またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

MOTLEY CRUE in パシフィコ横浜

2005-11-28 | 音楽・ライブレポ
モトリー・クルーの Carnival of sins Japan tour 最終日がこのパシフィコ横浜。

追加公演だったせいか、招聘元のクリエイティヴ・マンのサイトには、当然
日程の最後に横浜も加えられていたけれど、モトリーのオフィシャル・サイトや
ニッキーのサイトに YOKOHAMA の文字は無い。

チケットは早々に手に入れていたけれど、それがどうもひっかかってはいた。

*

パシフィコ横浜は、みなとみらい駅から建物の中を抜けていくとすぐという
便利な場所。建物のまわりに壁に沿って並ばされて、順繰りに入場。

スーツを着た係員にカバンを開けて見せる。ボディチェックはなし。
今回、ペットボトルは許可されていたようだ。

物販はかなり種類が多かったようだが、人混みに身を投じる気になれずパス。

飲み物はロビーのカウンターで販売されていた。アルコール類はなし。
ドリンクを売っていたのはパシフィックホテルの従業員だね。
紙コップにパックから果汁100%濃縮還元ジュース、アイスコーヒーなどを
注いで渡してくれる。200円なり。

スーツを着た初老の慇懃なホテルマンが、黒革の鋲つきメタラー兄さんに
紙コップを渡す図はなかなか面白かった。

*

ドアマン、セキュリティもスーツ姿だ。
モトリーのライブに、こんな小奇麗な場所は似合わないのではと思いつつ、
自分の席に向かう。

場内はステージに向かってゆるい傾斜がついている。
椅子は全席、フカフカで肘掛つき。劇場みたいなつくりだ。音響もよかったね。

開演前にステージを見渡すと、トミーのソロ用ドラムセットが見当たらない。
今日はどういう趣向で来るんだろうと、最終日のサプライズに期待しながら
わくわくと待つ。

私はA25列にいた。位置的にはまあまあ。
一昨日の名古屋が最高に近かったので、えらく遠く感じるが、きちんと
肉眼で見渡せる範囲だ。

センター最前列付近には、名古屋でも見た顔が続々。
あれはファンクラブ会員の皆さんなのかなあ。

*

客電が落ち、大歓声の中、バックチェリーが登場。
客席のあちこちから一緒に歌う声が聞こえる。これは今までで最高に
盛り上がったといえるだろう。もちろん私も大声で歌った。

ラストの LIT UP は I love the cocaine, I love the cocaine がサビ。
これが最強に盛り上がる。

ジョシュはMC中にもコールさせる。コー、ケイン! コー、ケイン!
正直、ピンと来ない言葉ではあるが、掛け合いできるのは単純に楽しい。

まるで焼けた鉄板の上にでもいるような跳ね回り方がカッコいい。
のども安定していて、こちらにまったく心配を与えない。若さって素晴らしい。

ゲンキデスカ! アリガトウ、ゴザイマシタ!
また来てね!

*

さてモトリーだ。
私もびびるくらいに会場の熱気は高まり、みんなの期待と興奮が充満している。
登場する4人。会場から雄叫びがあがる。

火薬やパイロは控えめでしたなあ。
もうジャパンツアーも今日で最後か…と軽く感傷的になりかけるも、
おなじみのラインナップにテンションがあがる。

ちょっとヴィンスのノドが調子悪そうで、一応歌えてはいるけれど、最後に
シャウトするところなど、声が出ないか、途切れ途切れになってしまう。

名古屋では絶好調だったので、土曜に風邪でもひいたのか?
ジャパンツアーの最後の最後でキメられないとは、まあVinceらしいといえば
言えると苦笑していたのだが、調子の悪さは延々続いている。

ライブの最後まで歌いきれるのだろうかと心配になった。

*

とはいえ会場の盛り上がりは相変わらず素晴らしい。
今日のために各地からコアなファンがやってきたのではと思うくらい。

今日はミックがすごくよかった。
いつもより多めに弾いてます という感じ。
私はニッキー側の席だったけれど、何回かこちらまで来てくれた。

面白かったのは、ニッキーによるメンバー紹介のとき、ミックが
ステージにおらず、「ミックコールせよ」とニッキーが言うので
「ミック! ミック!」と叫ぶと、マイティ・マイクがゴジラのマスクを
かぶり、ビキニパンツだけでまろびでてきた。

名古屋の記事を書いたときにリンクしたけど、ここを読むと
その演出の意味がわかる。【BARKS  Motley Crue】

ヘイ、ミックが縮んだぜ!と叫ぶ中、追ってでてきたトップレスのダンサーたちに
服をむかれるマイティ。

そういえば今回の3公演で、結局お姉さんたちはあまりよく見えなかったな。
メンバーを一生懸命見ているせいもあるが、半裸のお姉さんが出てくると
私の前にいる客がそちらに集中するため、目の前に壁ができるのだ。

DVDでよく見ることにするよ。

Home Sweet Home は会場でお約束大合唱。
ライターを取り出す人もチラホラいたが、すぐに取り締まられていた。

SICK LOVE SONGはやったが、Gritter~Without you は無し。
トミーのソロなし、チチカメラ&ニッキーなし。

ヴィンスがライブの終盤で、ひそかにオパーイオパーイつぶやいていたのを
私は聞き逃さなかった。が、色々と省略されたことに愕然、そして逆上しており
ちょっと笑う余裕はなかったなあ。

