またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

小田原 昇珠園の十郎梅の梅干を食べくらべ

2009-08-31 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昇珠園に今年の梅を注文したときに、
生産者の方が作る梅干はどんな仕上がりなんだろう?と
梅と一緒に梅干も注文してみた。

樹上完熟十郎梅の梅干である。

完熟すぎて出荷できないくらい柔らかいものを集めて
大量に漬けておられるそうで、たしかにすごく柔らかい。
最初の1粒をトングで出そうとして破ってしまったくらい。

昇珠園 梅花日記の5~8月は、
樹上でふくらみはじめた梅が梅干になるまでの様子が
紹介されていて、とっても楽しい。
漬け込む量も干すスペースも桁違いで圧倒されますわ~。


さて、こちらは私が昨年漬けた十郎梅。塩分18%なり。

干しあがってから、そのまましまったので
上のほうの梅はまだ乾いているけれど、
下のほうは自然にわいた梅蜜でしっとりしている。

昇珠園でとれた同じ年(たぶん)の同じ梅。
昇珠園は梅と一緒に岩塩も送ってくれるので、
おそらく同じ塩で漬けているはず。
違いやいかに!


並べてみたら圧巻だったので撮ってみました。



左がプルコ作、右が昇珠園のもの。


見た感じではあまり違いがなく、柔らかさも同じくらい。

ではまずプルコ梅から。
す、すっぱい! うなじの毛がビリビリと逆立つ感じ。
漬けてから2年目だけれど、もう一年くらい寝かせてもいいかも。


白湯を飲んで気を落ち着かせてから昇珠園のを。

こちらのほうがまろやか。
すっぱいのはすっぱいけれど、こなれた感じがする。
さすが超ベテランの梅干ですな!

昇珠園のブログを読むと、塩のふり加減、すなわち塩梅は
その年によって長年の経験と勘で決めているとあった。

これは一朝一夕には身につかないな~、さすがです!




2009年度の梅干完成

2009-08-30 | 果実酢・果実酒・梅仕事
干すタイミングがつかめずに、8月の中旬過ぎまで残っていた
赤しそ梅干もようやく干しあがった。
これで今年仕込んだぶんの梅は全部仕上がったぞ。

昇珠園の南高梅(塩分15%)


昇珠園の十郎梅(塩分18%)


小鉢に梅酢を入れ、レンジで40秒ほど温めてから
そこに梅干をくぐらせ、瓶に詰める。

白梅干のようにザラメをまぶしながら詰めるつもりが、
うっかり忘れてしまった。
あとからハチミツでもかけてみようかしら。

カリカリに干からびていた梅は日本酒に漬けてみた。

こちらは料理用に使っている雪中梅の普通酒で、
これなら冷蔵庫にいれる必要はなく、室温で置いておけそう。

キラキラとクリスタルのような輝き。

うっとりしてしまった。

しわしわ、カチカチになった梅は
全部集めてここに入れた。


翌日みたら日本酒も真っ赤に染まり、ルビーのような輝きだ。


*

2009年度の梅干が勢ぞろい。


左から、渋田の庄 池喜さんの巨大南高梅で
塩分10%・砂糖10%の甘梅干と塩分18%のもの。

真ん中から右にかけて、小田原 昇珠園さんの十郎梅で
塩分10%・砂糖10%の甘梅干、
塩分18%の赤しそ梅干。

一番右が小田原 昇珠園さんの南高梅で
塩分15%の赤しそ梅干。

今年は全部あわせて12kgの梅を漬けた。
巨大梅の迫力がすごいな。
赤しそはじゅうぶんに色がのって満足だ。

昨年までは、干した梅をそのまま瓶詰めしていたけれど
今年からは梅酢や日本酒にくぐらせてから仕舞うことにした。
きっとこのほうがいい仕上がりになると思う。

梅干づくりはこれで4年目。
自分好みのものを作るのに、
だんだん目鼻がついてきたような気がする。

*

2008年度の梅干完成!
2007年度の梅干完成
2006年度の梅干完成




土用干しも大詰めに

2009-08-27 | 果実酢・果実酒・梅仕事
よーし今日は朝からパキッと晴れたぞ。
月曜日に干しはじめてからというもの、曇りの日もあったりで、
このまま部屋干しで終わるのかと心配だったのだ。

