またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

自家製チャーシューと マルちゃん 九州ガラ炊き黒とんこつ

2010-09-25 | 市販の食べ物・酒
先日、何年ぶりかでラーメン屋さんに行ったところ、
びっくりするほど美味しかったので
家でも作ってみることにした。

チャーシューは圧力鍋でパパッと。
ねんねこりんのつむぎさんのレシピ最高です。
ねんねこりん:梅酒チャーシュー

ラーメンは、とんこつから作るのはまず無理そうなので
マルちゃんの九州ガラ炊き黒とんこつを用意。



ガーリックプレスも必要だ!

貝印で1400円くらいのお値段。
ハンドグリップみたいな握りやすいデコボコ部分が
気に入ったのだが、しかしこれ、
いざ使ってみると、けっこう力がいる。

にんにくを半分に切ってから詰めるようにしないと
台所で青筋をたてるハメに。

ラーメン屋さんに置いてあったのは
別のメーカーのもので、絞るのはけっこう
ラクだったんだけどなあ。何が違うのだろう?

にんにく絞り器を買ったのは、これが初めてだったけれど
包丁でみじん切りにしたりするのに比べ、
繊維を押しつぶすためか全然味が変わるもので
炒めものなどに使ってみて衝撃を受けた。

これからは握力トレーニングも兼ねて
頻繁に使うことになりそう。


他に青ネギ、ゴマ、高菜、紅生姜を揃えて出来上がり。



いただきまーす!

…美味しいッ!
お店にも負けないくらい、と自画自賛。

いやいや、スゴイのは、つむぎさんとマルちゃんですね。
おかげさまで家でも美味しいラーメンがいただけました。
次は海苔も足してみようかな。




直火式エスプレッソメーカー イルサがきたよ

2010-09-23 | 珈琲・紅茶
いつも珈琲豆でお世話になっているきまめやさんで
直火式エスプレッソメーカーの扱いが始まった。

値段をみると、おっ、安い!
愛用しているイルサ社の「ズランチョ」(2カップ用)が
オットと分けて飲むには物足りなくなってきていたので
思いきってイルサ社の「イルサ」6カップ用を注文してみた。

大きくてシンプル。
とりあえず洗剤でよく洗ってから
水だけを入れて試運転してみた。

熱湯を通したとはいえ、
お湯だけのせいか、本体に鼻を近づけると、
素材であるステンレスとゴムパッキンの匂いがする。
大きな鍋に各部品と水、コーヒー粉を大匙1いれ、
しばらくクツクツと30分ほど煮立てた。


火をとめて本体をひきあげると、
コーヒーの油分が表面にべったりついているので
これを洗剤で洗い流す。
もともとの匂いはこれで消えた。

ではコーヒー粉を入れてみよう。
試運転用におまけでつけてくれた粉を使用。
バスケットが大きいので詰めるのもラクだ。


エスプレッソがあがってくるまではドキドキする。

快調です!

クレマらしきものは、カップに注ぐと消える。

ちょっと表面に油が浮いているけれど、
これは筒の中に残っていた先ほどの油分と思われる。

でも、味には影響なし。
まったりとコクがあり、とても美味しいエスプレッソができた。
たっぷり飲めて満足です。


*

手持ちのマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)を並べてみる。

右:イルサ(6カップ)抽出量300cc
中:ズランチョ(2カップ)抽出量100cc
左:カルメンシータ(1カップ)抽出量30cc

手前の小さなポットは、
ついでに置いてみたアレッシイのミニチュア。
こちらは直火不可であります。


どれも作りは似たようなものだけれど、
中をのぞいてみると、イルサとカルメンシータは
底が平らで洗いやすい。

イルサ6カップ



ズランチョ2カップ

ズランチョは中に段差があるんだよね。
その溝部分に澱をためるようにしているのかもしれないが
ちょっと洗いづらい。質感とデザインは気に入っている。


カルメンシータ1カップ

これはショップで、ずっと倉庫にあるうち
外箱汚れがひどくなって叩き売りになっていたもの。
たしか1000円で買った。

一度つかってみたけれど、火加減や粉の詰め具合が
けっこうシビアで、それきり飾りになっている。


ここ1年ほど、ズランチョを使ってきて
だいぶ安定した味を出せるようになったけれど、
イルサ6カップは量が多いぶん、抽出もラクでよかった。

一度にたくさん作ったほうが安定するのって不思議だな~。
夕食後にまた使ってみる。





月夜のカニは

2010-09-22 | 料理
意外にも美味しかった。

いつもの魚屋さんに、
珍しく生きているワタリガニが入っており、
試しに1パイ買ってみたのである。

輪ゴムでくくったまま蒸し器に載せたら
これが元気一杯で逃げ出そうとするので
慌てて定位置に戻し、蓋をした。

すごくいい香りがする。
ハカマの上に塩をひとつかみのせただけで蒸し上げたのだが、
それ以上、なんの味も足さずにカニの濃い味が楽しめる。

一応、ポン酢を用意したけれど使わなかった。
カニ味噌も美味しい…。

可食部はそんなに多いわけではないけれど、
のんびりつついているうちに満足感でいっぱいになった。

*

本日は中秋の名月なり。


久しぶりに小豆を炊き、
米粉を水で練って茹であげ、おだんごを作った。

雨の予報だったけれど、大丈夫そうだね。
明日からまた休日ですわい。





フルーツ・ティーにラム酒をいれよう

2010-09-15 | 珈琲・紅茶
ようやく涼しくなってきたので
フルーツティーにラム酒を垂らして飲んだ。

最初はデンメアのものを色々試していたけれど
http://item.rakuten.co.jp/demmers/c/0000000104/

572310.comの500gパックが割安なので
こちらのピーチアプリコットを常備している。
http://item.rakuten.co.jp/nk/c/0000000607/
大量にあるのでしばらくもつよ~。


