全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタ紡織の子会社 TBコーポレートサービス(株)を不当労働行為で訴える

2015年12月11日 09時13分50秒 | トヨタ紡織
 県労働委員会に「不当労働行為救済」申立て

 全トヨタ労働組合は、11月20日に愛知県労働委員会に「団体交渉拒否」問題で不当労働行為として救済を申立てを行いました。この程受理されて、来年の1月13日に第1回「調査」が行われることが決定しました。
 TBコーポとは、今年7回の団体交渉を開催してきましたが、夏季と冬季の一時金要求交渉をまともに受ける態度が示されないので警告を発してきました。これまで会社は夏季一時金の団体交渉はやらずじまいで、10月になってから会社は一時金の支払い説明をするなどのお粗末ぶりです。冬季一時金についても、10月下旬に団交申し入れをしているのに、会社は12月4日に団交を開催すると通告してきました。要求の趣旨をまったく理解していない経営陣の無能ぶりに呆れるばかりです。
 会社の規定では12月10日が冬季一時金の支払い日になっているのに、それに間に合わせて妥結しょうと考えれば、12月4日の団体交渉はありえないでしょう。この会社はまともと言えません。
 TBコーポは、6月の6回団体交渉開催申し入れ当時から「会社の交渉員の都合がつかないために」を口実に、団体交渉を執拗に引き延ばすようになりました。当組合は、労使間で必要以上の争いを避けるよう再々にわたって忠告をし、正常な労使関係を求めてきました。しかし、会社は最初の団交から女性弁護士を代理人に立ててきました。企業内の問題解決に会社の代表として常務が出席をしていますから事足りるはずです。
 法律から学ばない不法労働行為には徹底的にたたかい、世論に訴えて労働組合の社会的発言力を高めていく必要があると思います。困っている労働者がおれば救いの手を差し伸べともに成長していく存在になりたいものです。
コメント (4)
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