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4月30日(土): テネリフェ島, カナリア諸島

2022年04月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションは、アフリカの北西海岸に位置する、スペインの カナリア諸島 で最大の テネリフ(Tenerife) の上に我々を連れて行く。カナリア諸島は、グラン・カナリア島、ランサローテ、ラパルマなどを含む八つの主な島から成っている。島の中央にあるテイデ(Teide)国立公園はユネスコ世界遺産であり、テイデ山を含んでいる。海底から 7500m のその高さは、世界で3番目の高い火山である。テイデは活火山であり、最新の噴火は、溶岩流が北海岸のガラチコの町と港の大部分を埋めた1909年に起きた。テネリフは、島の多様な地形とユニークな気象の要因のために、複数の小気候(局地の気象)を持っている。一年の大半を北東から吹く貿易風の影響を強く受け、島の北部やテイデ山の北の斜面に湿度と降水をもたらす。この効果は、植生を示す画像の濃い緑色ではっきりと見ることができる。この緑の帯はコロナ森林自然公園の境界に続いている。テネリフの住民の多くは海の数キロメートル以内の低い傾斜で生活し、他の住民は、北海岸の近くの、集中的に開拓された斜面に住んでいる。このイメージは2021年12月31日にとられた。

<出典>: 「今週のイメージ(Week_in_images_14_-_18_February_2022:ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: リンク先は非常に高精細なイメージです。なお、ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は一つのアドレスに複数の記事が掲載されます。リンク先から該当記事を探してください。

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