またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

梅酒 梅干

2012-07-14 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昇珠園さんより白加賀5kgが6月14日に到着。
今年は寒くて梅の花も遅かったですね。



ころころ可愛い姿に甘酸っぱい香りがたまりません。


いつまでもこの香りをかいでいたいですが、
その日のうちに全部、果実酢として漬け込みました。


千鳥酢の一升瓶がドドーン。

一番左は昨年漬けたぶん。そんなに色は変わらないですね。

*

おまちかねの十郎梅は7月5日に到着。


今年は自宅マンションの外壁やベランダの工事があって
梅を干せるかとても心配だったのですが、無事に終了しました。

なんだかんだで結局干したのは8月末。

塩、砂糖ともに15%で漬けたらシワシワになっちゃった。


干しあがってから4ヶ月たった12月22日にお味見をば。


日本酒にくぐらせてから仕舞ってあったためか、
まだ上のほうまで蜜はあがってこないものの
しっとり柔らかな梅干になっていました。

かじるとムチッとしていて甘酸っぱい…のですが、ややボケた味かなあ。
甘みも酸味も弱まっているような。

すっぱくないので、苦手な人も食べやすくはあるのだけど
これは梅干って感じじゃないなあ。

来年はやっぱり砂糖はもっと減らして漬けようと思います。





梅サワードリンク、梅干、梅ジャム

2011-07-29 | 果実酢・果実酒・梅仕事
(ブログ更新をずっとさぼっていたら
編集画面の仕様が変わっていておたおた


今年は小田原 昇珠園さんの梅をつかって、
例年より小ぢんまりとした梅仕事である。

6月2日に白加賀5kgが届いた。
これは全部、サワードリンクにする。

去年漬けた梅酒&杏酒は手付かずのまま残っているので
今年はお休みにした。


千鳥酢と果糖で甘さ控えめに。

これで1年分もつはず。

*

6月20日に十郎梅が5kg届いた。


やさしく洗って


乾かして


3kgは梅干に。

塩10%、氷砂糖10%の甘梅干にする。

氷砂糖は梅酢があがってから、毎日少しずつ投下した。
漬けこんでから3週間が経ち、天気もよかったので土用干し開始。

並べたばかりでしっとりツヤツヤ。


2時間後。


3日目。

このくらいでいいかな。
あまり干しすぎるとカチカチになっちゃうしね。

梅酢にくぐらせてから仕舞いこんだ。

低塩なので一年以内に食べきるつもり。

お味見してみると、甘梅干とはいえ酸っぱくて
口がキュウッとなる。
砂糖を10%ぶんよりも、やや多めにいれたせいか、
少し皮が固いような気もするけれど
このくらいの味具合を目指していたのでよしとしよう。

*

残りの十郎梅2kgは毎年お楽しみの梅ジャムに。

鍋にいれて沸騰直前で火をとめ、一晩放置して
手で実と種をよりわける。


きれいな黄色!

加熱しながら砂糖を足していく。

砂糖の茶色で、なんだかカレーみたいな色に…。


1L瓶に2本分できた。


甘酸っぱくて美味しいよ。


*

今年は規模を縮小したので、
実にあっさりと終了してしまったけれど、
消費ペースを思うとこのくらいが適量なのかも。

クローゼットに空いている果実酒用の容器がゴロゴロあるよ~。





梅の準備などなど

2011-05-24 | 果実酢・果実酒・梅仕事
震災以降、どうもテンションがあがらず
ブログの更新も間遠になってしまったけれど
そろそろ梅仕事の準備をば、と。

とはいえ原発がらみで鬱々としており、
今年の梅はどうするか悩みつつ、
梅サワードリンク用青梅5kgに、十郎梅5kgを予約。


小田原 昇珠園
http://www.umehana.com/catalog/
たしか5月初旬頃から予約を受け付けていたと思うけれど、
今みたらすでに予約は完了していた。
セシウムの数値がわずかに出はしたものの、
全部予約でさばけたんだね。

ここは昨年、冷害にやられて壊滅的な被害を受けた農園なので
今年はどれもが立派に育ち、そして行き先も決まったことに安堵した。

梅の収穫ボランティア募集ってなんだろう。
梅狩りができますよってことかな。ちょっと気になる。


和歌山の池喜さんは、今年は2人目のお子さんに恵まれて
とても忙しく、ホームページを更新できないけれど
梅はきちんと育っています、とのことだった。
http://blogs.yahoo.co.jp/yikeki/35022875.html

梅の注文については、ホームページのおしらせ欄から
メールをもらえれば対応できますとのこと。
http://www.katuragi.or.jp/ikeki/
(こちらは昨年の出荷が終わった状態から更新されていない)


