またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

越乃雪椿 純米吟醸原酒

2006-09-30 | 市販の食べ物・酒
個人経営の酒屋へ行き、ひやおろしが欲しいですと
言ったらこれが出てきた。

新潟 越乃雪椿 純米吟醸原酒
番外一番あがり

 アルコール分:17度以上18度未満
 原材料名:米・米麹
 精米歩合:60%
 日本酒度:+3.0
 酸 度 :1.6
 杜氏名 :二宮一行

「造り手しか飲めなかった味わい」の言葉に
わくわくしながら口に運ぶ。

香りは華やかで軽快だが、
吟醸酒らしからぬコクと深い味が楽しめる。
それでいてあと口はスッキリして飲みやすい。

準備したものは、おなじみ鉄火巻き。
このお酒だったら洋風のつまみでも美味しくなりそう。
先週、居酒屋おれんちで鮭の白子のマリネを出してもらったが
あれにもとてもよく合うと思われる。


そしてイクラ軍艦巻き。これにはばっちり。
日本酒と肴は、同じ季節のもの同士を
合わせれば間違いないのかな?



自作ガリと小梅、油揚げとワカメのお味噌汁でしめる。
とても美味しかった。

ところで寿司ネットというサイトで寿司について
丁寧に説明されており、画面下のほうにある
「寿司チャンネル」も内容が充実していたので
思わず登録してしまった。

川澄健氏の飾り巻き寿司が動画で見られる!
私は板さんの手さばきを飽かず眺めるたちなので、
配信されているどの動画も魅力的だ~。

小豆と栗のおこわ

2006-09-29 | 料理
All Aboutの栗おこわのレシピに沿って作った。

前の晩に生栗の皮をむいて砂糖をまぶして冷凍し、
もち米をといで水にひたしておく。

今日になってから小豆を破れないよう、慎重に炊いて
もち米その他を炊飯器にセットしてオン!

炊飯器はいつも白米モードばかりで
おこわモードなんて初めて使ったわ。

さて炊飯器で炊けたおこわはというと、
もち米100%でもっちり柔らか、
小豆の固さも完璧で破れもせずきれいに炊き上がり、
お赤飯のようにきれいな色がついている。

小豆は先に別鍋で行った下茹でが
上手にできたというのが大きい。
つぶあんで何度も練習したからね。


栗はあく抜きをしていないせいか、ちょっとエグみが気になる。

これは先にある程度茹でてあく抜きをして、炊き上がる頃に
栗をお釜に投下して混ぜこんだほうが美味しくできそう。

ただ、今回の栗は何日も店頭に並んでいたものなので、
栗の質次第で、All Aboutのレシピどおりでもうまくできると思う。


蒸し器で作るおこわはもっと固めの仕上がりになるけれど
これもこれで美味しい。ごま塩をかけていくらでも食べられる~。
肝心の栗がイマイチなのはちょっと厳しいけど…。
お赤飯と思えば問題なし。

いつも白米を炊くときは2合なのだが
今回はレシピどおりに4合炊いたので、
びっくりするほどたくさんできた。

半分はおにぎりにして冷凍しておくつもり。



にぎにぎおすしやさん

2006-09-27 | 市販のお菓子
前から気になっていたお菓子。
グミでできたおすしだなんて面白い。

真空パックされたグミが出てきた。


ものすごくベタベタしているのを
なんとか皿に並べる。


具をのせてみよう。
エビ、タマゴ、大トロ、赤貝、イクラとあと1つ、
なんだか不明なもの。


袋の裏に食べ方の工夫があった。
さっそく試してみよう。


シャリの白ブドウ味とエビのアップル味を
それぞれ味見したあと、重ねて食べてみる。

…んっ、ほんとだ、キウイ味?

次はシャリの白ブドウ味にタマゴのグレープフルーツ味。
一緒に食べるとライチ味とある

どちらも言われてみればそんな味、のような気が
しないでもないけれど、可愛くて楽しいからよしとする。

*

明治のショコライフ。
6種類ほど並んでいたなかから
温州みかん、とちおとめ、北海道ミルクを選ぶ。


まったりとクリーミーでどれも気に入った。
私としてはみかんチョコがヒット。


これは他の種類のも試してみたい。

イクラ軍艦

2006-09-26 | 料理
生筋子が出回るようになったので、
安いときに仕入れてせっせと漬け込んでいる。

40度くらいのお湯に塩を溶かし、
そこに筋子を入れて丁寧に膜からより分ける。

これさえ済んでしまえば、あとはよく洗って
タレに漬けるだけなので簡単。

東急フードショーの魚屋のおばちゃんは、
100円ショップにありそうな丸い網の上で
筋子をコロコロと転がして選り分けてくれるのだが
あれには熟練の腕が必要そうなので、
自分で試したことはない。

いくらは大根おろしに載せてもあうけれど、
今日は軍艦巻きにした。


お酒は広島・相原酒造の
酒百薬長(さけはひゃくやくのちょう)の純米吟醸。


寿司に日本酒…!
とっても美味しい。

この酒の名前に安心して、つい飲み過ぎそうになる。


この幸福感、たまりませんわ。

こどもの頃、イクラはあまり好きではなかったけれど、
自分で漬けるようになってからは大好き!

