日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

巻頭言

2007-01-30 17:06:30 | メッセージ
「支援とは」  

 先日、連盟ホームレス支援特別委員会の講演会が行われ、釜ヶ崎でアルコール依存症の方々の支援をしている「喜望の家」(日本福音ルーテル教会・釜ヶ崎ディアコニアセンター)の代表者である秋山仁師より貴重なお話を聞いた。
その後、フロアーから「アルコール依存症の場合、本人が底打ちしないと、底まで落ち気づかないと援助にならない、診らないという病院が殆どで、その「底打ち」は誰が、何によって判断するのか」という質問が出た。
 秋山師は「本人の主観」だと答えた。再度フロアーから「自分がどう思っているかで判断するのなら、自立支援法の「自立の意志のある者だけを助ける」という論理と変わらない。マルコ福音書で、悪霊につかれ墓場に住んでいた男が「ほっといてくれ、もう関わらんでくれ、私と何の関わりがあるのか」とイエスに言うが、イエスは「黙れ」と宣言した。イエスというのは、確かに手を出し過ぎてもいかん、お互い共依存の関係になってもいかんし、いろんなリスクは負うけども、一方で、本人がどう思っているかということを判断基準に底打ちを待つとしたら、底打ちしない人は死んでいってしまう。イエスにはなれないけど、やっぱり底打ち以前の段階、ああだこうだいって飲んでいる段階の野宿のおっちゃんに「黙れ」と言う瞬間があるんちゃうかな、関わることが大事やなと思う」という問いかけがなされた。こういうやり取りがあったが、強く心に残った。(俊)
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巻頭言

2007-01-15 09:43:13 | 教会案内
「人が集まり、、、元気をもらう」

 本日の週報を開きますと、今週は当教会を会場に関西地方連合拡大役委員会、連盟ホームレス支援委員会が行われます。2月は女性連合の研修会、2・11集会、関西地方連合定期総会、大阪キリスト教連合会一致祈祷集会などが当教会を会場に行われる予定です。ちなみに昨年は礼拝、祈祷会の他に、この大阪教会を会場にどれくらいの対外的な集会等が持たれたのかを週報を読み返して見てみると、定例的なものはハンドベル教室、絵画教室、自浄グループの会(OA)から、関西地方連合関係では、定期総会、社会委員会2・11集会・8・15集会、音楽研修会、壮年会神学校週間集会・総会、女性連合集会、青年会総会、少年少女会例会など実に多岐に亘っていました。これら諸集会のペースは今年も続きそうで、さらに昨年を上回るかも知れません。これは大阪教会が会場として様々な面で利便性がよく集まりやすいという理由もあるからなのでしょう。
 確かに、受け入れていく側もいろんな点で大変ですが、しかし様々な人が集まり、出会い、交流し合う場として用いられていること、それは大阪教会にとっても風通しをよくし、活性化され、元気をもらっているにちがいありません。(俊)
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