しかしアンコール待ちの暗がりのなか、トミー?が「Oh,kit Tim,Pot!」
(そのまま読んで下さい)と叫んでいて笑った。

え、本当にこれで終わり? と思っているうちにアナーキーが終わって
メンバーが去り、マイティが出てきて「また来年!」と叫んだ。

来年、来るのがマイティだけだったらどうしよう。

なんと今までの公演より、トータル30分近く早く終わってしまった。
バックチェリーの開始が5~10分遅れたにも関わらず、20時20分には
場内が明るくなった。

HRCで一杯飲んでいこうと思っていたけれど、思わぬ顛末に憮然として
さっさと帰った。最終日のサプライズがこんな形で来るとはね。

駅までの道にいるパチグッズ屋も、品物を並べるのが間に合わないくらい
早い時間だった。いったいどうしてこんなことに?

*

とはいえ、今日の横浜も、初めて見た人はきっと満足できる出来だったろう。
一昨日の名古屋がとてもよかったので、どうしても比較してしまう。

しばらく冷静になれず、筆を執る気にもなれなかったのだが、ここで
思い起こされるのが、オフィシャルに横浜の日程が載っていなかったことだ。

メンバーは直前、あるいは当日まで横浜があることを知らされていなかったのでは?

まあ、勝手な憶測だけど、彼らは名古屋が最後のつもりでいたとすれば、
「最終日のサプライズ」はまさに彼らが受け取ったことになるのかな。

*

最後の最後で思いがけない結果になったけれど、でも、今回オリジナルメンバー
全員を見ることができてよかった。



さいたま、名古屋、横浜の3公演を見ての通しての感想はまた次回。

MOTLEY CRUE in 愛知県体育館

2005-11-26 | 音楽・ライブレポ
25日、昼過ぎ発ののぞみに飛び乗り、名古屋を目指す。
帰りの「ムーンライトながら」のチケットは先に押さえたものの、
肝心の Carnival of sins tour のチケットは当日券狙い。

*

しかし当日券売り場の傍に行くと、意気込んでやってきたらしい男の子が
「ちぇ~、早く来たからいい席ってわけじゃないんだ…」と、手に入れた
ばかりのチケットに、がっくりしながら立ち去る現場に遭遇。

いや今回は席遠くてもなんでもいい、というつもりで来たとはいえ、
それを聞くと、この当日券の1万円が急に大きく感じられる。

どうしよう…間際まで待てば良席のキャンセルが出て、当日券に
まわったりしないかな。開演まで、あと2時間。待ってみようか。

決めかねたまま1人でポツンと立っていると、だんだん人も集まってきて
オリジナルグッズ販売の設営も始まった。

さいたま以上にものすごい大行列ができており、みんなおとなしく
並んでいるが、列は遅々として進まない。
買ったグッズは袋に入れるでもなく、そのまま手渡しされていた。

*

そういえば、さいたまの当日券売り場は、売り場窓口の女性と客との間に
いかつい男性スタッフが1人立っており、客からお金を受け取ると、それを
売り場の女性に渡してチケットと引き換え、それを客に渡してくれる。

窓口と客を対峙させないのはトラブル防止のためだったのかな?

しかし名古屋は窓口に行くと、係の女性が座席表を見せてくれて
おおまかに言うとこのあたりになりますが、と先に教えてくれていた。
残っていたのは、2階の両方の角付近である。

すでに17時半になっており、寒くもあったし、もう待っていても仕方ないやと
覚悟を決め、いざ当日券を申し込もうとすると、近くに立っていた男性2人が、
「もっとよい席がありますよ。こちらで余ってしまって…」と声をかけてきた。

びっくりしたが、そこらでウロウロしているダフ屋のおっさんと違って、
身なりもきちんとしており、口調も紳士的なのでお話を聞くと、
なんとアリーナのセンター6列目を定価で譲ってくださるというのだ。

あまりの驚きで頭が真っ白になった。
雲の上にいるような気持ちでお礼を言い、そのチケットを譲って頂いた。
こんな良い席、自力では一生取れないかもしれない。
気持ちよく譲ってくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
心より感謝しております。

*

荷物検査とボディチェックを受け、降ってわいた幸運に呆然としたまま
会場に入り、のどが渇いていたので、飲み物売り場を係員に聞く。

「場内にはありません」とのこと。持ち込み禁止で場内でも売らないの?

慌てて「じゃあ、いったん出て買ってきてもいいんですか?」と聞くと
(建物のまわりに自販機は見当たらなかったが)
係員のお兄さんは気の毒そうに目をそらしながら、
「それは出入り口にいる者と交渉してください」と言った。

しかし出入り口はボディチェックやらで忙しくしており、、話しかけるのも
悪い気がして飲み物はあきらめた。私が不勉強だった…。

席に座る。ステージが近い! スゴイ!
両隣になったのは、さっきチケットを譲って下さった方々ではなかった。
さきほどの方々はいずこに? 本当に神だったのかしら…。

*

どきどきしながら待っていると、Buck Cherryが始まった。

ジョシュ~~~~~~~ッ!!
目の前にいて表情もよく見える。かっ、感激…!!

