またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

完熟南高梅のジャム&あんずジャム

2010-07-08 | ジャムづくり
この季節のお楽しみ、梅と杏でそれぞれジャムを作った。

洗ってヘタをとった実をひたるくらいの水と鍋にいれ、
沸騰直前で火をとめ、しばらく置く。


冷めてきたら水を捨てて、柔らかくなっている実を
へらでつぶしながら加熱し、好みの砂糖をいれるだけ。

南高梅

あんず

本当は、最初のお湯が冷めたときに
手で種を実からよりわけるそうだけれど
私は種ごとつくって食べるときによけることにした。

できあがり~。


こちらはあんず。

紅茶にもすごく合う。

南高梅のジャムのほうが酸味がはっきりしていて
爽やかな甘酸っぱさが心地よい。

あんずも美味しいけれど、南高梅と食べ比べてみると
少しクエン酸を足すなり、洋酒で香りづけするなりで
さらに完成された味になりそうだった。
こちらはお菓子つくりでも活躍してくれそう。




紅玉でジャム3種

2008-11-04 | ジャムづくり
福島の渡辺果樹園から送ってもらった。
紅玉もそろそろシーズンが終わりのようだが
なんとか間に合った。

おまけに姫りんごも入れてくれたので
さっそく大小コンビで並べてみる。


ジャムづくりも久しぶりで、ずっとしまってあった
マトファーの銅のジャムボールを出してきたら
外側のふち部分に緑青がふいていたので必死に磨いた。

今日は皮ごと、皮なし、皮なし&生姜みじん切りの3種類を作る。


むいた皮はとって置いて干し、冷蔵庫で保管する。

これは来月、たくあんを漬けるときにヌカに混ぜて使う。


クエン酸少々に40%の砂糖、水カップ1で煮詰める。


きれいな金色のジャムができた。こちらは皮なし。

ほどよい酸味と甘さがたまらない。
りんごは生で食べるより加熱したほうが好きかも。
これはパイの中身にしてもよさそう。

これは生姜のみじん切り入り。

本当は新ショウガを使うそうだが、
あいにくみつからなかったのでひね生姜にて。

りんごとショウガの相性は悪くないけれど
ショウガの主張もはっきりしているので
これはジャムというより薬効に期待して食べたい。


淡く美しいピンクの皮ごとジャム。

皮なしのものに比べて香り高く、
りんご自身のペクチンによってとろみがついているため
ジャムだというのに、このままパクパク食べられそうな美味しさ。

やっぱり紅玉は美味しいなあ。

あと10玉に姫りんごが残っているけれど
コンポート、キャラメリーゼ、焼きりんごあたりやってみようかな。




梅酒の梅のジャム

2008-05-18 | ジャムづくり
先日、味見をした久米仙梅酒
漬け込んであった梅の実をジャムにする。

久米仙(泡盛)1.8L、梅の実1kg、果糖350gで
漬けてあったのだが、梅の実をかじってみると
ほとんど甘みを感じない。むしろエグみがある。

まずはざっと梅を洗い、厚手の鍋に梅と
梅がひたるくらいの水を入れ、
コンロにかけて沸騰直前で火をとめる。

そのままフタをして冷めるまで置いておき、
手で種と実をよりわける。

梅ペーストが800gできた。
これに上白糖300gを加えて煮詰める。
砂糖はもっと多くしてもいいかも。



冷めると梅のペクチン効果か、
ぶりんと固めの仕上がり。まるであんこのよう。


きれいな緑色のジャムができた。

爽やかな梅酒の香りにまったりした甘み。
梅酒に使った梅の処理に悩んでいたけれど、
今までに作った中では一番うまくできた。



完熟南高梅のジャム

2007-06-18 | ジャムづくり
梅酒用に頼んであった南高梅が
500gばかり余ったので追熟させた。

ザルにのせ、風通しのいい日陰に置いておく。


4日経って完全に黄色くなった。


琺瑯の鍋に梅がかぶるくらいの水を入れ、
沸騰直前で火をとめて冷ます。

冷めたら水を捨てて実をとりだし、
手で種をよりわけ、果実の重さを量る。

種はカナヅチで割り、核を果実に入れる。
砂糖は果実と同量くらい入れて煮詰める。

フードプロセッサを使ってなめらかにしたほうが
いいかもしれないが、私はこのままで。


完成~。


梅だけにかなり酸味がきいているが、
完熟南高梅で作るジャムはお気に入りだ。

いつもそのままパンに塗ったり、
ヨーグルトに乗せたりしているけれど、
