墨遊 俳句
短冊 Kの俳句書く
「天道虫ドームに似たる羽根ひろげ」
夏野菜の葉っぱに天道虫がとまっていた。
やがて、硬いお椀のような甲の中央が割れて
左右に大きく開き飛んでいった。ドームの
屋根が開いたようだった。
「奈良町の柱時計や夏を打つ」
炎天下、奈良町を散策していると
時を告げる音が聞こえた。資料館の古い大きな柱時計の
懐かしい音色だった。一服の涼を感じた。
短冊 Kの俳句書く
「天道虫ドームに似たる羽根ひろげ」
夏野菜の葉っぱに天道虫がとまっていた。
やがて、硬いお椀のような甲の中央が割れて
左右に大きく開き飛んでいった。ドームの
屋根が開いたようだった。
「奈良町の柱時計や夏を打つ」
炎天下、奈良町を散策していると
時を告げる音が聞こえた。資料館の古い大きな柱時計の
懐かしい音色だった。一服の涼を感じた。