>ドイツ・カールペッパー社製 着色料不使用、果実天然香料使用
>原材料:ハイビスカス、ローズヒップ、アップルビッツ、オレンジピール
>香料:ピーチ、アプリコット

とのことで、美しい赤に適度な酸味、甘い香りがいい感じ。
あまりくせがないので飲みやすい。

ラムカンディス(ラム酒漬け氷砂糖 )をいれても美味しいけれど
私はあまり甘くしたくないので、ラム酒だけ足す。

いれすぎるとキツくなるので、ほんの少しだけ。
味に深みが出てラム酒の香りも楽しめ、くつろげます。


*

ちょっとお酒を足して飲む、で思い出した。
以前にマキネッタを買おうとしていたときに見つけた動画で
イタリア人のおじさんが、それは美味しそうにエスプレッソを
いれて飲んでいたのだけれど、最後に何かを足していたのである。


コメント欄を読むと、それはモリナリ社の
サンブーカ・エクストラというお酒であった。



さっそく取り寄せて私もいれてみた。
アニスやハーブの風味がついた42度のリキュールで
イタリアでは超メジャーなお酒らしい。

ううむ…オトナの味?
このボトルを買って2年、全く減っていません…。
いつかこの味がわかる日がきますように。




沼津港 さかなや千本一とタップルームへ

2010-09-11 | 青春18きっぷの旅
今回の18きっぷの使用期限は9月10日の24時まで。

9日の夜に新宿からムーンライトえちごに乗って
新潟に行くつもりだったのが、
私の不手際でまんまと乗り遅れ、予定が全てパアになった。

残った18きっぷをどうしよう。
計画をたて直す気持ちの余裕もなかったので、
以前にも行ったことのある沼津に決めた。

午後になり、太陽もだいぶ西に傾いた頃に出発。
東海道線で2時間くらいかかる。

沼津に着いたのは17時過ぎだったので、
循環バスに乗って港を目指した。

平日の夜ともなると、さすがに人どおりが少ない。

市場の中ではフォークリフトに乗ったおじさんが
きびきびと仕事をしていた。

お食事処の集まるアーケード内にエビがいた。

海老大明神様とのこと。
にぎりのシャリに海苔でとめてあるのかと思ってしまった。

今日はさかなや千本一に行ってみよう。

地魚お造りの盛り合わせ

魚の名前をひとつずつ教えてもらったのだが忘れてしまった。
青ダイと、イトヨリと、あと3種類はなんだっけ。
普段はお目にかかれない、そして食べたことのないお魚ばかりで
うれしく、美味しく食べた。

コアジの唐揚

カリッ、サクッとしたスナック感覚で
ビールにものすごく合う。美味しい!

お魚なのでやはり日本酒も欲しくなる。
生たこの唐揚を追加して、生海苔いり味噌汁も頼んだ。
どれも美味しかった~。

持ち帰り用に、あじの押し寿司と桜海老の掻き揚げを
用意してもらい、ご機嫌で店を出る。

せっかくここまで来たのだから、
ベアードビールのタップルームにも寄っていこう。

フルーツエールの季節限定、びわシリーズを飲み比べ。


しかし私はだいぶ、きこしめしていたので
違いがどうだったのか今思い出せない…。
どちらも美味しかった、であります。

あまりのんびりしていて、
東京まで戻る列車がなくなると困るので
時計をみながら駅に向かう。

沼津港から沼津駅までは、大通りをまっすぐ行けば
2kmちょっとの距離なので、元気に歩く。

ホームにあがると、ちょうど東京行きが来ていた。
しかし全席クロスシートに、洗面所にお手洗い、
テーブルつきの4人がけコンパートメントなど
普通車にしては設備が豪華なので、居合わせた駅員さんに
「普通車とありますけれど、私、これに乗ってもいいのでしょうか」と
まぬけな質問をしたところ、ぜひどうぞ と言われたので
キョロキョロしながら乗り込んだ。

あとで気づいたけれど、あれはもしかすると
ムーンライトながら用の送り車両だったのかも。


お酒が抜けないな…と思いつつ、ヘロヘロと家に着いた。
はいっ、お土産のアジの押し寿司です! …あれ?

