巻頭言

　関西地方連合信徒大会に参加して　　Ｔ・Ｓ

9月17日（休・月）神戸教会において「信徒大会」が教会・伝道所から
125名が集まり行われた。宣教研究所所長の濱野道雄師より「数によらない教会の評価」と題した講演があり、午後からは７つの分団に分かれて講演をもとにした話し合いの時が持たれた。
講演では、教会の評価という時、それぞれの教会で、ものさしの価値観は違うということであった。人数の多い、少ないということが良し悪しではなく、その教会がどういった宣教のビジョンや使命をもっているのかが大事で、基となるものとして、「十字架」「平和」「バプテスト」を濱野師は掲げられた。
講演の中で、「バプテストは人間の組織が作り出したものに従わない」というようなことをおっしゃられた言葉が、心に響いた。
分団を通して、バプテスト教会の各個教会・自主独立というスタンスは大事なことだが、その殻にだけ閉じこもるのなら、自分たちの思いだけで満足し、孤立した教会になってしまう。身近な近隣の教会との交流や学び合いを試みることによって、自分の教会の姿を新に見ることができる。そういう出来事を「教会の評価」という言葉で言い表すことができると思った。
信徒大会がそういったきっかけ、又そういった具体をもった喜びの場となるよう、もっと子どもや牧師夫妻や役員以外の人が集えるような場になるよう、期待したい。　

巻頭言

これからの行事日程 【９月～１２月】

９月２３日（日）　敬老感謝礼拝
　 　２４日（月・休）大阪教会バザー（世界祈祷献金のため）
　　 ３０日（日）　さんび礼拝（ゴスペル・ワーシップソング）
１０月１４日（日）　 役員選出総会
　 ２１日（日）　　特別伝道集会　講師：井置利男牧師（東大阪教会）
１１月 ４日（日） 転入会あかし（２名予定）
　　　１１日（日）　 こども成長感謝・バプテスト福祉デー
　　　２５日（日）　 世界祈祷週間礼拝
１２月２３日（日）　 クリスマス礼拝・祝会
　　　２４日（休・月）キャンドルサービス
　　　３０日（日）　 歳晩主日さんび＆あかしの礼拝

２００７年も３ヶ月半となりました。以上の教会行事が予定されています。また、現在様々な問題や課題を抱えている兄弟姉妹がおられます。
年間テーマ「祈りのスクラムを組んで」、共に励まし、とりなし合いつつ、歩んでまいりましょう。「いつも喜び、絶えず祈り、すべて感謝」して。

交換講壇

９月９日の礼拝は、平野教会の中村尚子牧師が交換講壇で宣教奉仕された。

平野教会の近況　　中村尚子牧師

このたびは交換講壇でお交わりをすることができ、主に感謝します。
ここで少し、平野教会の近況をお知らせいたします。
　昨年秋の特別伝道集会以来、不思議と新しい方々が次々と教会につながるようになりました。特に若者たちが職場の仲間や友人を連れてきて、午後も集まって夕方まで話をしたり、一緒に賛美の練習をしたりしています。９月２日の宣教33周年記念礼拝には、若者のゴスペルチームと、アンサンブルサージュヒラノ（リコーダーグループ）の演奏がありましたが、随所で新しい方々が活躍しています。また、秋以降、４月に２人、９月２日に２人とバプテスマが続きました。今後、新しい方々と共に、神さまの息吹である新しい風の吹く教会として、平野教会がリフレッシュすることを願っています。
　一昨年には教会前の掲示板をリニューアルしましたが、教会堂建築以来20数年使用していた電光看板の寿命がきて、近々取り換えることになりました。地域の方々は意外とこういうところを見ておられるようです。果たして今回も宣伝効果があるでしょうか・・・。
　とにかく、教会行事に、地域活動（野宿者の方々のところへの夜回り活動、共同保育、昼食会など）に、地域の団体との交流にと、大忙しの教会です。たまにはお茶を飲みながら、ゆっくりひざをつきあわせて語らう時間がほしいというところが課題でしょうか。