秘蔵の赤しそ梅干、これで完成できるかな。


昇珠園の南高梅 塩分15%

24日(1日目)


このベランダに直射日光が当たるのは午前中だけなのだ。

27日(4日目)


よくみると塩の粒が浮いてきているのがわかる。

このくらいにしておこうか悩むところ。


昇珠園の十郎梅(塩分18%)

24日(1日目)


ザルに並べた時点で破れているものが1~2粒あった。
その後、太陽を浴びて染み出してきた梅酢が
梅をザルに固着させ、はがそうとして破れたもの少々。

27日(4日目)

塩分18%だからか、塩の浮き方がすごい。
十郎梅はもうこれで完成にしようかな。

派手に破れた梅は干からびて皮と種ばかりに。

早めによけておけばよかったわ。




マルちゃん あんかけ焼そばが出たよ

2009-08-25 | 市販の食べ物・酒
TV朝日のシルシルミシルという番組で、
以前に東洋水産が取り上げられた回をみていたら
シルシルミシル:バックナンバー 2009.03.18放送
マルちゃん商品で一番売れているのは、
チルド麺の焼そばなんだそうだ。

宣伝しなくても売れるので、
今までにTVCMをしたことがないという絶大なる人気商品。
私もちょくちょく買っております。

オリジナルのソース味のほか、塩、醤油、たらこ味などの
バリエーションがあるけれど、私はソース味が一番好きだな。
カツオブシと紅ショウガ、目玉焼きを最後に載せるのだ。

このたびまた、焼そばに新製品が登場したそうで、
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/2009/08/3.html
「フライパンで簡単調理! マルちゃんあんかけ焼そば
 2009年8月24日(月)より全国にて新発売」とのこと。

昨日発売だったのか! ためしに買ってみた。

まずはフライパンに油をいれ麺を炒める。
私は水のかわりに日本酒を入れて麺をほぐす。

ほぐれて水気が無くなったら、フライパンの中で丸くまとめて
両面に焦げ目をつけ、皿にあける。

もうちょっと焦がしてもよかったかな。

ブタバラスライス、たまねぎ、ピーマン、辛ピーマン、
ニンジン、空芯菜、長ナス(野菜は全てレスト野菜館)に
軽く塩コショウをして炒める。

添付の粉末ソースを130~150mlの水に溶いて鍋に入れ、
とろりと煮詰まってきたら麺にかけて出来上がり。


魚介系(ホタテかな?)のダシの香りが効いていて
中華風の味付けがなかなかいい感じ。
エビやイカとも合いそう。

ソースの水は150mlにしたけれど、
130mlにしておいたほうが、
とろみが強く出てよかったかな。

麺は両面に焦げ目をつけてはみたけれど
あんをかけたらごく普通の柔らかい麺に戻ったので、
できれば麺は揚げたほうがより本格的になっていいかも。


このアンと麺がとってもよく合っていてとってもおいしいです。




赤しそ梅の土用干し開始

2009-08-24 | 果実酢・果実酒・梅仕事
晴れていたので慌てて並べる。
えびら(丸いザル)が昇珠園の南高梅、
四角いザルが昇珠園の十郎梅である。

赤しそを入れたのは7月の初めだったので
一ヵ月半、じっくりと漬け込まれた梅は真っ赤に染まっていた。



本日のベランダは太陽が当たっている時間帯で
気温38度、湿度34%といい感じ。

この調子でお天気が続きますように。
今日は午後から土砂降りの雷雨だったけれど
午前中さえ晴れてくれればなんとか出来上がるのだ。


今年は三浦から赤しそを入手できたので
探しまわる苦労はなかったけれど
先週、昨年そこで購入したJA青空市を通りかかったところ、
枝つきの立派な赤しそがどっさり積まれていた。

