全トヨタ労働組合(ATU)

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AKK吉田裁判(地位保全・賠償)開かれました

2014年05月13日 22時17分03秒 | Weblog
 5月13日午前10時から、名古屋地裁にて裁判が開かれました。今回の裁判は、3月18日に判決が下った労災認定裁判の後だけに注目された裁判でした。本来なら判決が確定しておれば、当然AKKとの雇用関係は成立することになり、休職満了による退職は無効となります。
 ところが、ブログでもお知らせしていますように、会社は国の決定(控訴せず確定)を超えて補助参加をし控訴したため現在高裁で取り扱いが協議されているところです。
 本日の地位保全・賠償裁判では、労災裁判の成り行きを見て進められてきましたが、新しい裁判官は、一定の方向が出ているので、成り行きを見て進めるのではなく、主体性を持って進めることを双方に確認をしていました。原告側は労災裁判の結果をまとめて早速「意見書」を提出しましたから、被告AKKが反論してくるものと思われます。次回の裁判は、6月24日(火)午前10時からです。

 本日は、裁判終了後愛知労働局を三度訪問して、ただちに補償手続きに入るよう要請すると同時に厚生労働省に面談できるようにコンタクトを取るよう要請をしました。
 さらに、午後6時半からアイシングループ企業の親会社、アイシン精機との団体交渉を行いましたので、そこでも親企業としての責任として、理不尽な態度をとるAKKに対して控訴を取り下げるよう指導することを要請しました。
 労災認定裁判が、高裁にて、正式に控訴が受理されることになればさらに一段高いところでの論戦になります。たとえそのようになれば、左手も認めさせるチャンスですから全力を挙げることになります。こんな理不尽な前例を作るわけにはいきません。全トヨタ労組は吉田氏を支えるために、皆さんとともにパワーアップします。よろしくお願いいたします。
コメント (32)
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