全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタ系ファインシンター春日井工場の職場の問題について

2009年10月15日 08時55分26秒 | Weblog
トヨタ系ファインシンター春日井工場の職場の問題について
名古屋北労働基準監督署と意見交換


全トヨタ労働組合(ATU)は労働者の為の、労働組合として、人権侵害や差別の是正、職場の労働安全衛生の向上、労働条件、処遇の改善に取り組んでいます。

先月9月25日、職場の各問題点について補強申告するとともに名古屋北労働基準監督署と意見交換をしてきました。
10月9日にその後ATUからの申告内容をどのように(株)ファインシンターに対して指導したかを確認に行きました。
名古屋北労働基準監督署にてY監督官と面談、ATUからは担当執行委員らが対応しました。
指導内容はいずれも文書で指導するとY監督官から説明がありました。
指導内容については以下の通りです。

1、熱中症の件について

熱中症の対策に付いては、WBGT測定器を用いて会社として測定するようにとの指導。指導内容については労働局(厚生労働省)の通達に基づいて指導する。

2、焼結炉の設備対策について(メンテナンス作業方法含む)

メンテ作業時など炉周辺の足場の確保、クレーンのレールの部分に対し強度確認したうえで指導。会社からどのようにやるのかどのようなスケジュールでやるのか報告をするように指導。監督官からは、もう一度、現場見て確認した上で順番に指導していくとの方針が示されました。

3、有機溶剤・二硫化炭素・硫黄について

数字的にも問題点がある事を確認した、適切な作業方法及び、設備などを改善してもらう内容としては、有機溶剤の直接吸引によって人体に影響が出る、健康障害が出る恐れのあるものは指導の対象、局所排気装置を取り付けるようにと指導。

4、減額特例の詳細については現在も、愛知労働局に確認中との回答がY監督官からありました。
コメント (3)
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