UDON

2006-09-25 | 映画
公開から既に一ヶ月。
前売り券を買っていたにも関わらず、
すっかり出遅れてしまったが、
気持ちのよい秋晴れの今日、ようやく観に行ってきた。

月曜の昼どきというのに人が大勢いる。
どうやらどこかの学校で課題として
UDONを鑑賞しに来たらしく、席のほとんどは
学生たちが占めており、一般客は10人くらいだった。

*

予習もせずにのんびり観たが、よかった。
私もまわりの人も、おなかがグーと鳴いたり、
ハンカチ片手に鼻を鳴らしたり。

「恐るべきさぬきうどん」のあのなんともいえない
まったりしたノリが好きならきっと気に入ると思う。
田尾氏もちゃんと出ていた。あの顔は見逃さない私。

麺通団ができるまで、が盛り込まれているので、
何年も前にあの本を手にして以来の気持ちが
こみあげてきて遠い目になる。

うどん屋への道のりは難解にしてあるが、
ストーリー展開は懇切丁寧であり、
説明的なセリフや場面がとても多かったが、
そのおかげで何も考えず流れに乗ってみていられるので
世界に入り込みやすくてよかった。


香川の美しい自然を満喫。
雄大な讃岐富士に満濃池。
深い緑に山に住む動物(!)。

いろんな人が少しずつ出演しているのも楽しかった。
なぜか南原氏が映ったところで笑いが起きていた。
私は市田ひろみのうどん講座にうけてしまった。

小西真奈美はいったい何頭身なんだろう…。
鈴木京香も好きな女優なのでうれしかった。
あの夫はいい味だしてたなあ。
トータスが小西と収穫していた実は何かしら?


マルちゃんのうどんについていたキャプテンうどんが
まさか映画に出てくるとは思わなかった。
最後のシーンはとてもかっこよく見えたよ。

やっぱりバイクでうどんツーリングに行くのが夢だわ!と
自分の中で盛り上がりつつ、プロ中のプロの麺通団ですら、
うどん店巡りに苦労しているのを見て不安になる。

フジの特番で田尾氏が案内していたときも
道を間違えていたりしたから難易度は高そうだ。

この映画は再び讃岐うどんブームを
呼び起こす目的で作られたというより、
ソウルフードであるUDONに絡めての情愛や郷愁を
映像にしてくれたもののように思えた。

東京から飛行機代5万円かけて100円のうどんを食べにくる
というセリフをちゃんと入れていたり、
「ブームとは!」とかけっこうぶっちゃけすぎな気もしたけれど、
しんみりと、何か心が洗われたような気持ちになって帰ってきた。
もちろん今日はうどんを食べなくては。

ぶっかけに将八のゆず酢。トップ画像は釜たま。

いつもに増して美味しく感じた。

季節の変わり目って

2006-09-24 | ASIMO・食玩・コレクション
眠くて仕方ない…。
オーブンを使ったお菓子を作ろうと思っていたのに、
涼しくなってきたおかげでか、寝てばかりの週末だった。

これは「だら~りクリップ リラックマ」。
あごの下にクリップが仕込んであって
ノートパソコンに挟めるらしい。

ヘッドホンをかけたまま眠っている。
私も今、まさにこんな感じ。


週明けからは頑張ろう。

栗の含め煮

2006-09-23 | 和菓子づくり
今年は早い時期から栗が安い!
嬉しくなって2袋買い込んだはいいものの、
すぐに手をつけられなかったので
鬼皮ごとぬるま湯につけておいた。

とりあえず今回のぶんはまた甘露煮にする。
河合真理さんの「とっておきの作りおき」の
栗の含め煮を参考にした。

鬼皮つきの栗 1kg
塩 小さじ1
きび砂糖 400g
ダークラム 1/3カップ

重曹は使わない。
渋皮まで全部むいてから、茹でてあく抜きをした。
きび砂糖とダークラムで優しい甘さとよい香りがする。

半分は冷凍しておいて、お正月のきんとんにまわしたい。

*

こちらは先日ローソンで買った、
ぽるたさんおすすめのお芋とりんごのスティック。


薄いスポンジの土台にシナモン風味のリンゴ煮、
その上にパイ皮がかぶさっていて味と量のバランスがよい。
りんご系の焼き菓子って好きだ~!