そんなこんなで、例年よりは小規模にしたけれど
やっぱり今年も梅仕事はやりますわよ。

*

梅とは関係ないのだけれど、
あずわささんのブログを読み、共感しまして、
T-BLOG 自分にできることを考えて実行する
三陸復興かきプロジェクトに参加してみた。

http://www.sanriku-oysters.com/index.html

5年くらいしたら、殻つきの生牡蠣が1口につき20個やってくる予定。
生産者に直接お金が渡り、復興していく様子を見守っていけるのと
かきオーナーという言葉に、ふとときめいたわ…。

5年後の自分やまわりはどうなっているのかな。
きっとその牡蠣は、いろんなものを運んできてくれると思う。





南高梅の梅干も完成

2010-07-27 | 果実酢・果実酒・梅仕事
漬け込んでから3週間が経ち、
天候もいいので土用干しを開始!
またたびダイアリ:南高梅を梅干に 2010-07-02

今回のぶんは22日~25日にかけて干した。
直射日光が当たっていたのは延べ20時間くらい。
それ以外は日陰干しとなったが、熱風でいい感じに乾いた。



この丸々した梅を塩分18%で漬け込み、

重石はせず、お皿を1枚のせたあとラップをかけ、
毎日タルをゆすって様子をみていた。

干しはじめがこちら。


こちらは2日目。


途中で梅酢に戻すことはしないまま干しあげた。



日本酒にくぐらせてザラメをまぶす。


このまま味がこなれるまで寝かせておこう。


これにて今年の梅干づくりは終了。
いつも土用干しの時期の天候にひやひやするのだけれど、
今年はとっても順調にできてうれしい。





梅味噌でキンメダイの煮付け

2010-07-22 | 果実酢・果実酒・梅仕事
魚屋さんの今日のおすすめはキンメダイだった。
煮付けにすることにして、4つにさばいてもらった。

湯引きして掃除し、水と日本酒(6:4)を
キンメダイがひたるくらいに張って
ショウガと赤唐辛子をいれ、静かに煮る。

キンメダイに完全に火が通る前に
加減しながら梅味噌をいれる。

そして沸騰させないようにそっと加熱し、
頃合をみてフタをして、あとは余熱で火を通す。

梅味噌の香りは残したまま、キンメダイもふっくらと仕上がった。

いいサカナが手に入ったぞ、ということで
帰りに寄った酒屋さんで、まんさくの花の新製品を発見。

八八七分の壱(純米吟醸)
「秋田酵母No.12」を使用とのこと。

まんさくの花の純米吟醸生酒の限定品で
この季節らしく爽やかなブルーの瓶が気に入った。
甘すぎず辛すぎず、茶豆やキンメダイの梅味噌煮つけとの相性やよし。
たいへん満足です。

類似記事:梅味噌に鶏胸肉を漬ける

*

池喜さんの巨大南高梅を塩漬けしてから
2週間経ったので土用干しを始めた。
本当はもっと長く漬けておいたほうがいいのかな。

見たかんじでは特に問題なさそうだったので
どんどんザルに並べる。



今日も最高気温35度の猛暑日。
巨大梅もぐんぐん乾いて一安心だ。

去年は干し始めが遅かったこともあるけれど
ようやく晴れた日にザルを出すと、
一天にわかにかき曇り…で満足のいく干し方ができなかった。

この調子だと今年はいい感じに仕上がりそうだわ。

とはいえ、梅はともかくニンゲンにこの暑さは厳しく、
ちょっと買い物に出ただけで絞れるほどの汗が出る。

このところ、外の道路を粗大ゴミ回収業者が
軽トラに乗ってテープを流しつつまわっているのだけれど
いかにもぎこちない若い女性の声で

「いらなくなった テレビ パソコン ラジカセなど
 こあれていても かまいません」

とアナウンスしている。
車に乗っているのはコワモテのおじさんだったりするわけだが
午後になって、ベランダに出てみると、いつものアナウンスが聞こえ、
聞こえているけど、あれ…?

どうやらこの暑さでテープがのびたらしく
節回しはいつもと同じだけれど、声質が変わっていたよ。




十郎梅の梅干完成~

2010-07-19 | 果実酢・果実酒・梅仕事
どうやら梅雨明けしたらしいので、
漬けて1ヶ月経った十郎梅を干してしまうことにした。
またたびダイアリ:十郎梅を漬けた 2010-06-18

今年は赤しそをうまく見つけられなかったので
塩分18%の白梅干になる。

7月17日の土曜日から土用干しを開始。

十郎梅はザルに並べるだけで、いくつか破れてしまうという
柔らかいイメージがあったけれど、今年は全部大丈夫そう。

ふかふか丸くて可愛いな。


窓をあけた室内の気温は32度、湿度62%。
日陰とはいえ、暑い!

直射日光が当たるベランダはどのくらいなのかと、
アナログの温湿度計を置いてみた。

測定不可能! 梅、がんばれ~。

まだまだ干すよ!


