これは、広角カメラでとられた、複数時の照明マップである。これをつくるために、月調査軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)は、6太陰日(地球で6ヵ月)にわたって、月の南極に中心を置いたエリアを、繰り返し、異なる角度から、 1,700 のイメージを集めた。その結果として生じたイメージが、太陽によって照らされた地表の、それぞれの場所のパーセンテージを表す、示されたマップをつくるために重ねられた。納得がいくように、影の中に残った、直径19キロメートルのシャクルトン・クレータのフロアが、マップの中央近くに見える。月の南極自体はクレータの縁のほぼ9時にある。月の南と北の極の近くのクレータ・フロアは永久の影の中に残り、一方、山々のトップはほとんど連続的に日光の中に残ることができる。将来の最前線に役立てるために、陰になったクレータフロアは水の氷の貯蔵所を提供し、一方、日の当たる山のトップは、太陽エネルギーを集める良い場所を提供するだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>:
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<火星探査>
今日のテーマ: アラム・カオスの鉱物学的多様性 (MRO)
ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。
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<お知らせ>: ハッブルの目録を含む記録などから、科学者達が、ビッグバン後僅か7億 5000 万年ごろの、ブラックホ―ルと思われるものを発見しました。 なお、この発見には「すばる望遠鏡」も参加しており、そちらから詳しい記事を読むことができます。
概要: ホームページの「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」
http://astronews.jp/hsta220413.htm#220413
詳細1: NASAの「ハッブル宇宙望遠鏡」サイト(英語)
https://hubblesite.org/contents/news-releases/2022/news-2022-019
詳細2: 「すばる望遠鏡」サイト(日本語)
https://subarutelescope.org/jp/results/2022/04/13/3049.html