これは非常に変わった種類の日食であった。一般的に太陽を食するのは地球の月である。しかし、2012年に、惑星金星がそれに代った。月による日食のように金星が太陽と並んだとき、金星の面は、継続して薄い三日月になった。最終的に並びは完全になり、金星の面はゼロに落ちた。金星の暗い部分は我々の親星を横断した。この状況は、極度に大きな火のリングとともに、技術的には金星の金環食と分類されるかもしれない。ここに、掩蔽の間に撮られた太陽が、地球軌道を周っているソーラーダイナミクス天文台(SDO)によって、コロナホールと一致する右側の暗い領域と共に、3色の紫外線光で撮られた。金星がその軌道に留まった何時間か後に、薄い三日月形の相が再び現れた。次の太陽面を横断する金星の通過は2117年に起きるだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 金星は太陽面の左上に黒い球として小さく見えています。上のリンクで表示されるイメージにカーソルを当てると注釈を見ることができます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<火星探査>
今日のテーマ: イオス・カズマの大きな新しい地滑り (リコネッサンス)
ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。