土・日・月と3日間連続で干した。これで完成としよう。


昨年ブログで教えていただいたとおり、
日本酒にくぐらせて軽く水気を切り、ざらめを少々まぶす。

複合ワザにしてみたけれど、とっても美味しそう。

できあがり! 右の小瓶はざらめなし。

今年の十郎梅はやっぱり大粒なのね。
寒冷被害を乗り越えてたくましく育った
よりぬきの梅揃いだもんなー。

2008年度の十郎梅(塩分18%)のツボにいれて比較してみた。

手前の2つが今年のぶん。すごい。

2008年のときは、干しあがった梅をそのまま
ざらざらとツボにいれてしまってあったため
まだ梅蜜のあがってこない上のほうは干からびた感じ。

今年の梅干は会心のできばえになりそうな予感です。

巨大南高梅を干す頃まで、天気が安定しているといいな。
こちらは大粒だけに、もう少し漬けておきたいのであった。



酒井あんず園の生あんず

2010-07-06 | 果実酢・果実酒・梅仕事
必ずクール便で来るのだけれど、今年は例年に比べて
またたびダイアリ:酒井あんず園から信州大実が到着 2009.06.24
到着時の熟し加減が進んでいるようで、全体に色が濃く、
柔らかくなったものもいくつかあった。
傷んでいるわけではないのでいいけども。

さっそく洗って乾かし、梅酒の瓶に5粒ずつ投下。
あんず酒もつくる。

あんず1kg、りんごはちみつ400g、天盃1.8L。

生あんずがあと1kgくらい残っている。
ジャムにするかシロップにするか、どうしよう。


*


山梨から桃が届いた。

いわゆる「はねだし(家庭用)」桃ということだったが
よく熟しており、スルリと手で皮をむける柔らかさ。
しかし思ったほど甘くないので、お酒に入れたり
コンポートにしたりによさそうだった。

というわけで、900mlぶん残っていた日本酒原酒に漬ける。

桃 500g、日本酒原酒900ml、果糖150g

サブ冷蔵庫がこれで満杯に。


あとは赤しその手配だな…。




南高梅を梅干に

2010-07-02 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨日届いた和歌山 池喜さんの南高梅
さっそく漬けてしまおう。

南高梅3.5kg、塩650g。

梅の上にお皿を1枚のせ、
ガラスのふたをして梅酢があがるのを待つ。

今年は全体に小ぶりだというお話だったけれど、
70g台がゴロゴロあった。

今回の大玉王はこれ。堂々の79g!

別に小ぶりじゃないんじゃ…と昨年の記事をみると
またたびダイアリ:土用干し第一弾終了そして紅ショウガ
こちらは94gだった。昨年は異例だったのだな。

漬けてしまえば大きさの違いは関係なくなるので、
漬け込む前の、毎年のちょっとしたお楽しみであった。


今年は完熟南高梅で日本酒梅酒をお試しで漬けてみる。

完熟南高梅500g、富久錦純米原酒900ml、果糖150g。

冷蔵庫のスペースの都合上、2L瓶で900mlにした。
残りのお酒900mlには、あんずか桃を漬けるつもり。




池喜さんの完熟南高梅がきた!

2010-07-01 | 果実酢・果実酒・梅仕事
和歌山の池喜さんから南高梅が届いた。
このところ気温が高いので、道中を心配していたけれど
1つも傷むことなく、きれいに熟した姿でやってきた。

さっそく洗ってヘタをとり、ザルに並べた中から
熟度の高いものを選んで焼酎に漬けこんだ。

完熟南高梅1kg、果糖300g、球磨焼酎35度1升。

残りの梅4kgは、明日にも梅干用に漬けられそう。
濃く甘い香りがたちこめている。

*

いつもの花屋さんに行ったら
なにかモフモフした緑色の草があった。


てまり草という名前らしい。
きれいな緑色と可愛い形が気に入って1本買った。300円なり。

ピンクの百合は、もう開いちゃったから売り物にならないと
おじさんがオマケでくれた。うれしかった。



てまり草はナデシコの仲間だそうな。
なにがどうしてこうなったのやら。
目を洗われるような美しい緑に癒される。



梅はちみつシロップ完成

2010-06-28 | 果実酢・果実酒・梅仕事
今月8日に漬けた梅はちみつが
またたびダイアリ:古城、白加賀の青梅を漬けこむ
3週間経って、梅がしわしわになった。


時節柄だいぶ暑くもなってきたので、
小分けにして冷蔵庫で保存しよう。


古城梅1.5kg、国産野草はちみつ2kgで
とれたシロップは2.5Lほど。

3~4倍に薄めて飲むと美味しいよ!
水でも炭酸水でもお湯でも焼酎でもなんでもござれ。

*

十郎梅(塩分18% 2kg)も順調である。