またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

晒し天草でトコロテン

2009-07-18 | 和菓子づくり
伊豆の晒し天草を手に入れたので
これでトコロテンを作ることにした。


粉寒天はよく使っていたけれど
天草から煮出してつくるのは初めてだ。

天草25g、水1.5Lでやってみよう。

水でよく洗ってから鍋に入れ、
沸騰したら酢を大匙1入れて弱火にし、15分ほど煮た。


とろみが出てきたら漉して型にいれ、
荒熱が取れたところで冷蔵庫でよく冷やす。




プルンプルンと柔らかい。
ところてん突きに入るサイズに切り出し、
中に押し込もうとすると自重で崩れてしまった。

このくらい柔らかいのも好きだけれど、
ところてん突きを使うなら
天草25gに水を1Lでやるとしっかりした固さになりそう。

梅シロップをかけていただきます!


食べはじめてすぐは海藻の香りをはっきりと感じるけれど
食べすすむうちに気にならず、なめらかな口あたりで、
食後の清涼感はこの香りあってこそだなあと実感。

梅シロップもすっきりと美味しかった。
久々に寒天復活だ。




ぼたもち3種

2008-03-20 | 和菓子づくり
昨日のうちに小豆を炊いておいたので、
今日はもち米を炊いてぼたもち作り。

小さく上品に作ろうとしていたのに、
どうも私が作るとおにぎりサイズになってしまう。

上に桜の花の塩漬けを飾り、
中にあんこをくるみこんだ青海苔バージョンと
白ゴマバージョンも作った。

いただきます!


まずは白ゴマから。
これを油で揚げたら点心の胡麻団子になりそう。
香ばしいゴマ、もち米とアンコの組み合わせがたまらない。

真ん中のぼたもち。
あんこたっぷりで中のおもちも柔らかい。
桜の花の塩気がアクセントになる。さすが王道。

青海苔は初挑戦。
海苔の香りがふわっと漂い、普段なら海苔とくれば
醤油を連想するところに中のあんこが登場。
おおっ?と一口目は驚いたものの、
これはこれであっさりと美味しい。

