またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

高原鉄男の文庫本ブックカバー

2009-01-31 | ネコ
猫の顔にインパクトがあって気に入った。

色々な種類があったけれど、
「猫とコマイヌ」、「猫とタイ」にした。

コットンの手触りが何か懐かしい。

個人的にはイラストの脇に文字がないほうが好きだけれど
ネコのキャラクターとパッチワークの布が可愛くていいな。

本の厚さは1.5cmくらいまで無理なく使える。

最初に挟む本はもちろん、
大佛次郎の「猫のいる日々」、これだ!




はじめての味噌づくり

2009-01-24 | らっきょう・味噌・漬物
よーし今年はお味噌も自作してみよう!
ということで作り方など調べてみた。

大豆は、暇なとき・・・さんのおっしゃるように
無農薬で安いものを探してみたところ、
安曇野産のナカセンナリという品種を
手に入れることができた。

同じところで米麹も扱っていたので同梱してもらう。
さあ、これで準備万端。

~できあがり4kg分~

安曇野産ナカセンナリ:1kg(600円)
木箱で作られたコメ麹:870g(850円) 
塩:430g

種水:大豆の煮汁400cc、塩60g

圧力鍋:4.5L
両手鍋:3.5L

ポテトマッシャー
漬け樽:5.4L
重石:1kg
~~~~~~~~~~

味噌づくりでわかりやすい配合は
大豆1:米麹1:塩0.5 のようだが、
今回大豆を譲ってくださった方によると
この豆1kgにはこのくらいの米麹でいいとのこと。
なので870gが送られてきたのであった。

大豆は無農薬なので虫食いのものもある。
全体が変色したものは除いて、
多少の虫食いはそのまま使うことにした。

1日目:大豆を洗って2~3倍の水に漬けておく。塩麹を作る。

1kgの大豆は私にしてはけっこう多かった。
4.5Lサイズの圧力鍋に漬けておいて、
翌日そのまま加熱するつもりだったのだが
豆が入りきらないので鍋を2つに分けた。


米麹は分量の塩と、手でよく混ぜ合わせてサラサラにし、
冷蔵庫にしまっておく。

しっかり固まっているので意外に力がいった。

米麹のよい香りがして、脳裏にどぶろくがチラチラする。
にごり酒好きとしてはたまらない。

2日目:水煮開始。

圧力鍋に入れた大豆には落し蓋をし、
ふたをせず加熱して沸騰したら出てきた泡を丁寧にとる。
ある程度とれたら落し蓋の上に水がひたひたにはるくらいに
調整してから圧力鍋の蓋をし、20分加圧。
そのまま翌日まで放置。

両手鍋に入れた大豆はトロ火で気長に2~3時間煮た。
泡はこまめにとる。
大豆を指で挟んで簡単につぶれるようになったら
こちらも蓋をしたまま翌日までおく。

3日目:大豆をつぶして味噌を仕込む

一晩置いた豆は煮汁に色がついていた。
鍋を加熱し、沸騰寸前まで温める。


煮汁は他のボウルにでもよけておき、
大豆をポテトマッシャーでつぶす。
温めなおしたことで柔らかくなっており、つぶしやすい。


思ったより作業がはかどった。


圧力鍋と両手鍋とで、豆の煮あがりの色が変わっていた。
大豆をつぶすのを両手鍋で行なったため
下の画像では右奥のボウルが両手鍋で煮たもの、
両手鍋に入っているのが圧力鍋で煮た豆だ。

圧力鍋で煮た豆のほうが色が濃くなっている。なぜかしら。


種水として大豆の煮汁を400ccとる。


塩60gと混ぜる。このとき体温と同じくらいまで冷ましておく。


この種水を適度に用いながら、
塩麹とつぶした大豆を均一に混ぜ、
ハンバーグのたね程度の固さにする。

種水は全部使い切らなくてもいいみたい。


ボウルをいくつか併用しつつ
全てが均一に混ざるようにするのには少し手こずった。


ハンバーグのように、タネを両手のひらで投げあって
空気を抜きつつまとめ、桶の中に空気が入らないように
きっちりと詰めていく。

5.4Lの容器に余裕をもって入った。

表面に塩をパラパラとふり、ラップをぴっちり敷いて
落し蓋(皿)と重石をのせる。

重石はとりあえず1kgだけれど
もっと重くしたほうがいいかもしれない。

上から皿をぐっと押し込んだので、
ラップのふちにはみだしてきている味噌部分に塩をのせた。

この隙間部分からカビてくるらしいが
今後どうなるのか心配だ。
