全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

コロナ禍で厳しい雇用環境

2021年03月17日 13時56分28秒 | その他

依然として厳しい雇用環境

3月2日、愛知労働局が発表した1月の有効求人倍率は、前月比同様の1.03倍で前月から0.04ポイント上昇しましたが、依然として全国平均の1.10倍を下回っており、雇用環境の厳しさが継続しています。また、上昇したと言っても、政府が1月に緊急事態宣言を再発令し、仕事を探す人が減った(ハローワークに行かなくなった)結果、倍率が上がった可能性があります。
 また厚生労働省は16日、感染拡大に関連する解雇や雇止めは見込みを含めて12日時点で累計95.925人だったと発表しました。年度末に近づくにつれ増加ペースが加速しており、3月に入って5.740人増え、産業別では最多の製造業が20,536人で2万人を突破したとしています。

 

なんでも電話相談会に8400件コール

愛知県労働組合総連合も参加して、2月20日に行われた「コロナ災害を乗り越える なんでも電話相談会」には、全国で8,400件、愛知は580件のコールがありました。3月2日の全労連電話相談も平日にもかかわらず44件の相談がありました。「派遣で12月で仕事がなくなった。次がない」「1月でガス会社を退職、仕事がない」「タクシー乗務員で1月15日から休業だが手当が出ない」「観光バスの運転手を30年、コロナで解雇」などです。
 雇用保険の受給者からは「もうすぐ受給が終了するがなかなか就職が決まらない。生活がどうなるか心配だ」との声も複数聞かれました。

困ったときの助け舟、電話相談ホットラインの活用を

1人で悩まずに誰かに相談してみることが大事です。全国労働組合総連合は(全労連)ホットラインを常時開設しています。

フリーダイヤル0120378060(午前10時から午後5時まで受け付けています)

又は全トヨタ労働組合08015568284までお願いします。(全トヨタ労働組合連合会と間違わないようにお願いします

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