沼津駅まで歩く間にブンブン振ってしまったのかしら。
見た目がひどいことになっているが
酢じめしたアジとおぼろ昆布、酢飯でとても美味しかった、らしい。


桜海老のかきあげは無事でした!
そうめんを茹でて、添えてだした。美味しかった、らしい。

今シーズンの18きっぷは、これにて終了。
今後行きたいところもたくさんできたよ。




ハタハタをオリーブ ハーブ塩でソテーにする

2010-09-06 | 料理
件の魚屋さんに行ってきた。
本日はハタハタ4匹500円なり。

一週間ほど前に買ったときは、鍋に昆布出汁をとり、
そこに焼き豆腐、椎茸、ネギなどと共に
頭を落としてからいれ、
(本当は丸ごといれるんだと思う)
味噌鍋にして食べた。
とっても美味しかった。

ハタハタには小さな肝がついており、
これが干物でも鍋でも滋味、いや魔味となって
私を魅了したのであった。キモ美味しいよね。

具を食べきったあとは、ごはんをいれて雑炊にした。
その日も暑かったけれど満足感でいっぱいだった。

季節になると、ブリコと呼ばれるプツプツしたタマゴが
こたえられない美味しさなんだそうだけれど
いわゆるハタハタ鍋はまだ食べたことがないので
この冬を楽しみにしている次第。


私はこういう白身の魚が好きなので、
今度は焼いてみることにした。

いただきものの、小豆島のオリーブハーブ塩。

これをパラリとかけ、好みで塩胡椒して粉をつけて焼くと、
ウロコを落として内臓を抜いてもらったイサキ丸ごと1匹も、
3枚おろしにしてもらったスズキも、
さらにさらに美味しく食べられるのであった。
超!活用しております。
鶏の唐揚につかっても美味しかったよ。

キッチンバサミと包丁を用いてハタハタの頭を落とし、
ヒレと尻尾を切り、2枚おろしにした。

私の腕のせいでブサイクな仕上がりだけれど、
身はキラキラと透明感があり、きれい。

小麦粉と片栗粉をブレンドしてまぶし、
オリーブ油でこんがり揚げ焼きにした。

同じ鍋で野菜も焼く。こちらは味付けなし。

できました!

お約束の茶豆と、ベルギーのVEDETT EXTRA WHITEを添える。

これまたお約束の平兵衛酢を絞り、さて。

うわっ、プリップリした口あたり。
これってフィレオフィッシュに使われている
白身魚のあの弾力とよく似ている。
タラのフライとか、あんな感じ?

これも美味しかったけれど、やっぱりハタハタは鍋かなあ。
今日みたいにフィレにしてしまうと、
あの肝をあきらめないとならないしね。

…などとブツブツ言いつつ、きれいにたいらげて満足。
魚を食べるようになって、なんだか肌の調子がいいような気がする。

寒くなってくると、もっとお魚が美味しくなるので
今からとっても楽しみなのであった。




鰆(さわら)を丸魚で買ってみた

2010-09-01 | 料理
家から少し離れたところにある魚屋さんでは
対面コーナーの丸魚に、なかなかいいものを置いていることが多く、
時間のある日は汗だくになりながら買いに行く。

美味しい魚は好きだけれど自分でさばく腕はなく、
調理法も、馴れない魚だとどうしていいのかわからないので、
コーナーの前でためすがめつしつつ、
売り手のお兄さんのオススメに従って選び、
ついでにさばいてもらい、うきうきと帰るのであった。

今日は鰆がお勧めだった。
名前にあるとおり、春が旬なのかと思っていたが
少々、時期を前倒しとして今から並んでいるものらしかった。

しかしここの店員さんのオススメはだいたい外れないので
買うことに決め、50~60cmはありそうな大きな個体を
3枚におろしてもらった。

さあ、どうする! まな板からもはみだしてるよ?


とりあえずネットでサワラのレシピを調べ、ぶつ切りにする。
この尻尾あたりに垂直についているヒレはなにかしら?


半身の真ん中あたりの形の整った部分は西京漬けにする。

白味噌を酒と味醂でのばし、
塩をふって水分を出したサワラの切り身を漬け込み、
ラップでぴっちりと包む。
これは明日以降に焼いて、酒の肴としましょうぞ。


それ以外の尻尾付近とカマ部分は塩焼きにし、
中途半端ながらアニサキスの心配のなさそうな部分
(目を皿のようにしてチェックしました…)を
身崩れしやすいので、皮をつけたまま厚めに切って刺身にした。

できました~。


茶豆

これさえあれば夏は越せる!
いやもう9月でしたっけ?


塩焼き

先に身のほうから焼いて、後から皮にしないとコゲて大変。

刺身

柔らかいため身割れしやすいので厚めに切ること、とあった。

刺身はたしかに皮が固いけれど、
身は柔らかく、脂がのっていて美味しい。
めじまぐろみたいな感じかな?

あとで調べたら、皮は細かく切れ目をいれれば
食べやすくなるらしい。

塩焼きはふっくらとして美味しい~~。
皮も食べやすくなっていて、こちらはさすが定番だと思った。

昔は魚が嫌いで、寿司以外は憂鬱で仕方なかったけれど、
新鮮な魚ならどう調理しても美味しいものですね。
生活にお酒が加わったのも大きいかな?