今年はもう使わないしなあ…なんて
さりげない顔で通り過ぎてしまったけれど、
このあたりって赤しその需要が意外とあるのかも。




黒猫そしてスナドリネコ

2009-08-23 | ネコ
週があけたら梅を干す! なんて曇り空を見ながら
ブツブツつぶやいていたら、急に晴れ間が出てきた。
今から干してもあまり長い時間ではないのでやめておこう。

昨日に比べて湿度もさがったので、
部屋中の窓を全て開け、風呂場も開放する。

ふと見ると風呂桶の中に黒い影が!

溺愛している黒猫だけれど、いつもはいない場所で
不意に見かけるとドッキリしてしまう。
黒くて大きいのがデローンと長くなってるからかな?

風呂桶の中は涼しいのね?
よし、写真を撮っておこう。


チラッ。


気温31度、湿度50%。
わりと過ごしやすい日ではあるけれど、
老猫の体調には気をつけておかねば…。


*

風呂桶そして猫というと、愛読している「らばQ」の
「何かおかしいっ、この猫、妙にでかいぞ…スナドリネコ」
http://labaq.com/archives/51217563.html
を思い出さずにはいられない。

ずんぐりむっくりの愛らしい姿に、
野生を意識させる斑点模様の毛皮、
太い手足に、やたら光る目と、デカ猫好きには
たまらない要素を持つスナドリネコなのだけれど、
どうやらこれは成猫と一緒に暮らしてきたらしく、
二匹が仲良しなのが見ていて微笑ましい。

水をはった風呂桶の中で、スナドリキャットが
キャットフィッシュを捕らえるの図、など
うわぁ、こんなイキモノと暮らしてみたいと思わせてくれる。

このスナドリネコは合法なのかどうか不明だけれど
とにかくロシアで飼われているものらしく、
飼い主のサイトで色々な写真を見ることができる。

http://johndevis.com/

ロシア語はさっぱりわからないけれど、
見るにこれは子猫時代。
http://johndevis.com/node/46

最初はあの白黒猫より小さかったのね。
タライで漁をする訓練をしたりなど、
可愛くてケナゲでハァハァしてしまう。

うちの住環境ではとても無理だけれど、
こんな猫もいるんだなあと思うと
とても楽しい気持ちになる。




ウォーキング再開

2009-08-19 | 未分類
朝晩と涼しくなってきたので万歩計を新調し、
日が暮れてからウォーキングをすることにした。
何年ぶりかしら?

