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11月9日: 天王星の極の光/お知らせ

2018年11月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

第15回ヨーロッパ宇宙気象週の初日に、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡からのこのイメージが、太陽系の外の領域、天王星のオーロラの驚異的な発生を示している。極の光(polar light)としても知られるオーロラは、地球ベースの天文学者達には比較的馴染みの宇宙気象であるが、太陽系の他の多くの惑星にも発見されている。地球での南北の光の視界は、赤、青、紫の驚くような色で空を塗った、明るい光の輝くシートと波紋を示している。これらの息をのむような光景は、僅か数百キロメートルまでの高度で、エネルギーに満ちた帯電粒子の流れが大部分は酸素と窒素の原子と分子と相互作用し、地球の大気の上層を叩いたときにつくられる。ハッブルは種々の機会に天王星でのオーロラを観測してきた。これらの観測はまた、科学者達に、天王星の磁極の位置を確かめ、惑星間ショックと呼ばれる太陽系を通して広がる二つを追う場を提供した。2017年に発表されたこのイメージは、ハッブルからの可視光線と紫外線の観測とNASAのボイジャー2号探査機からのデータ目録との結合によって、惑星の瑠璃色のディスクに対する僅かな白の片としてのオーロラを示している。1986年1月に天王星を、1989年8月に海王星をかすめて飛んだボイジャー2号は、太陽系で最も外部の惑星を訪ねた最初の宇宙船であった。NASAとヨーロッパ宇宙機関は、これらの二つの氷の巨人惑星を目標とする共同ミッションの可能性を調査している。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: この記事は大幅に要約しています。

<お知らせ>: 日本の貨物船「こうのとり7号(HTV-7)は、米国東部標準時水曜日午前11時51分(日本時間木曜日午前1時51分)に切離されました。 解放後、新しい小さな再突入カプセルが H-II 運搬船7(HTV-7)から展開されます。 この円錐形のカプセルは、高さ約60センチ幅約80センチで、研究者達への緊急配送のためにステーションから送り返す技術的な試みです。軌道脱出点火の後ハッチから放出され、パラシュートで日本の沖に着水する予定。 一方 HTV-7 宇宙船は、11月10日に南太平洋上で地球の大気を再突入し、安全に燃え尽きる予定です。以上詳細は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今(11月9日)」から。

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