お茶を二杯あけてごちそうさま。
今日は一日中、冷たい雨が降っていたけれど、
ストーブをつけるとじきに暑くなってとめることになる。
もう、春だもんね。



ひなまつり ひな大福

2008-03-03 | 和菓子づくり
あんこを炊いたはいいが、さてどうしよう。
一昨年作ったもちびな以外で…ということで、
求肥を作って着せ、大福にしてみた。

求肥はクックパッドのじゅん13さんの
最高の求肥を1/2量で作り、それぞれに
紫いもパウダーと粉抹茶を混ぜて色をつけた。

じゅん13さん、ありがとうございました。


レンジで出来上がった求肥を、片栗粉をまぶしながら
楕円形に薄くのばし、半分に切って、
あらかじめ丸めておいたアンコ玉に着せかける。

だんご粉で顔をつくり、黒ゴマで目、柿の種でそれらしく、
女雛の頭頂部には金箔をのせた。




モチびなよりは進歩したかしら。

しかし前飾りや屏風がないと、
ちょっと寂しい感じもするな~。


おっ オットから帰るメールがきたぞ。
ささ、定位置に戻らねば。




失礼しました~。




*

こちらはプロトタイプ。

顔のだんごを作る前、アポロを置いてみたが
なんかちょっと怖いので却下したのであった。

*

夕飯はちらし寿司、菜の花のゴマ和え、鯛の刺身。


盛り付け方は、工芸店ようび を参考に。

こちらはずいぶんガサツだけども。

お酒は神奈川のいづみ橋の純米活性にごり酒。



ほの甘く、微炭酸がきいて美味しかった。
白酒の代わりです。


お吸い物まで届かなかったので、
ホタテ貝の形の箸置きで代用。


今日もマンプクだ~。



あずき白玉

2007-08-13 | 和菓子づくり
あんこが食べたい!と思っていたが
炊き上がるまでに約2時間かかるので、
ずるずると後延ばしにしていた。

しかし今朝は一雨来たせいか、
ごくわずかに暑さも和らいだような。

ガスレンジの前にいる時間を短くするために、
圧力鍋に登場してもらうことにする。

小豆300gを洗って4倍の水で15分加圧。
自然に蒸気が抜けるまで待つと、
すっかり豆が柔らかくなっている。

小豆をいったんザルにあけ、
かぶるくらいの水を入れて
砂糖を数回に分けて加えつつ
アクをとり、煮詰めていく。

なんだか拍子抜けするくらい簡単にできた。
圧力鍋、全然使いこなせてなかったもんな~。

*

おやつに白玉を作ろう。
白玉粉を50gずつに分け、1つは抹茶粉を混ぜた。

完成~!
白玉はもちろん、あんこも照り、ツヤともによし。


冷蔵庫でよく冷やしてから食べる。
白玉がもっちりとして美味しい。

粒あんも美味しくできていた。
圧力鍋はもっと活用しなくちゃだわ。

*

この2色白玉に、金柑の甘煮も合うよと
教えてくれた人のことを思い出した。

器の中に小さくて丸い、白と緑とオレンジが
ひしめいていたら可愛いだろうなあ。
これもそのうち作ってみなくては。



伊那食品 水まんじゅうの素露草

2007-08-05 | 和菓子づくり
先日クオカで仕入れてきた、
水まんじゅうの素露草(100g 525円)で
おやつを作る。

クオカのページでは、これを使った
和三盆とアプリコットの水まんじゅう
紹介していたので、それを参考に
梅ジャム入りの水まんじゅうにした。

露草50gで水まんじゅうのもとを作り、
型に少し入れてジャムを入れ、


また水まんじゅうをかぶせて冷蔵庫へ。


栗型と金魚型を使ったのだが、うっかりして
型の内側を水で濡らしておくのを忘れていた。

とりだすときがちょっと大変だったな…。
あと、あまり複雑な形の型ではないほうがいいみたい。
金魚はかなり不気味な仕上がりになってしまった。

しかし、味のほうはたいへんけっこう。
この週末は暑くてかなり弱っていたけれど、
これならのどを通りますわ。


家人にも大人気だったので、
残りの50gで再挑戦。

完成した水まんじゅうは冷凍もできるということで、
つくりおきしておけるのはありがたい。

今度は煎茶茶碗でやろう。
ちゃんと中は濡らしておいた。


茶碗から直接食べられるけれど、
一応皿にもあけてみた。

なんだか自重で広がっているような…。


でもやはり美味しい。
梅ジャムがまた合うんだ…。

手軽に作れるうえに、扱いもラクなので
これは家に常備しておきたいな。

伊那食品といえば、かんてんぱぱのメーカーだ。
サイトを見ると、どうやらこの露草と同じものらしい、
水まんじゅうの素月見草(150g×3袋 840円)を発見。

クオカでの100g 525円を思うとずいぶんお買い得。
さすがメーカー直販だと違いますな~。
この夏は何度となくお世話になりそうだ。



粒あんで水羊羹

2007-06-22 | 和菓子づくり
昨夜の葛まんじゅうがオットにうけたので、
今日は水羊羹を作ってみることにした。

レシピは、辻製菓専門学校の
水ようかんの作り方に沿った。

粉寒天を4gにし、濾しあんは粒あんでやる。
あんこが沈みがちなので、冷めてきた頃に
またよく混ぜるようにすると、バランスがいいようだ。

流し型にいれて冷蔵庫で出来上がり~。

冷えるまでの間にお風呂をセットして
ビリーをやった。

でもここで水ようかん食べたら意味ないよな…。
まあいいや。

レシピにはなかったが、桜の花の塩漬けを
塩抜きして軽く絞ってのせた。

うっすら透明感のある水羊羹は、
寒天の他に葛も入っているので
むっちりつるりとして美味しい。

ああ~、これはよいおやつですね。
和菓子最高!



