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10月12日:赤外線のソンブレロ銀河

2015年10月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この浮いているリングは銀河の大きさである。実際に、それは、近くの銀河達、乙女座集団最大の銀河の一つ、写真映りのいいソンブレロ銀河または少なくともその一部分(右図)である。可視光線ではソンブレロ銀河の中央を隠すダストの暗い帯が赤外線の光で明るく輝いている。デジタル的に先鋭化されたこのイメージは赤外線の輝きを示し、軌道を周っているスピッツア宇宙望遠鏡で最近記録され、NASAのハッブル宇宙望遠鏡の可視光線でとられた既存のイメージ(参考:左図)の上に疑似カラーで重ねられた。

ソンブレロ銀河(M104)は差渡し約 50,000 光年、地球から 2,800 万光年に横たわっている。 M104 は小さな望遠鏡でも乙女座の方向に見ることができる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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