全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

豊田章夫社長 なぜ!トヨタは不当行為を繰り返す

2019年09月22日 22時49分55秒 | トヨタ自動車
ヒトラーの雰囲気 
 
『今日皆さんがチラシを配っていましたが、取りたくても取れないんです。ごめんなさい。上の人たちが取らないようにと言うんです。同僚同士で監視しています。なん何なんでしょうねこの有様は、ハラスメントですよ』 これはATUのブログにコメントをいただいたものです。
 ATUは9月16日(月)トヨタ堤工場門前と9月19日(木)トヨタ高岡工場門前にて、機関紙33号を配布しました。従業員の目つきであったり態度からして、これまでの雰囲気と随分違っていました。
 そして相変わらず、いつもいない門前に守衛さんが立っており、後ろに手を組んでいました。おかしいなと思って確認に行ったら、受け取った人の数を数えるためにカウント機器を持っていました。さらにボイスまで持っていたのです。
 この行為は明らかに、労働組合に対する敵対意識から来るものであり尋常ではありません。ご承知のように労働組合は憲法等で認められていて、組合をつくること、会社と争いをすること、交渉をすることは認められています。それを拒むと「不当労働行為」として会社は処罰を受けることになります。

敵対扱いされる筋合いはない 
 組織に介入できる組合は何をやってもおとがめなしだが、ATUは組織外として、団体交渉はやるが、それ以外は何一つ認めようとせず、敵対関係とみなすトヨタ企業です。だから「コメント」にあるような行為が起こります。
 今回の機関紙のメインは、法律で「ハラスメント規正法」がつくられて企業に義務づけられました。すべての企業から「ハラスメント」を無くそうと呼びかけています。具体的問題として、アイシン精機(本社刈谷市、トヨタ系)の女子社員が上司に公私ともにセクハラを受けていたことを告発して、労使交渉をしている記事を載せています。(ブログ記事を参照ください)

労働組合を敵視することは市民を敵視するもの
 トヨタ自動車の行為は陰湿と言うだけでなく、明確な法律に違反していることを平然と行っているのです。このところ不祥事続きのトヨタですが対応が早いです。なぜなら法律に反している行為が世間に知られると困るからです。なのに労働組合に対する不当行為は平然と行うのは世間に知られないからでしょうか。ばれなければ良しとするトヨタの態度を改めるよう9月22日付けで「抗議書」を豊田章夫社長に郵送しました。
 皆さんに情報をお寄せいただいて、トヨタの理不尽さを世間に知らしめましょう。そしてまともな企業にしましょう。
コメント (2)
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