創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2006-08-19 17:28:59 | Weblog
墨遊 俳句


 短冊 Kの俳句書く

 「天道虫ドームに似たる羽根ひろげ」

  夏野菜の葉っぱに天道虫がとまっていた。
  やがて、硬いお椀のような甲の中央が割れて
  左右に大きく開き飛んでいった。ドームの
  屋根が開いたようだった。

 「奈良町の柱時計や夏を打つ」

  炎天下、奈良町を散策していると
  時を告げる音が聞こえた。資料館の古い大きな柱時計の
  懐かしい音色だった。一服の涼を感じた。

つまみ絵

2006-08-17 12:29:26 | Weblog
つまみ絵

色紙「秋地蔵」

地蔵シリーズ(春、夏、秋、冬地蔵)のうちの秋地蔵

お地蔵さんの胴体は綿を入れて、ふっくらさせました。

桔梗、すすき、赤とんぼ。

お地蔵さんの眉毛、鼻、口小さいけれど、みな丸つまみ。

お地蔵様の可愛らしさが出たでしょうか?

墨遊 俳画

2006-08-15 16:06:50 | Weblog
墨遊 俳画

色紙 「石榴」


 「 かまきりの鎌の動きや太極拳」Kの俳句

 近所の垣根の石榴の絵を描きました。

 庭の かまきりの動きがいかにも太極拳をしているようで

 ユーモラスです。

 

墨遊 俳句

2006-08-14 16:43:10 | Weblog
墨遊

俳句 Kの俳句二句書く

 「職退きて 妻とふたりの 蝉しぐれ」

  退職してはじめての夏の午後。妻とコーヒー
  を嗜んでいた。開け放った窓からは降るような
  蝉の大合唱。いのちの賛歌に我を忘れた一瞬。
  
  
 「旅に痩せ 戻れば胡瓜 太々し」

  一週間余りの旅から戻ってみると、菜園の胡瓜
  が太って長々と横たわっていた。
  こちらの体重は大分軽くなっていたのに。
  
  
   

表装作品集

2006-08-12 12:06:02 | Weblog

右はお参りに持参し朱印を頂いた絹布

「西国三十三箇所参りの掛け軸」

これまでは友人に頼まれて三十三箇所参りの軸を製作しておりましたが、自分の軸も製作してみたいと思いました。

毎月一回Kと一緒にお参りを始め、三十三ケ寺と高野山、善光寺をお参りして、ようやく一年半で満願となりました。

最初は階段の多い山道にふうふう、引き返したい気持ちになったりしましたがようやく慣れて、楽しくなった頃に終わりました。早速、軸装にして今日、今年のお盆に床の間に掛けることが出来ました。

 


表装作品集

2006-08-11 15:32:16 | Weblog
軸装

知り合いのY住職が書かれた書を軸装にしました。

幼友達のTさんは40年ほどアメリカに住んでいて、
大学で日本語の先生を最近までしていました。
彼女が拙宅に遊びにやって来た時、この軸をおみやげに
さしあげました。

8年ほど前、アメリカの友人の家を訪ねた時、壁に掛けてありました。
懐かしい再会でした。