味噌樽にはこの上から蓋をした。


翌日、ふたをあけて中をのぞくと
茹でた大豆の甘い香りと米麹が混じって
とても美味しそうな香りがし、うっとりする。

しばらくはキッチンに置いてまめに様子をみよう。
一ヶ月くらいしたら切りかえしをする。

このまま夏を越し、10月頃には
食べられるものになるはずだけれど
はてさて、どうなるものやら。




しまなみレモンのネーブル、はるみ

2009-01-21 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨年11月に初めて注文してからというもの
レモンもみかんもありがたくリピートしてきたのだが
みかんは年内に売り切れ、私の在庫も尽きたので
今度はレモンとネーブルとはるみをお願いしてみた。

はるみは今までに買ったことないな。
というか食べるのも今回が初めてかも。

11月初旬に送られてきたときは緑色だったレモンも
年が明けてからは、きれいな黄色に変わっていた。

後列:11月に漬けた紅玉酒とレモン酒
前列:はるみ、ネーブル、レモン


はるみはデコポンの兄弟で、清見×ポンカンなのだそうだが
ひときわ群を抜いて大きい。

この大きさって…と思い当たるものがあって
冷蔵庫から出してきて比べてみた。

聘珍楼の肉まん(大)200gとほぼ同じ。

はるみの皮は厚いけれど簡単に手でむけて
中の袋(じょうのう)も柔らかく、口に残らないので
そのままパクパク食べられる。
ほどよい酸味で美味しい!
大きいみかんみたい。

ネーブルは包丁でむいたほうが食べやすかった。
こちらも香りと酸味が爽やかで美味しかった。

みかんが売り切れてさびしかったけれど
これでまたしばらく楽しめて嬉しいな。

みかんの皮は干してお風呂に入れている。

*

レモン酒と紅玉酒も味見してみた。
レモン酒が非常にすっきりさっぱり。
あまり苦味も強くないので飲みやすく、
香りがまた素晴らしかった。

紅玉はやや甘く、こちらもよい香りで美味しいけれど
私としてはレモン酒を追加で漬けておきたい。



源吉兆庵の吉方巻き

2009-01-15 | 市販のお菓子
いつも可愛い和菓子が並んでいる源吉兆庵で
気になるディスプレイを発見。

そういえば来月初めは節分だ。

思わず「恵方巻きをください」と言ってしまったが
この商品名は「吉方巻き」なのであった。


求肥、羊羹、白餡をスポンジと海苔で巻いてある。

海苔って!

そこはどうにもならなかったのかと思いつつ
ま、煎餅にも海苔を巻いたりするしね…と
はじっこを少し切って食べてみた。

スポンジがふわふわしているので
切ってしまうとたいへん海苔が剥がれやすくなる。
やはり丸かぶり仕様なのか。

味は…まあ…海苔がちょっと気になるけれど
カステラみたいなスポンジに甘い餡で和菓子の味。

インパクトと面白さで満足だ。

今年の恵方は東北東。

東北東って東北と東の間だから
このくらいの角度になるのかな。


今年はちゃんと恵方巻きを作るぞ。

*

別の店で5cmくらいの小さな鬼の面&大豆のセットを見つけた。

このお面は使えそう。



善哉? 汁粉?

2009-01-11 | 料理
暇なとき・・・さんのおぜんざいにときめいて
さっそく私も小豆を炊いた。

ちょうど今日は鏡開き。
でも鏡餅を飾っていたわけではないので
お雑煮用に買ってあった普通の丸餅だ。

頂き物のきれいなお盆を使ってみよう。


せーの、カパッ。


いただきます!

小さいお椀には塩昆布を入れた。
小豆も久しぶりだなあ。

私は関東なので、これは「お汁粉」なのだけれど
西のほうでは「おぜんざい」なのよね。

甘さ加減もちょうどよく、美味しくできて嬉しかった。

*

「お汁粉」と「お善哉」は呼び方が違うだけで
ものは同じ、上の画像にある汁気のあるつぶあんorこしあんに
お餅か白玉だんごを入れたもの、と思い込んでいた。

ん、でも「ぜんざい」ってこちらでも聞くような…。
もやもやしていたところ、このブログをみた友人が
お汁粉・お善哉談義に参入してきた。

先日、友人は京都の甘味屋さんに寄って
ぜんざいを頼んだところ、こちらが出てきたそうな。


ゆで小豆の上にお餅が載ったものを想像しながら
ふたをあけてびっくり。

これはお汁粉では?!


友人のイメージはこれのアイス抜きだったのだ。
