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8月9日: XMMニュートンのX線検出能力

2019年08月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージ全体の紫の線と染みは、2000年から2017年までの間に、ヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートンによってX線で撮られた計画外の産物である。このイメージは、XMMニュートンのX線源の、2018年5月に公開された 3XMM-DR8 と名付けられたカタログに基づいている。このカタログは、2000年2月3日と2017年11月30日の間の、非常にかすかな源および急速な強い変化を検出した、XMMニュートンのヨーロッパ光子画像カメラ(EPIC)による 10,242 の観測から得られた 0.2~12 keV のエネルギー範囲の源を示している。XMMニュートンは1999年以降地球を周り、ブラックホール、星の風、パルサー、中性子星など、高エネルギーの現象から来るX線を調査してきた。空全域の源のパターンはランダムに見えるが、いくつかの構造がここに見られる。卵形は宇宙全体を、中央のラインはミルキーウェイ銀河の平面を、中央の大きな塊は銀河の核を示している。全天のイメージと大きなスケールでの宇宙のデータは、宇宙に関する調査において非常に貴重である。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 文章は要点のみ。X線は、ブラックホール、パルサー、中性子星などの、強力なエネルギーの源によって放出されます。このイメージは、そのような源が、宇宙にどのように分布しているかを示しています。


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