徒大会の折に足を運びましたが、今回は伝道師と色々なお話をすることができました。この2つの教会の訪問をとおしてほんとうによき出会いが与えられ、貴重な発見がありました。たとえば、韓国の教会は「祈る教会」とよく言われますが、ほんとうによく祈っておられるということが分かりました。どちらも毎朝5時からの早天祈祷会が行われており、それが信徒一人ひとりの、又教会の霊的な力になっているということです。それともう一つ教えられたことですが、日本の教会ではどこも今子どもやジュニア世代、さらに30代40代が少ないと叫ばれ、課題となっていますが。この2つの教会はそれが当てはまらないと30代40代の夫婦とその子どもたちがしっかりと育つように教会カリキュラムが立てられ、実践されているということなども伺い、私自身大変教えられることがあり、すべて主の導きに感謝でした。本日は2人の兄姉が平野教会と関西黎明教会の礼拝に出席し、コンサートのアピールをしてくださっておられます。ほんとうに足を運んでみることで、多くの恵みや収穫が与えられます。(俊)
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主イエスの洗足

2009-06-07 20:48:09 | メッセージ
ヨハネ福音書13章1~15節

イエスさまの「この上なく愛し抜かれた」という言葉の力強さに圧倒されますが、この後イエスさまは、顔をかたくされて十字架の道へと進み行かれ、ご自分の時を成就したまうのです。その時を前にして、弟子たちへの圧倒的ご愛をもってイエスさまはたらいに水を汲み、弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでその足をおふきになったのでした。弟子たちへの遺言ともとれるお姿は、イエスさまの熱いメッセージでありました。
しかしそれは、そこにいた弟子たちにとって真に衝撃的な出来事となりました。なぜなら、この足を洗うという行為は当時最も身分の低い者であった奴隷や召し使いがなすものであったからです。それもユダヤ人の奴隷ではなくユダヤ人以外のいわゆる汚れていると称され、レッテルを貼られていた異邦人の奴隷に多くは課せられていたことであったようです。
この足を洗うという習慣はあまり今の日本に馴染みがないようにも思えますが、時代劇などを見ると、わらじで長旅をして宿に着く旅人に、たらいに湯と手ぬぐいが用意され、足を洗う場面を目にいたします。パレスチナの人々も荒れ野や乾いた地を草履(サンダル)で往来する中、足が砂埃にまみえ、さぞかし汚れることもあったのでしょう。足は体の部分で一番汚れやすいところです。
いと高き神の独り子なるイエスさまが、このように人のその一番汚れてしまうような部分にじかに触れ、その汚れを洗い流すことを自ら率先し、担われたのです。この主イエスの圧倒されるような愛の行為をまず覚えたいと思います。
さて、イエスさまは自分を裏切ろうとしていたイスカリオテのユダの足をも洗われました。この後、銀貨20枚でユダはイエスさまを売り渡します。このユダの裏切りを既にご存じであられたイエスさまが、それでもなおユダの足を洗われたというのは、私たちの通年や人間的な思いを超えているように思えます。
しかしどうでしょうか。ユダだけが特別に罪に汚れていたのでしょうか。他の11人の弟子たちは清廉潔白で罪など一つもなかったといえたでしょうか。いいえそうではありません。この後、イエスさまは不当にも逮捕され官憲に引き渡されていくのでありますが、他の多くの弟子たちはそのイエスさまを見捨てるように、自分の身を守るため逃げ去って行きました。愛弟子であったペトロも然り。彼も最後にはイエスさまのことを知らないと、その関係を3度も否認しました。
イスカリオテのユダだけが特別な罪をもち、罪に汚れていたように思いがちですが、他の弟子たちもまた、弱さのゆえに罪に汚れし者であるということが示されています。つまり、ここにイエスさまがすべての弟子たちの足を洗うという必然があったのです。弟子たちは皆それぞれに、その誰もがイエスさまから足を洗って戴き、その一番汚れている部分を洗い流してもらったという経験が必要であったのです。
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