早スポに載っていない選手たちの様子を、一部ご紹介します。
先の全早慶戦に先発したOBの日野投手(明治安田生命)。
彼は、当初出場予定であった本田遊撃手(同じく明治安田生命)が足首を捻挫したために、急遽松山へ呼ばれました。
私が坊ちゃん球場の内野席に入場した時に、ネットの向こう側から日野くんが駆け寄ってきて、「今日は先発なんです。」と嬉しそうに挨拶してくれました。
「かなり張り切っているなあ」と感じましたのですが、ご存知のとおり日野くんは3回を投げて見事に無失点。
現役時代は、調子が良くてもなかなか登板の機会に恵まれなかった日野くんですが、卒業後に思わぬ形でチャンスが巡ってきて本当に良かったと思います。
同じくDHで先発出場したOBの生島選手(JR東日本)。
試合では、四死球で二回出塁して一番打者の務めを果たしました。
生島くんは、試合翌日に羽田へ戻って来た時にメールをくれまして、「本当に良い思いをさせてもらいました」と、自分を招いてくれた応武監督への感謝の思いを語ってくれました。
学生時代と同様、美しいバットスィングが光り、WASEDAのユニフォームがとても良く似合う生島くんでした。
ご当地選手として出場を果たした藤原選手(観音寺一高)。
最終学年ですから、喜びもひとしおだった様子です。
彼からのメールでは「実家から、両親や親戚が大勢観戦に来てくれました。久しぶりに四国で野球ができました」と大喜び。
当初帯同する予定だった三年生の学生コーチ・野崎くんと交替しての松山入りだったらしく、試合前の練習では内外野のノックのお手伝い。
生島くんの代走として途中出場して、打席も回ってきました。
あとは最後のリーグ戦で、一花咲かせてもらいたいと思います。