道明寺など

2007-03-18 | 和菓子づくり
ぼたもちでも作ろうと粒あんを炊いたけれど、
急に気が変わって道明寺にする。

以前に作ったときは、味はともかく
見た目がひどいことになっていたので
検索してみると、よいレシピが見つかった。

クックパッド「ともなおのキッチン」さんの
簡単!電子レンジで作る「桜餅」~もち米版
こちらに沿ってもち米を準備する。

桜のはっぱの塩漬けは
クオカで仕入れてあったのでそれを使った。

できました! ラップを使うので成型も簡単。
もう少しこぶりに作ればよかったかな。


桜の花の塩漬けも手元にあったので
これも使ってみよう。



お茶をいれる。
いや~、どれも美味しいです。
見た目が違うだけで3つとも材料は同じだもんね。

前回の道明寺モドキはまるでモンスターのようだったが
今日はともなおさんのレシピできれいに美味しくできました。
ネットの片隅よりお礼を申し上げます。



オニその後

2007-02-04 | 和菓子づくり
昨日作った鬼がなんともいえず微妙なデキで
自分でも怖かったのだが、ぽるたさんに
よいアドバイスをいただいたので作り直してみた。

アポロチョコを探しにスーパーに行くと、
ミニアソートを発見。これは便利ですね。


アポロでツノ、マーブルチョコで目、柿の種で口、
ギンビスアスパラガスを金棒にしてできあがり。
昨日よりはずっといい仕上がりになった。

かわいいけど、ちょっと動物っぽいかな?

耳をつけてみたよ。えへっ。


両方ともオットに食べてもらった。
あんことチョコは微妙に合わないけれど、
柿の種とあんこは相性がよかったらしい。

いやはや、これで心残りなく節分を終えられますわ…。
ぽるたさん、ありがとうございました。



紫花豆でぜんざいモドキ

2007-01-15 | 和菓子づくり
ぜんざいが食べたくなって戸棚を漁るも、
あいにく小豆をきらしており、以前に長瀞で買った
紫花豆があったので、これを炊くことにする。

前の晩から重曹とともに水に漬け、
茹でこぼしを繰り返して完成。

炊き上がった紫花豆は、びっくりするほど大きかった。

紫花豆


暮れに炊いた十勝産黒大豆


紫花豆を煮るのはこれで2回目。

前回はスーパーで値引きされていたもので、
何度水を替えても柔らかくならなかったのだが、
今回の産地で買ってきたものはすぐに柔らかくなり、
1粒も大きく立派だ。

ほくほくして食べ応えがあって美味しい~。
長瀞の小さな商店街で見たときには
値段はスーパーとあまり変わらなかったけれど、
豆のレベルは大違い。これはよい買い物をしました。



栗の含め煮

2006-09-23 | 和菓子づくり
今年は早い時期から栗が安い!
嬉しくなって2袋買い込んだはいいものの、
すぐに手をつけられなかったので
鬼皮ごとぬるま湯につけておいた。

とりあえず今回のぶんはまた甘露煮にする。
河合真理さんの「とっておきの作りおき」の
栗の含め煮を参考にした。

鬼皮つきの栗 1kg
塩 小さじ1
きび砂糖 400g
ダークラム 1/3カップ

重曹は使わない。
渋皮まで全部むいてから、茹でてあく抜きをした。
きび砂糖とダークラムで優しい甘さとよい香りがする。

半分は冷凍しておいて、お正月のきんとんにまわしたい。

*

こちらは先日ローソンで買った、
ぽるたさんおすすめのお芋とりんごのスティック。


薄いスポンジの土台にシナモン風味のリンゴ煮、
その上にパイ皮がかぶさっていて味と量のバランスがよい。
りんご系の焼き菓子って好きだ~!

こちらもローソンにあった「ゆふいんの牛乳プリン」。
箱のデザインが可愛くて…。



とろんとしたミルクプリンで美味しかった。