名古屋の客はノリがいい。音もさいたまよりいい。

ジョシュのウルトラヒップハングなパンツにハラハラしつつ、
かみつくような勢いで激しく叫び、ステージを軽やかに駆け回る
その姿に圧倒された。

おなかに彫られた CHAOS の文字も、背中のトランプのキングも
よーく見えてうれしかった。
あの彫刻のように端正な腹筋は一見の価値あり。

セットリストはさいたまと同じだったと思う。
ギタリストに日本人みたいに見える人がいたなあ。

20日のさいたまより、ずっと盛り上がってたよ。
71年生まれの私より年上と思われる客も多かったけれど、みんな元気で熱い。
名古屋のパワーおそるべし。

*

さてモトリー・クルーが始まるよ。

今回は序盤に箱から出てくるお姉さんが見られた!
ニッキーのサイトで写真で見たときには、なんだかゴツいお姉さん
ばかりだと思ったのだが、ステージで見ると肉感的で実に美しい。

Shout at the Devil で大歓声の中、メンバーが飛び出してくる。
Vince! 本当に目の前だ。前の人が大柄なので、また横からのぞく
ようにしてステージを見ているが、Vinceと目が合いそうなくらい近い。

Nikki も Mick も表情までよく見える。
私は背が低いもので、彼らが厚底靴を履いているかどうかまでは
確認できなかった。(床に近いところは見えない)

パイロの熱気が頬に感じられる。
火花もスモークもふんだんに使われていたと思うが、これはさいたまと
比べてどうだったかは、よくわからない。

リズムをとり、手をふりあげ、サビのコーラスを叫びながら、目を皿の
ようにしてステージの彼らを追い続けた。

*

ミックは蝋人形のような真っ白な顔をして、いつもどおりに黒い服、
黒い口紅、黒いアイメイクに黒い帽子で淡々とギターを奏でている。

ときどきブルーの瞳がチカリと光り、にやっと口元で笑うのだが、
それが見えると、ほのぼのとした喜びが胸にわきあがってくる。

脊髄炎という持病を抱えているため、今回のツアーも彼の体調が
心配されていたが、ステージでは比較的元気に見えた。
ミックあんまり無理しないでね。

そういえば私は、彼の声を一度も聞いたことがない。
寡黙な守護神ミック・マーズ。

こちらに来日直前の彼のインタビューが載っているが、電話での
インタビューだよね。本当に彼だったのかと(笑)。
【BARKS  Motley Crue】

ヴィンスは躍り出てきた瞬間から、こちらをパッと惹きつけるオーラがある。
ふたたび会えてうれしいよ! 若い頃から愛嬌たっぷりで可愛らしさの
あるロッカーだったが、年をとってもその魅力は変わっていない。

大柄なニッキー。(厚底靴を履いているとは知らなかったが)
ベースを抱え、サーカス風のメイクを施しているが、その存在感や余りある。
彼もかなり体を絞ったよね。あの、ニュアンスの濃い瞳は非常に好き。

トミーは演奏中は奥で巨大なドラムセットをぶちかましているため、私からは
よく見えない。彼は年をとらないねえ。いつまでも少年のように愛らしい。

しかしあんな割れ鐘のような声をしているとは、先日のさいたままで知らなかった。

*

セットリストはさいたまと同じだったと思う。Sick Love Song もあったし。
Glitter、ヴィンスはモニタの歌詞を見ながら歌っているように見えたのは気のせいか。

HOME SWEET HOME は今回はフルコーラスこちらにふってきた。
みんな必死に歌う。トミー「good!!」。
ヴィンスがまた頭から歌いなおしてみんなで大合唱。和やかだった。

開演前に天井を見上げたが、ドラムセットは吊るされていなかったので、
どうしたかと思っていたが、これはステージの両端にひっそりと置いてあり、
トミーは飛ばずに、スタタタタと走って移動。ぶかぶかの膝丈パンツを
ずりあげながら走る。おーいえー!

さてお約束の、カメラ片手にメンバーの紹介タイム。

急に楽屋に去ってしまうニッキー。トミーがカメラを持って「みんな静かにね!」
といいながら追いかけていくと、シッコ中かあ?とかなんとか言いながら
ニッキーのおたからどアップ。ご、ご立派…。

大阪のみなさん、私も同じものを見せていただきました。びっくりしました。

「モトリーの乳カメラに乳カモーン!」と叫んでいたトミー、「そういえば乳は
日本語でなんという」と前方の客に問いかけ、「それはおっぱいというのだ」と
教わったあと、うれしそうにおっぱい連呼。

おっぱい! おっぱい! おっぱい!

会場はどっと沸いた。
結局チチは3人くらいがバーンとさらし、トミーはゴキゲンでカメラを仕舞いつつ
「おっぱいおっぱい!!」。

ヴィンスも一緒に「おっぱいおっぱい!」。
ヴィンスはしまいにつぶやくように、ささやくように、歌うように、抑揚をつけて
おー、ぱい…おー、ぱい…と連呼するので、笑いが止まらなかった。
Vince かわいいよ Vince。

*

まさかシラフで、水さえも飲まずに参加することになるとは思わなかったので、
ときどきノドの渇きが気になったが、メンバーはステージでこまめに水分補給を
している。ちょっとうらやましい。

照明だけでも相当なのに、あれだけ火薬を使っていたら、さぞや暑かろう。

トミーがステージでサーカス女性からシャンパンを受け取り、噴出す泡をこちらに
ぶっかけてきたが、これが実にいい香り。飲みたかったです。

水鉄砲の水は私にも飛んできた。楽しかったなあ。
名古屋まで遠征した甲斐があったよ! 一生の思い出になりそう。

さあ、明日はいよいよ最終日、パシフィコ横浜だ。


日帰り名古屋

2005-11-25 | お出かけ
モトリーのライブに行くために、昼過ぎに新横浜からのぞみに乗る。
のぞみっていつのまにか自由席もできてたんだね。


平日だし、そんなに混んでやしないだろうとタカをくくっていたら、
予想外に席が埋まっていて驚いた。

差額を払って指定席に行こうかと思ったが、どうせ名古屋までだし
立っていけばいいやと、運転席の真後ろにあるデッキに陣取る。

最前車両は乗車率101%というところで、そのデッキは私が独り占め。

*

よく利用している東急東横線は、ドアに貼ってある広告がちょうど私の
目の高さにあり、外を眺めるのにえらくストレスを感じるのだが、
新幹線のデッキの窓に視界を妨げるものはない。

飛ぶように過ぎていく、美しく色づいた山々を眺めてゴキゲンになる。
たまに対向の新幹線とすれ違うのだが、その車体に、こののぞみの
ボディが映っているのが見える。

あのアヒルみたいな顔の真後ろに自分が乗っていることを確認できて楽しい。
走行中、列車の進行方面はデッキからは見ることができないのが、少し残念。

のぞみの最高時速は270kmだそうだが、リッターバイクでこのくらい
出せたはず。しかし、とてもじゃないが風圧に耐えられないと思うぞ、これは。

*

箱根あたりまで来ると空気がきれいだなあ。
静岡は大きな県だねえ。

だんだん立っていることにも疲れてきたが、相変わらず窓に張り付いていると、
車内販売のカートに2度ばかり背後から轢かれた。前方は確認してください…。

1時間半ほどして名古屋に到着!
愛知県体育館に向かう前に、あつた蓬莱軒でひつまぶしを食べよう。

松坂屋にあったはず、とナゴヤエキマエ松坂屋をうろうろするがどこにもない。
焦ったが私はこれから当日券もゲットしなければいけないので、諦めて
タクシーで体育館に向かう。あとで調べたら「松坂屋本店南館」だった。失敗。

*

愛知県体育館は名古屋城の隣にある。
当日券販売は16時からで、まだ時間があるので500円払って名古屋城を見る。


広くてのんびり。観光客もほとんどいなくてゆったりした気持ちになる。
屋根の上の鯱。たしかにエビに似てますなあ。


少し歩くと土産物屋がある。お昼を食べていないので、こちらで何か
おなかに入れておこうと近づくと、こちらにも鯱があった。


正面から見ると歯が! けっこうすごい面構えなのね。


ざるきしめん700円を食べてセルフのほうじ茶を飲む。美味しかったよ。

天気にも恵まれ、写真を撮るのも気分がよかった。
秋の夕暮れは大好きだ。


*

さて大満足のうちにライブも終わり、食事できる場所を探して適当に歩くと
しばらく歩いたのちに、世界の山ちゃん 伏見錦通り店発見。

カウンターによじのぼってビールと手羽先を頼む。うまい!
のども渇いていたし、おなかもすいていた。ライブ後で少し耳が聞こえにくく
なっていたが、エビフリャーと味噌串カツも頼む。

またたく間にビール3杯をあけ、まったりしながら経過を家人・知人にメール。
23時半に出れば、名古屋駅23:55発の ながら に間に合うかな~。

いやー、今日は実に楽しかった…と遠い目をしていると、「今すぐ出ないと
マズイのでは」とメールが入る。

地理感覚がつかめていないので油断していたが、ここを出てまっすぐ行けば
名古屋駅のはず。ヨロヨロ歩く。寒い。

*

ローソンがあったので、帰りの車内のために、のどあめと水、雑誌を買い、
レジで店員にふと、「ここから名古屋駅まで、歩いて5分くらいですかね?」
と聞くと、店員さんは、えっ?という顔をして「……15分、くらいでしょうか」と言う。

これはちょっとヤバイかも。
慌ててタクシーに乗り込み、「近くてすみませんがナゴヤ駅まで!」と頼む。

ムーンライトながらは1日1便なので、これを逃すと寝台列車・銀河の券を
買いなおさないとならない。穏やかな顔をした初老の運転手さんは、
駅が近づいてくるとメーターを倒して会計をしてくれたので、お金を払う。

車が多くて混雑した場所だったが、ドアは自分で開けるのかと思い、
聞いてみると、「いやまだ駅はもう少し先ですよ! こんなところで
降ろしたら、お客さんに怒られちゃうよ!」とおっしゃる。

お、おまけしてくださったのね。
思いがけない好意に胸が熱くなる。

今日はライブのチケットも厚意で譲って頂けたし、タクシーの運転手さん
にもよくして頂けたなんて。 ナゴヤの人ってなんて親切なんだ!

*

お礼を言ってタクシーを降り、駅構内を必死に走る。
当たり前だが構内はすごく広くてホームもたくさんある。

「大垣」という字が目にとまり、そのホームに行って列車を見る。
乗車券にある列車名も号数も違うな…。つまり、これじゃないと。

慌ててまたホームを探す。今度こそ間違いなく、ながらに乗り込み、
これは指定席なので自分の席に向かう。

その車両での一番前の座席だった。
そして車内はけっこう混んでいる。立っている人もいる。

デッキと車内に遮る扉はないので、駅にとまるたびに、外へ出るドアから
冷気がやってくる。わりにこまめに停まるので、立ち乗りの人たちは
みな近い地域に住んでいるらしいことがわかった。

コートをしっかり着込み、iPodをはめて音楽を聴きながら読書をしていたが
2時をまわった頃に眠くなってきてうとうとする。

*

到着は4時過ぎだ。
熱海あたりから1駅ごとにハッと目をさましてはうとうと。

まだ街が眠っている、早朝の静かで澄んだ空気は大好き。

到着駅に近づき、目覚めたときにiPodから流れていた曲は、
Bon Jovi の Last Man Standing だった。

初めて聴く曲だけれど、どこか懐かしい。
長かった1日を経て、ようやく自分の住む町に戻ってきた朝にふさわしい曲。
ココロのふるさと、ボンジョビですわ。

朝まだきの、しんと冷え込んだホームをジョンと一緒に歩く。
すがすがしい。そして癒される。

始発に乗って家に帰った。実りの多い、素晴らしい一日だった。

またまたデコケーキ

2005-11-24 | デコレーションケーキに挑戦
ライブの余韻と日曜への期待で何日もボーッとしていたけれど
BGMにバックチェリーをヘビーローテーションしながら
デコレーションケーキを作った。

今回のスポンジは久しぶりにジェノワーズ。
全卵3個に砂糖90gを湯煎しながら、きっちりと泡立てたので、
きめの細かいふわふわのスポンジに仕上がった。

シロップを塗って、ホイップした生クリームを塗る。
が、生クリームが足りない! 仕方ないので側面はそのままで。


ンマーかったです。
明日の愛知県体育館にも行きたいなあ。


Motley Crue in Saitama Super arena

2005-11-21 | 音楽・ライブレポ
モトリー・クルーの19日の公演に行った人たちの話をネットで読んでいたら、
矢も盾もたまらなくなり、20日の昼過ぎ、当日券を目当てに一路さいたまへ。

さいたまアリーナではサーカス形式?の巨大なセットに、ド派手なパイロが
景気よく打ちあがって、たいへん盛り上がったとのこと。

横浜はさいたまより会場が小さいため、同じ規模のセットは組めないかも
しれないということと(実際はどうなるのかわからない)、火の規制は厳しい
ので制限されるのでは(これも実際は不明)というのが理由の1つ。

抜けるような青空の下、電車を乗り継いでやっとたどり着いたのが15時過ぎ。
さいたまスーパーアリーナの屋外グッズ売り場はものすごい混雑だった。

その横に当日券売り場があり、手にしたチケットはアリーナDの前方で
かつセンター寄りの良席。やった~!

荷物検査(バッグを開けて見せるだけ)とボディチェック(同性の係員に
ウエストあたりをぽんぽんと軽くタッチされるだけ)を経て会場内へ。

さいたまアリーナ、でかいでかいと言われていたのでスタジアムみたいな
広さを想像していたのだが、実際はそうでもなかった。

しかしそれはまだほとんど客が入っていない状態で見てのことだったので、
開演したらやはり遠くてよく見えないとかはあっただろうな。

*

早くから行って1人ガラガラのアリーナでぽつんと座っていると、何か
さらし者になっている気分で落ち着かない。

開演まで1時間以上あったが、グッズ売り場は横浜で見ることにして、
とりあえずビールを買いに行く。輸入ビールで1杯500円。

ペットボトル、缶の持込は禁止されていたため、買った飲み物は全て
その場で紙コップに注いでくれる。アリーナとスタンドは柵で分けられており、
アリーナに出入りの際は、その都度チケットを係員に見せる必要がある。

アリーナ内はファンクラブ会員も多いせいか、気合の入ったキャラの人が
目立つ。なにかコスプレっぽい格好の女性がBブロックセンター最前列に
ぴたりと座ったまま身じろぎもせずにいる。
さっきも書いたが、開演まで、あとまだ1時間以上はある。

着物というか浴衣っぽいような和装の女性も2人いた。こちらはCブロック
最前列。最前列ってどうすれば押さえられるのやら。

2杯目のビールをあおりながら寛いでいた私の目の前に、ほかの誰よりも
インパクトのある人物登場。

脱色しすぎで黄色くなったロングのウェービーヘアに黒い革ジャン、
モトリーのロゴ刺繍入り黒いTバックに網タイツ。
黒いレザーのチャップスから除くTバックのカッコイイお尻が歩くたびに
プリンプリンして、あまり見ては悪いと思いつつも目が釘付け。

彼女は席に着くとチャップスを脱ぎ、編みタイツに包まれたきれいな足と
びしっと決まったTバックの尻を揺らしながら、また席を離れていった。

開演少し前に周りの注目を集めながら戻ってきて、自分の席で軽く
踊っていたけれど、髪で隠れて顔は見えずじまい。
踊りもとても上手だったが、彼女は何者だったのだろう?

のちにわかったことだが、彼女はあの格好でジューダスやエアロのライブにも
来ていたらしい。Tバックの刺繍はその都度アーティストのロゴに変えてあるそうな。
思いがけず、よいものを見せていただいた。

Bブロック後ろ寄りにでっかい外人数人がいて(のちにプロレスラーと判明)
スキンヘッドでごついのが、たまに椅子の上に立ったり(すぐ降りるけど)
目立つなんてもんじゃなかった。たまに席をたつと警備員をよけるでもなく
あのでかい体で通路中央を進んでくるので、警備員は何度も後ろから
突き飛ばされる形になり、ちょっと気の毒であった。

さて以前の記事で、「ハーレーの黒いダブルの革ジャンでも着ていこうかな」
と半分冗談で書いていたのだが、ダブルの革ジャンはアリーナ内に限らず
そこらじゅうにいた。わかりました。横浜には私も着ていきます。

*

AC/DCとかかかっていたけれど、17時になって客電が落ち、会場が沸く。
バックチェリーキタキター! ジョシュかっこいい!

しかし音がデカすぎて割れまくりで、何を演奏しているのかよくわからない。
私はツタヤでアルバムを2枚借り、最新アルバムの「15」は購入して、
予習はばっちりのつもりだったので戸惑う。

そして「ゲンキデスカ!」とシャウトするジョシュ。
彼に日本語教えた人、他にもっとイケてる言葉はなかったのかと。

セットリストは、はっきり覚えていないが、たぶんこんなだったと思う。
演奏時間は約45分。Slamin' も好きな曲だが、今回はなかったね。

So Far
Broken Glass
Porno Star
Crazy Bitch
Next 2 You
For The Movies
Ridin'
Lit Up

爆音はいいんだけど、最初のうち、曲を判別するまでに数小節かかってしまった
のは私だけかな?

客のノリはまあまあだった…とは思うが、私のまわりは座っている人も多かった。
おかげでステージがよく見えた。

席はかなりいい場所だったのだが、いかんせん151cmの私には、前の客が
立つと、肩越しにのぞくようにして背伸びしないとステージが見えない。

軽いステップでステージを跳ね回りながらシャウトするジョシュの腹筋とタトゥに
感心。おなかの文字がすごくめだつ。 声もよく出てましたなあ。

ほどよく酔った頭にこのグルーヴ感はたまらなく心地よい。

ライブに参加するのは15年ぶりだけど、まるでブランクなどなかったかのように
一気に場の雰囲気に引き込まれ、テンションはあがりっぱなし。

やはりというか、LIT UPで一番盛り上がった。

「アリガトウゴザイマシタ!」と日本語で叫ぶ礼儀正しいジョシュにウケたところで
あっというまの40分間が終わった。楽しかった。また単独で来たら、今度は行こう。

*

ここから18時まで20分間の休憩。
さいたまアリーナはトイレが混むといわれていたが、私はタイミングがずれていた
のか、並ばなくても入れた。

歌って叫んでのどが渇いたので3杯目のビールを購入。
生ビールは売り切れていたので、輸入缶ビールを紙コップに入れてもらう。

*

さて次はいよいよモトリーだ。
まわりの客も急にそわそわしはじめる。
今か今かとステージを眺めていると、客電が落ち、大歓声があがる。

幕があがり、ステージではなにか演し物をやっているのだが、あいにく
私にはよく見えず。なんだなんだと思っていると、Shout at the Devil の
イントロが流れて全員が大興奮。

音の悪さは相変わらずだが、とにかくメンバー全員がそこにいるんだと
思うと、初めてこの目で見られた喜びと感動が私を包む。

ヴィンスはだいぶやせた…というか、夏よりもかなりましになっていた。
ニッキーも背伸びしてよーく見た。トミーが奥にいる。
ミックはジャンプして必死に見た。みんな元気そうでよかった…。

*

セットリストはこんな感じ。書いてないけど Sick love song もやったよ。

01. Shout At The Devil '97
02. Too Fast For Love
03. Ten Seconds To Love
04. Red Hot
05. On With The Show
06. Too Young To Fall In Love
07. Looks That Kill
08. Louder Than Hell
09. Live Wire
--- Intermission ---
10. Girls, Girls, Girls
11. Wild Side
12. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
13. Primal Scream
14. Glitter / Without You
15. Home Sweet Home
- Nikki's Solo -
16. Dr. Feelgood
- Tommy's Solo -
17. Same Ol' Situation (S.O.S)
- Mick's Solo -
18. Kickstart My Heart

(Encore:)
19. Anarchy In The U.K.

第一部の盛り上がりは上々。
暗転したまま10分間の休憩があるので、私は水を買いにいくことにし、
売店のお兄さんに、キーンとなった耳のまま、「びずぐだざい」と言うと
「ハイ、ビールですね」と言われたので、黙って頷いてお金を払った。
きっとお兄さんも耳がキーンとしていたに違いない。

10分間で急いで飲む。紙コップだと倒してこぼれるのが怖いので一気に飲む。
ペットボトルの持込ができればいいのになあ。

*

第二部はライブ向きの曲が多いせいか、さらに熱く盛り上がった。

Home Sweet Homeはお約束でいっぱい歌った。
感傷的になって泣けたりするかな?と事前に思っていたけど、酒と熱気で
めっちゃハイになっていたので元気よく歌いまくった。

ああ、それにしてもステージ全体をはっきり見られなかったのは残念。
サーカスの人たちとかも、宙吊りになってるのはさすがに見えるけれど
そうじゃないときはほとんど何も見えずじまい。

結局ヴィンスばかりを熱心に眺め、ときどきニッキー、次にトミー、
一番遠いのでうんと頑張ってミックをみる、の繰り返しだった。

で、ヴィンスの腕の肉球タトゥは見られた! ヤッタ!!