こちらもローソンにあった「ゆふいんの牛乳プリン」。
箱のデザインが可愛くて…。



とろんとしたミルクプリンで美味しかった。

A&Vフェスタ2006

2006-09-22 | お出かけ
オーディオマニアの友人に誘われて
A&Vフェスタ2006に行ってきた。

要するにオーディオ関係の展示会なのだが
私は全くの門外漢なので、一応カメラも持っていったものの
見所などもよくわからずにオロオロする。

しかしあまりに素人丸出しなのも恥ずかしい気がして
オーディオには興味がありますみたいな顔をして
担当の方の説明に頷いてみたりして…。
せっかくの知識も右から左に抜けていったけど。

トップ画像はレコードの針部分らしい。
カラフルで小さなものがずらっと並んでいて綺麗だった。

こちらはパイオニアのピュアモルトスピーカー。
サントリーとのコラボ製品で、ウイスキー醸造に使われた
オークの樽を再生したものだそう。



スピーカーの表面はなめらかで気持ちのよい手ざわり。
音のよしあしについて、私は聴きわける耳を持たないので
よくわからなかったが、これがリビングにあったら
さぞかしステキだろうと思わせるものだった。

オーディオ関連なので、カーオーディオのコーナーもある。
BMWやベンツに搭載された素晴らしきコンポや
DVDディスプレイなどを横目に通り過ぎると
奥のほうにひっそりとバイクのCB1300SBがあった。

この、ハンドルの間を横にのびた金属部分がスピーカーだ。

左側にアンプが固定されている。
もちろん防水で、速度に応じて音量が上下する。

エンジン音、マフラー音、風切り音にフルフェイスを
通してどれだけ聞こえるのかは疑問だったけれど
バイクにもまたがらせてもらって満足。
担当の方がバイク好きっぽいところもまた嬉しかった。

*

全く詳しくない私がぼんやり見て回って、
連れの反応から一番興味を感じたのがこちら。

新日本無線がコスト度外視で実験的に作ったそうで
この展示会で初めておもてに出したもの。
たしかに音は格段によかったような気がした。


まだメーカーからの引き合いはなく、
市販の見込みがたっていないため
商品化されたとして値段がどのくらいになるか不明だが、
持てる技術を結集して、限界までよい音に近づけたと語る
担当者の方の顔は自信と喜びに輝いていた。


私は誰かのこういう顔を見るのが好きだ。
この会社の今後が楽しみ。

この展示会は珍しく入場無料でイベントなども用意されている。
工作教室は事前に予約が必要で
先着数も決まっているそうだが楽しそうだった。


場内のブースによっては、かんたんな
アンケートに答えるとオマケをくれる。
携帯クリーナーとメジャーとボールペンをもらったよ。


久しぶりにずっと歩き回って体は疲れたけれど
初めての体験で楽しかった。


お風呂で読む本

2006-09-20 | 未分類
友人宅に差し入れに行くと、
机の上に変わった本が置いてあった。

手にとってみると、ツルツルした素材でできており
背面はリングなのでページを開いて固定ができる。



手ざわりはトランプを薄くしたような感じ。
見開きの左ページの表面はつるつるしており、
右ページの表面はマットで軽くザラザラしている。
めくりやすいように配慮されているのかな?

しかし変わった装丁だね、と表紙をよく見ると
「風呂で読める文庫」とあり納得。

ページの裏表で表面処理を変えているのは、
水でページ同士がくっつかないためなのかも。

ユニークな発想に感心しながら背表紙を確認すると、
「フロンティア文庫」とあり、笑いがこみあげてきた。


版元はフロンティアニセン
シリーズに日本昔話や源氏物語などもあるんだね。

特殊な装丁のせいか、1冊1050円と高いけれど、
お風呂の中でのんびり読書を楽しまれる方には便利そうだ。

常に忙しくしており、読書をしたいのに読める時間は
風呂に漬かっているときぐらいしかない! という方にもぜひ。

こういうつくりなら、料理のレシピ本があってもいいような気が
したけれど、今はDSお料理ナビとかあるから需要は薄いかな?

栗の甘露煮でロールケーキ

2006-09-18 | デコレーションケーキに挑戦
私にとって今シーズン初の栗を買ってきた。
今年は去年よりも安いような気がする。
たまたまかな?


鬼皮を栗くり坊主でむいて、渋皮をつけたまま
重曹入りのお湯で3度ほど茹でこぼす。
ものすごいアクが出るんだね。

途中、タワシで渋皮をこすり落としすぎて
ほとんどがつるつるの仕上がり。
これでは渋皮煮でなく、甘露煮だ!


常温で一晩置いてよく味を染ませた栗。
砂糖と水で作ったシロップに漬けてあるだけなのに
なんだか高貴な味がする。素晴らしい香り…。


作成中に割れてしまったものが多かったので、
これを刻んでロールケーキに使おう。

*

スポンジはこいのぼりケーキのレシピに沿った。

リ・ファリーヌ 70gのところを、60gにして
それにココアパウダーを10g混ぜた。

180度のオーブンで15分焼き、
型から出して紙をつけたまま、まだ温かいうちに
表面にラップをかけて密着させておく。

スポンジが冷めてからラップをはがすと
わら半紙を敷いたときのように、一皮むけていい感じ。

生クリームをホイップし、栗を刻んで巻き込む。
中のクリームをもっと入れればよかったわ。

きれいな「の」の字に巻くのって難しいな…。

余った生クリームを適当にデコレーションして出来上がり!


こちらはデコレーション前に切り落とした両端部分。
余った生クリームを上にのせてこれで1皿。


スポンジがしゅわしゅわしっとりで美味しい。
生クリームと栗の甘露煮の相性ももちろんよし。

ケーキ作ったのも久しぶりだなあ。