カレーに入れたり、酢味噌にしたりもできるらしい。



プレゼント

2006-10-22 | ジャムづくり
今日で私も35歳。
寄る年波に勝てず…なのかどうか、
ここ数日だるくてへたり気味のところへ
姉からのプレゼントが届いた。

メッセージに「撮影の小物に使ってください」と
あったので、わくわくしながら開封すると
バカラの包みが現れた。

びっくりするほど丈夫な包装紙を解くと
箸置きとお皿が入っていた。

Regletteのブラック。
箸置きとしてもナイフプレートとしても使える。

近代的なデザインだなあ。
これに似合うおしゃれな箸を考えるのも楽しい。

ミルニュイのプレート(13cm)。



…素晴らしい!
とんだ散財をさせてしまって申し訳のないことをしたわ。

いやそれより、「撮影に」って、よくおわかりで…。

この美しいお皿に何を載せようかと
真剣に考え、追熟中だった洋ナシの
「ブランデーワイン(品種名)」で
コンポートを作ることにした。



洋ナシがかぶるくらいの水を先に鍋に入れ、
そこへグラニュー糖、果糖を合わせて150g。
煮立てて砂糖が溶けたらレモン汁を80ml。

まるごと皮をむいた洋ナシを並べ入れ、
オーブンペーパーをかぶせて20分ほど煮て
そのまま冷まして出来上がり。


ブリリアント!



箸置きもプレートも、
自分ではなかなか買えないものなので嬉しい。
いつもツボを押さえたプレゼントをどうもありがとう。

あんずジャム

2006-07-09 | ジャムづくり
きれいな杏が並んでいたので買ってきた。
梅と同じバラ科だからか、
見た目が完熟南高梅によく似ている。

あんずはプラム類と同じく、
包丁で縦にグルリと一周切れ目を入れ、
両手でひねるとパカッと外れる。

タネをスプーンで取り出し、
果実は適当な大きさに切って
水100ccを加えて煮る。

タネをトンカチで割って中の杏仁を
ジャムに入れるとさらに風味が増すらしいが、
平たい種をいくらトンカチで叩いても
割れる気配がなかったので、今回は諦めた。

アクをとりつつ、果実の50%の果糖を
何度かに分けて加えてできあがり。


南高梅のジャムと比べてみた。
左があんず、右が完熟南高梅。


アンズも酸味は強いが梅ほどではなく、
爽やかで甘く、とても美味しかった。

南高梅はアンズに比べるとくせがあり、
やや苦味を感じ、酸味がきつい。

朝どちらもトーストにバターを塗った上にのせて
食べてみたが、杏のほうが万人受けするかな?

私は杏も梅も好きなので、どちらのジャムも
追加で作っておきたいな。

というわけで、おそらく今年度最終に
なるであろう南高梅をネットで発注した。

ただいま追熟中~。梅干とジャム用だ。


杏もまだスーパーにあるといいなあ。

南高梅のジャム

2006-07-05 | ジャムづくり
そろそろ梅も見かけなくなってきたが、
やや安くなった南高梅をスーパーで買ってきたので、
これをジャムにする。

参考にしたレシピはこちら → 【荻窪 鈴木青果店】

追熟させているあいだに茶色くなってきたところもあるが
とりあえずそのままいれてみた。


皮が破れるまで茹でたら水を入れ替えて一晩アク抜き。
水を捨てて木ベラで実をつぶし、種をよりわける。


私は裏ごしせずにそのまま火にかけ、
梅の60%分の果糖を数回に分けていれた。

南高梅ならではの芳しい香りに、とろりとした
きれいなオレンジ色のジャムができた。

食べてみると、ややくせはあるものの、香り高く
酸味の利いた美味しい梅ジャムだった。ヤッタ!

昨年作った青梅のジャムはちょっと心残りのある
デキだったけれど、見事リベンジしたわ~~。

*

梅のジャムはレアチーズケーキに合うと
どこかで読んだので、フィラデルフィアの箱に
書いてあるレシピで作ってみる。


フィラデルフィアクリームチーズ 1箱(250g)
グラニュー糖 60g
プレーンヨーグルト 200g
レモン汁 大匙1

粉ゼラチン 8g
ゼラチン用の水 80ml

マクビティ 10枚(約90g)
無塩バター 40g


ビニールに入れてくだいたマクビティ(ビスケット)に
溶かした無塩バターを入れてよく混ぜ、型に敷く。


型にサラダ油を薄く塗っておくと、
あとで取り出すときに楽なようで。

生地を流し込み、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
できました!