途中、ニッキーがMCしているときに、ヴィンスがドラムセットに腰掛けて、
実に的確なタイミングで2バス叩いていた。

これにはびっくり。ギターを持たせると、とたんに歌がお留守になるヴィンスに
こんなことができるとは思わなかった。

なんだか本人もうれしそうに叩いていたし、あれは見られてうれしかったなあ。

MCは全体にわかりやすい言葉で話してくれていたので助かった。
ニッキーにいきなり「みんな座って」と言われたときはびっくりした。
「1,2,3でジャンプな!」とか。

ニッキーのサイトに今日の写真も載るといいなあ。

そしてトミーの乳カメラ。
19日にはやらなかったようだけど、トミーといえばこれがお約束で、
前方の客席にいる女性客をカメラで背後のスクリーンに映し、彼女がシャツを
まくってべろーんと胸を出すのを中継するというもの。

DVDでも見たことあるけど、あれってあらかじめ、乳だし要員を仕込んで
あるんだと私は思っていた。

で、最初に映った女性が見事な胸をさらし、お腹にTommyなんちゃらと
メッセージまで書いてあったので、みんな歓声をあげ、そのあと数人続いて
さらに歓声があがったのだが、どうやら仕込みは最初の人だけだったようで
数人は潔くまくったものの、あとの人たちは大変困って必死に断っていた。

そりゃそーだろな…。しかしトミーもけっこうしつこく、あと1人誰か!みたいに
なって最終的にはすげえしらけましたよ。日本人に乳だし強要するのはやめれ。

ミックのソロ、なんだかよくわからなかったけど、体の動きをみるに、そこまで
弱ってはいなかったようで安心した。なんか麦藁帽子みたいのをかぶっていて
可愛かった。

アナーキーでヴィンスがねじり鉢巻にサングラスかけた飯場のおっさんみたいな
格好してたが、あれはエルビスのつもりだったらしい。
…そうは見えなかったよ。笑ったけど。

*

みんなカッコよかったし、すごく楽しかった。
17時に開演して終わったのが20時40分くらいかな。
一度にステージの全てを眺めることができず、いろいろと見逃してしまった部分が
あるのだが、27日のヨコハマでリベンジよ。
See you next sunday~!


スカモルツァ・アフミカータ

2005-11-18 | 市販の食べ物・酒
このブタはスカモルツァ・アフミカータというチーズ。1匹600円。
チーズ王国でたくさんぶらさがっていたので、見た目で買ってしまった。

モッツアレラを乾かしてスモークしたようなチーズだそうで、
6~8mmほどに切ってフッソ加工のフライパンで焼くと絶品らしい。

コンガリ焼くと、見た目は柔らかそうにとろけているチーズが、
今までにない不思議な食感を運んでくれる、とのこと。

涼しくて乾燥したところに保存せよ、とあるので、軽く紙にくるんで
冷蔵庫に入れている。

いつ食べよう…。
みかけが可愛いので、しばらくはしまっておこうかな。

*

そのまま冷蔵庫の中で忘れそうになっていたこれ。
12月23日の昼に食べてみた。

7mmほどに切って、テフロンフライパンにオリーブ油をひいて
両面をキツネ色に焼き上げる。

7mmほどに切って、テフロンフライパンにオリーブ油をひいて
両面をキツネ色に焼き上げる。

表面がカリッと焼きあがっていて美味しい。
噛むとけっこう歯ごたえがあってグニュグニュしている。
堅いのだが、口の中で繊維状にほどけてくるような感じ。

鼻に抜けていく燻製の香りも楽しい。

このコシのある歯ごたえは、たしかに今までに無いチーズの味わいだった。

ボージョレ・ヌーヴォー

2005-11-17 | 市販の食べ物・酒
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー(蔵元:ジャン・マルク・ラフォレ)
岩崎酒店にて購入。

元々は澤乃井の本醸造生辛口にごり酒を予約したくてのぞいたページ
だったのだが、ボージョレーもよさそうだったので足を運んでみた。

私と同世代くらいのご主人が、丁寧に説明してくれつつ試飲させてくれた。

で、わたくし恥ずかしながら、ヌーヴォーを飲んだことないのだ。
そもそもワインじたいあまり詳しくない。つまり、よくわからない。

若い、あらあらしいワインだと聞いてはいたけれど、酒屋のご主人が
自信を持って薦めてくれた今年のボジョレーを口に含んでみると
なにかとげとげしく、舌におりてくる苦味(渋み?)も、あれ、こんな感じなんだ?
と少しびっくり。

しかし続いて他のヌーヴォーも試飲させてもらうと、最初に飲んだあの
ヌーヴォーがやはり一番美味しいことに気づく。

去年のものは気候が暑かったため、ブドウが熟すのも早かったとかで、
ヌーヴォーなのに深みのある味に仕上がっていたそうな。

ヌーヴォーではないが、去年産のワインもあったので、それも一緒に
買ってきた。

まずは今年のヌーヴォーから。
めったに使わないのでしまいこんであったグラスに注ぐ。

色は濃い目なのかな。透けて見えるってほどでもないね。

さてワインが来たらつまみも用意しなければ!

