全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

犯罪を指揮しているのは誰だ

2015年06月15日 20時58分52秒 | トヨタ自動車
罪意識を持って犯罪を犯すもの 
 物陰に隠れて監視している二人の犯罪人は誰だ、6月15日にトヨタ自動車株式会社の工場門前で、当組合の機関誌26号を配布しているときの出来事です。午後5時に配布をし始めてから1時間後、日常立哨をしていないトヨタの警備員二人が社内から出てきて、配布者の目の前に立ち始めました。声をかけてもまったく反応がありません。黙秘を使うよう訓練されているようです。あまりにも二人は仁王立ちしているので、帰宅する従業員に笑顔で挨拶ぐらいしたほうがいいですよと教えてあげました。
 当組合は同じ場所で毎回機関紙を配布しているのでおなじみです。挨拶してくれる人、目で合図をしてくれる人、まったく無視をする人などがいて人間模様がうかがわれて大変面白いです。日本は法冶国家ですから、違反しない限り機関紙配布でも自由にできるはずです。

犯罪を指揮する豊田社長 
 ところが世界のトヨタでは、それを許さない決まりがあるようです。過去にも私たちは幾度となく抗議文を豊田章男社長に出しています。それでも犯罪を指揮し当組合や従業員を監視する体制が作られているのです。監視している二人の社員に対して、正そうと近づいていくと姿をくらましました。やはり罪意識はあるようです。社長さん世界のトヨタのブランドに傷をつけていますよ。

フィリピントヨタ労組員の237名の首切りを一日も早く解決せよ!
 フィリピントヨタ社で14年前に起きた首切り争議がいまだに解決せず、トヨタの信用を落としています。フィリピン政府や日本政府も早期解決のために動いているにもかかわらず、トヨタ本社は現地のことであり本社に責任はないなどと無責任な態度を取ってきたことから長引いています。2003年11月にはILO・結社の自由委員会は組合側の主張を全面的に認めた勧告をしました。2004年3月にはOECD(多国籍企業)ガイドラインに提訴しました。2005年にはIMF(世界で2500万人組織)に支援を要請して、グローバルキャンペーンを展開しました。2009年にはILO調査団がフィリピンに入るなどしています。

要はトヨタ自動車は今でも、人権・主義主張・国籍などを差別し、半労働者的主義を社是としているのです。皆さんこのことを世界に知らしめてください。
コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする