外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

中日ドラゴンズの快進撃

2009-08-08 19:16:40 | スポーツ全般
昨夜の楽しい会食の心地良い疲労感で熟睡して、今朝は、すっかり寝坊してしまいました。
夕方からは、家族と買い物に行く予定があったので、東伏見行きは明日に順延しました。


さて、中日ドラゴンズがWBCへの選手派遣を拒んで騒ぎとなったとき、私は「これで中日が次のペナントレースで優勝するようなことになったら、ややこしい事態となるだろうなあ」と思いました。

果たして、このところの中日は、優勝してもおかしくない勢いで快進撃しています。

そんな好調・中日ドラゴンズに対して、色々と周囲から雑音が出てきているそうです。

いわく「中日はWBCに選手を送らなかったのだから勝って当然」

あるいは「中日は卑怯だ」

廣岡達朗さんが、この件について、雑誌で次のようにお話しされています。

「WBCへ中日が選手を送らなかったことは、今振り返っても腹立たしい。ナショナル・フラッグを背負って戦うチームに戦力を提供するのは当然だ」
「しかし、今になって中日にケチをつけるのは、スポーツマンシップに悖る」
「何のペナルティを科さずに騒動に終止符を打ったのはプロ球界自身。中途半端な幕引きをするから、こんな雑音が出てくる」
「あの時に罰則を科していたら、今になって中日が急浮上してきても他チームは何も言えなかったはずだ。」

もっともなご指摘だと思います。

WBC出場選手が、ペナントレースに入って故障や不振で苦しんでいる現実もありますから、次回は、もっと多くのチームが戦力の提供を拒むこともあり得ると考えるべきでしょう。

プロ球界は、様々な記憶が新鮮なうちにきちんと反省すべき点を整理して、今から罰則などのルールづくりをしておくべきです。

例えば、ペナントレースにおける勝率計算の際に、WBCへの戦力提供を拒んだチームについては勝率を下方修正するという、一定のルールを設けておくというようなことです。

大会直前に泥縄で決めようとすると、色々なチーム事情への思惑が錯綜し、ろくな結果にならないと思いますから。


時間的な余裕があるときは、ちゃんと正論が通るもの。

騒動再発の芽を事前に摘んでおくことが大切だと思います。


ところで、9月15日(火)の午後4時から、廣岡達朗さんの講演が大隈講堂で行なわれるそうです。

平日なので聴講できる方は限られてしまうかも知れませんが、廣岡さんの鋭い舌鋒を生で楽しませていただく良い機会かと思います。
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