こちらはチーズ王国で見繕ってきたもの。
店員さんが親切で、色々試食もできて決めるのに助かった。

正午の位置から時計回りに、

マダムHISADAのミモレット(小泉首相の新聞記事のコピーが店頭で横に沿えてあった)
ロッシュバロンのナチュラルチーズ(あまりくせのないブルーチーズ)
セミドライフィグ(干しイチジク。上のブルーチーズと一緒に食べる。おまけでもらった)
プレーンなクラッカー
プレジール オ ボジョレー(ボジョレーで洗ったウォッシュチーズ)

どれもとっても美味しい。
しかし酔いがまわってくると、塩気の強いミモレットの美味しさが
際立ってくる。さすが高級チーズ、100g1000円…。

こちらはまめぴろうさんに教えていただいた、柿と生ハムのサラダ。

チーズなどがしょっぱいので、こちらはドレッシングもなにもかけずに
そのままいただいた。

うっ、おいしい!
生ハムメロンの好きな方にはオススメ!
柿もあたりだったのかなあ。なめらかで甘くて、生ハムと絶妙に合っている。

本当はこのあと、ブルスケッタやラムラックのローストなどが続く予定だったが
この2つのつまみでおなかもいっぱい。

家人は日付をまたぐほど帰りが遅いので先に頂いたが、これをきっかけに
少しワインにも詳しくなりたいところである。

ハート型シフォンをデコレーション

2005-11-16 | デコレーションケーキに挑戦
フルーツをいっぱい載せれば、アラも目立たない、はず…?

今回はハートのシフォン型を使ってみた。
17cm用のレシピを利用。ちょっと生地が多かったかも。


七五三だったからか、店頭にイチゴが並んでいたのが、売れ残りが
お買い得コーナーに移動している。半額で300円。

きれいに洗ってヘタをとり、ハートに見えるように並べてみた。


朝、これにキウイとオレンジを飾り、粉糖をふって完成!
実は右側のほうが低くなってしまって、斜めに傾いているのだが気にしない!
中にも半分に切ったイチゴを挟んである。


コーヒーを淹れて朝ごはんに。
皿に載せたぶんは、数秒後にばったり倒れたため写真はない。

お味のほうは、申し分なかった。
さすがにイチゴがすっぱめだけど、スポンジが自分好みに仕上がっているため
気にならない。

今回は生クリームを、乳脂肪分35%のものにしたため、ホイップおよび
デコレーションの際のシビアさは前回の45%よりラクになっている。
しかしハート型に塗るのは意外と難しかった!


関西風おでん

2005-11-15 | 料理
私の実家のおでんは関東風で汁が黒く、母親の好みで練り物が大量に
入れてあり、それは正直いってあまり好きではなかったのだが、
姑の作ってくれたおでんが素晴らしく美味しかったため、おでんに開眼。

残念ながら、京都の家で一緒におでんを作る前に姑は亡くなってしまったのだが
記憶に残るあの味めざして、寒くなると毎年つくり続けているのである。



昆布とカツヲブシで出汁をとり、酒・醤油・塩で味を調える。
鶏のもも肉、大根、里芋、卵、厚揚げ、はんぺんは欠かせない。

たまにちくわぶを入れたり、モチ巾着を入れたり。
おでんの具は家によって好みが分かれていて楽しい。

食べごろは作った翌日から。
朝晩と、出汁をグラグラと沸騰させないように気をつけながら
ゆっくり煮含めていただきます。


大鍋いっぱい作っても、2人だと食べきるまでに2日くらいかな。
うちは大食いですわ…。実は毎週おでん作ってます。

羊羹流し器でデコケーキ

2005-11-13 | デコレーションケーキに挑戦
かりんジャム失敗のショックから元気に立ち直ったわたくし。

前々から一度やってみたかった。
シフォンの生地を四角く焼いて、生クリームでデコレーションしたい。

寒天作りに熱心だった頃に買った羊羹流し器(卵豆腐器?)に、
シフォン生地を流し込み、160度で30~40分。

オーブンの中で座布団のように膨らんでいたが、取り出すとたちまち
しぼんでくるので


クーラーの上で裏返しにして冷ます。
横にあるのは今日追加で作って冷まし中の金柑砂糖煮。


冷めたらスポンジを二分し、ブランデーで香りづけしたシロップを塗る。
生クリームとキウイ、オレンジで飾りつけ。

生クリームをきれいにデコレーションするのは難しいね…。
冷蔵庫で休ませ、夕食後のデザートにした。

スポンジがしっとりふわふわで柔らかく、生クリームにオレンジとキウイがよく合う。
とくに今日はオレンジの甘みと酸味が実にすばらしくマッチしていた。

このところロールケーキが続いていたけれど、デコレーションケーキにすると
華やかで見た目も楽しい。家人はケーキをお代わりした。