これを切り出して梅ジャムを載せる。
裏ごししていないので、皮が残っている。


キャー! まるでアンズジャムのよう。
もうちょっと酸味が強いけど、レアチーズとの相性は抜群。


マクビティの台座になめらかクリーミイなレアチーズ。
梅ジャムはややすっぱいが、これなら大丈夫~。
この組み合わせはとてもよかった。

*

上の画像がなんだか冷やっこっぽいのでお菓子らしく撮りなおし。

たいしてかわらない…が、まあいいとしよう。
ジャムのせすぎた~。

*

ちょうど一年前に漬けたコーヒー酒も使ってみよう。

コーヒーのよい香りがする。


レアチーズはセルクル型で抜いた。


これにコーヒー酒をかけ、豆をのせる。


酒がけっこうきついのでレアチーズの香りがとんでしまう。
もしレアチーズにコーヒーソースとしてかけるなら
リキュールは香りづけ程度にしたほうがよさそう。

上にのせた、お酒に漬けてあったコーヒー豆は、
一応食べられるのだが、ぱさぱさして硬い。
これは出し殻なので、たんなる飾りということで…。

コーヒー酒じたいはなかなかの仕上がりで、
牛乳で割っても美味しく飲める。

これは色々と応用が効くので、
カクテルやお菓子に使うのが楽しみだ。

りんごジャム

2006-04-15 | ジャムづくり
1袋に5個入って安売りになっていたので、リンゴジャムを作ろう。

リンゴ   800g
砂糖    300g
クエン酸  小さじ2

皮をむいてくし型にし、5mm幅にスライスしたリンゴに
砂糖とクエン酸をまぶして1時間おく。

でてきた水分ごと鍋に入れて煮詰める。


今回はマトファーの銅でできたジャムボールと
ル・クルーゼのココット・ロンドの両方で作ってみる。


火をつけると銅鍋は瞬時に反応し、直火で煽っているかのごとく
グツグツと盛大に湧き上がる。

鋳鉄琺瑯のルクはじんわりと熱が伝わっていき、穏やかに
くつくつと炊けていく。

しかし水分を飛ばしきるまでの時間は両者ともほぼ同じだった。

完成~!

ジャムボールで作ったほうが照りが出てリンゴの色が濃い。

食べ比べてみると、強火で加熱したジャムボールのほうが
リンゴの水分がより抜けており、濃縮した旨味が出ている。

ル・クルーゼのほうはふっくらと炊き上げた優しい味のジャムだ。

もちろんどちらも美味しいので満足。
鍋同士も仲良しなのだ!

金柑のマーマレード

2006-03-25 | ジャムづくり
家人と2人してちょっと咳が出るので、のどによい金柑を煮た。

金柑 300g
砂糖  80g
蜂蜜 適量

水 200cc
クエン酸 小さじ1

1.金柑はヘタを取り、スポンジで表面を洗う。
  これは愛用のスビズバ。


2.金柑を2つに切り、竹串で種をとる。


3.クエン酸を溶かした水に金柑を30分ほど漬ける。

4.鍋で15分ほど煮て、柔らかくなったら砂糖を入れて5分、
  蜂蜜を入れて5分煮る。

5.とろりとなったら熱いうちに清潔な瓶にいれ、冷ます。

さっそく1口お味見。

効く~ぅ!
ハチミツきんかんのど飴と同じようなものだもんね。

キンカンは食べたあとも爽やかな香りが残るので好き。

食べた直後に猫が近づいてきたので、顔を近づけると
イヤ~な顔をして去っていった。猫は柑橘系は苦手なのでした…。

いちごジャム

2006-02-08 | ジャムづくり
見切り品になっていた「とちおとめ」をジャムにする。
洗って水気をふき、ヘタをとったイチゴが300g。
これに果糖100gをまぶし、全部溶けるまで置いておく。



ボウルをゆすり、全体に果糖が行き渡るようにする。


一晩経過。


きれいな色のシロップができたところで鍋に入れ、さっと煮詰める。


心をそそる甘い香りに美しい赤のイチゴジャムができた。