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11月7日: 見逃された色を持つ太陽スペクトラム/お知らせ

2018年11月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽の光のある色が何故見逃されているかは未だ分かっていない。ここには、プリズムのような装置を通して太陽の光を通過するようにした、太陽の可視光線の全ての色がある。このスペクトラムはマクマス・ピアス(McMath-Pierce)太陽天文台(世界最大の太陽天文台、キットピーク国立天文台の一部)でつくられ、我々に白く見える太陽はほとんど全ての色の光を発するが、実際には黄緑色の光で最も明るく見えることを最初に示した。異なる種類のガスは異なる色の光を吸収するので、どんなガスが太陽を構成しているのかを決めることができる。例えば、ヘリウムは、1870年に最初に太陽スペクトルに発見され、後に地球でも発見された。今日、ほとんどのスペクトルの吸収線が特定されているが全てではない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 今夜11月8日午前1時半から国際宇宙ステーション貨物船「こうのとり」の切離し中継放送があります。詳細は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今(11月7日)」から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<参考>: ホームページでは、しばらくスピリッツ・オポツニティローバーが見た、火星の地上からの特徴的なイメージを連載します。時々は本コーナーにも引用しますが、全記事は「ホームページ」の特集「ローバーが見た火星」から。

 

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