(これは「クリームあんみつ」という名前らしい)

そういえば私も関東でぜんざいといえば
こういうものが出てくるイメージがあったわ。

上の画像のアイスクリームなしのものは、
「亀山」あるいは「小倉」と呼ぶらしい。

奇しくも友人は、暇なとき・・・さんと
ちょうど逆の体験をしたことになる。

話を聞いていて私はまた混乱したけれど、
まとめるとこういうことかしら。

汁粉(関東)=ぜんざい(関西)

(つぶあん、こしあん)

ぜんざい(関東)=亀山(関西)

(画像はクリーム入り)

関西:汁気のあるもの=「おぜんざい」
関東:汁気あり=お汁粉、汁気なし=ぜんざい

ようやく得心がいったところで
同じ友人が沖縄で食べたぜんざいを見せてくれた。

私から見るとこれはアズキ氷だ~。

おやつというよりご飯に近く、
小豆だけでなく色々な豆が入っていたとのこと。
これも知らずに頼むとびっくりしそう。




からかもんの仟(せん)の博多長浜ラーメン<半生麺>

2009-01-10 | 市販の食べ物・酒
以前、暇なとき・・・さんに教えていただいた
からかもんの仟(せん)に、明太子や高菜、
長浜ラーメンなどを注文してみた。

高菜も明太子もとっても美味しかったのだが
この長浜ラーメンも楽しみにしていた。

今日は具にも凝ってみよう。


暮れに作った自家製チャーシュー。


8月から漬けてある自家製紅生姜。

新生姜の皮をむいて塩をまぶし
空気を抜いたビニール袋に入れて一晩置く。


出てきた水を捨てて1日くらい干す。


梅酢に入れて冷蔵庫保管。


レスト野菜館の下仁田ネギの白いところを千切りにし、
茹でておいたチンゲンサイも準備。

白ゴマもふって出来上がり!


これがオットに大好評。
お好みで海苔や高菜を足して、
とっても豪華なラーメンになった。

もちろん麺もスープも美味しく、
よいお店をご紹介くださって感謝です!
今後もリピートいたしますわん。




とろろごはんに沢庵、梅干

2009-01-04 | らっきょう・味噌・漬物
定期購入しているレスト野菜館さんからの初荷に
「野殿の大和芋」が入ってきた。

さっそく、とろろごはんでいただこう。

すりおろした大和芋に薄めた創味のつゆと卵を投下。

よーくすった。


一ヶ月前に漬けたたくあんも添えよう。
漬けている間に出てきた水は適当に切った。


これは漬け込む前に、干し具合を見ようとして
バキッと折ってしまったものだが、ちゃんと漬かっていた。


果物、ざらめ、ヌカに塩などでそれらしい風味がついている。

漬かり具合がちょっと浅いけれど、
食べやすい味でうれしい。


麦まぜごはん、あおさをかけたトロロ、
自家製のたくあん&梅干。


とろろごはんは久しぶりだったけれど
するするっと食べられてとても美味しかった。





お手軽おせち

2009-01-02 | 料理
どうもおせちが家人にウケないので
今年は自分の好きなもののみを厳選。

エビの塩焼き
はんぺんを混ぜて焼いた伊達巻
市松切りにしたカマボコ
栗の甘露煮
赤カブの塩漬け
黒豆&チョロギ

栗の甘露煮とカマボコ、チョロギは市販のもの。
30日に黒豆を炊き、31日に伊達巻を作った。
エビと赤カブは元旦だ。

暮れのうちにお重に詰めるわけではないので
ずいぶんのんびりしたものである。

ゴボウや八ツ頭などを入れたお雑煮も作ったよ。

お酒は和歌山の黒牛 しぼりたて純米原酒。


こじんまりとしているけれど
うちの御節はこのくらいの量でじゅうぶんみたい。


夜はすきやきで、おなかいっぱいだ。



2008年のおせち
2007年のおせちアシモのお正月
2006年のおせちお雑煮





あけましておめでとうございます

2009-01-01 | ASIMO・食玩・コレクション
どうモォーッ、夜明け前から歩いてきました!牛です。

謹んで新年のお喜びを申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


私の新年の抱負はですね…


例年どおり(?)美味しいものを食べたり飲んだり
作ったりすることです、うっしっし。




去年→ねずみ年
一昨年→いのしし年

*

牛の材料:マッシュポテト、黒豆、黒ゴマ、柿の種、
昆布、牛蒡、水菜、小松菜のひげ根