長いことサボっていたので歩けるか不安だったけれど
意外になんとかなるものですね。

歩きだして15分もすると、まるで自分という乗り物に乗って
道をスーッと流していくような感覚に見舞われる。

いっぱい歩いたつもりになって家に戻り、
万歩計をみると9313歩。惜しい!
あと少しで1万歩だったのに。

3Dセンサー搭載のタニタのものを使っているのだが
今までのもののようにベルトに固定せず、
ヒップバッグにポンと放り込んでおけば計測してくれる。

75分で6.6km歩いているので時速にして5.2kmか。
もうちょっと早足にするか、短区間だけジョギングしてみるか。

これで一週間ほど歩いているけれど
翌日の計測が楽しみになっているのであった。

このキョリ測というサイトで
その日に歩いた距離がわかるので助かっている。
http://www.mapion.co.jp/route/

帰ってからお風呂を沸かしてのんびりつかり、
あがってから飲む水が美味しい。
体を動かすと眠くなるのも早くなりますなー。


これは明日の朝のお楽しみ。






ブドウとモモのロールケーキ

2009-08-13 | 洋菓子づくり
久しぶりにロールケーキを…と思って
以前に作ったのがいつだったか調べてみたところ、
なんと2年ぶりであった。

またたびダイアリ:桃と紅茶のロールケーキ

今日は米粉(リ・ブラン)と桃と巨峰でやりましょう。


米粉のふんわりもっちりした焼きあがりは、
ロールケーキにすると巻くときに割れないので好きだ。

きび砂糖を使い、米粉にキャラメルパウダーも混ぜたので、
いつもよりも茶色の仕上がりとなった。


スライスした桃とブドウを並べて巻き込み、
表面も飾ってみたけれど、これはモモも載せたほうがよかったな…。

冷蔵庫内の省スペース化のためにこのお皿を使う。
まるで誂えたかのようにぴったりサイズなのであった。

切り落とした端っこでお味見を。


巨峰の濃い甘さと適度な酸味が生クリームとの相性ばっちり。
スポンジも味がしっかりしているので負けていない。
美味しくできた!




梅味噌に大葉とナタマメを

2009-08-10 | 果実酢・果実酒・梅仕事
6月に仕込んだ梅味噌は容器ごと冷蔵庫に保管し、
一ヶ月ほどして梅がしわしわになったところで
梅をひきあげ、完成とした。

仕込んだときの記事:
古城(ごじろ)、白加賀(しらかが)の青梅でいろいろ


いつもお世話になっているレスト野菜館さんから
届いた旬野菜の定期便に、ナタマメが入っていた。

なた豆!
また珍しい野菜がやってきたぞ。

一緒に入ってきたモロッコインゲンと並べてみる。

手前がナタマメ。20cmくらいかな。
名前だけは聞いたことがあったけれど
現物を見るのは初めてだ。

なかなか立派な形で、なたまめ煙管のモデルでもあるという。
調べてみたら本当にそっくりな形だった。
たばこと塩の博物館:銀刀豆形飴売図きせる

ナタマメは福神漬けに使われるそうで、
断面をみるとこれはたしかに見覚えがある。

十字架とか刀みたいでもあるな。

このままかじってみると、味にはこれという特徴はなく、
どうやらシャキシャキとした歯ごたえを楽しむものらしい。


薄切りにしたナタマメをゴマ油で炒め、
そこに千切りにした大葉を入れてさらに炒めてから
梅味噌を入れて煮詰める。

できました。


甘い梅味噌に大葉の香りと
ナタマメのクニッとした歯ごたえで美味しいよ。




共立食品 米粉のクッキーミックス

2009-08-06 | 未分類
先日モラタメで当たったなかから、
今日はクッキーミックスを使ってみた。

当たったときの記事:
共立食品株式会社の手づくり米粉スイーツセット

クッキーミックスで必要なのは、
無塩バター70gにMサイズ卵1つ。
粉の袋にはオーブン用と書いてある。


室温に戻したバターに、溶いた卵と粉を入れる。



ポソポソになったところで手でまとめ、
ラップにくるんで棒状にして冷蔵庫に入れた。

30分ほど冷やしたところで取り出し、
5ミリ幅に切って180度のオーブンで15~20分焼く。


できました!
さっそく1枚お味見してみると、
ほろり、ザクザクとした口あたり。
もうちょっと手で練ってもよかったかな?

ふだん自分で作るときは、アーモンドプードルを混ぜたりと
好みに合わせて調整しているので、
今日のように袋の説明どおりに作ると
いささか物足りなくもあるけれど、
とにかく簡単にできあがるのは便利だと思う。


デコペンチョコとカラフルスターシュガーでお絵かき。



細かい作業に目の前がクラクラしてきたので、
デコペンの口をザクリと切り落とし、
出口を太くしてクッキーに塗りたくる。
スターシュガーを敷き詰めたところにペタリと押し付け出来上がり。

サイケデリックですなあ。

この米粉クッキーミックスは焼き上がっても
焼く前に比べてあまり大きさが変わらないので、
(私が自作するとたいがい焼く前より大きく広がってしまう)
型抜き、それも家の形に抜いて組み立てるようなときに便利そう。


残りのクッキーには梅ジャムをつけて食べるんだ。