今年のおせち

今回も「きょうの料理　１２月号」などを参考にした。

たつくり、いくら、黒豆。


たつくりは１匹ずつペティナイフでワタ部分をのぞき、
テフロンのフライパンでごく弱火で炒ってパキパキにする。
砂糖・酒・醤油・味醂を煮詰めて山椒をまぶす。

ワタとりがやはり面倒だったけれど、
苦味が薄らいで食べやすくなってよかった。

いくらは大晦日に調味済のものを買った。
上に金箔をのせる。

黒豆は丹波の飛切を使用。
甘さ控えめにして炊きあげ、チョロギを飾る。
大粒でむっちりと美味しくできた。


八幡巻き、紅白なます柚子釜、カマボコ。


京人参に牛蒡を豚肉で巻いた。
本当は牛肉だけれどブタも美味しかった。

紅白なますは市販のすし酢で調味。
もう少し甘くしてもよかったかな。

かまぼこは紅色のものを買い、
飾り切りにした。


ぐるぐる昆布巻きに栗きんとん。


昆布巻きは豚スライスを巻いてあるのだが
今回味付けに失敗…。

栗きんとんは、さつまいもをクチナシと茹でて
きんとんを作り、市販の栗の甘露煮を混ぜた。
とても美味しい。でもかなり甘いのでデザートだな。

干物福袋に入ってきた鯛。


何も考えずにグリルで焼いたため黒コゲになった。
飾り塩とやらをするべきだったんだろうな、きっと。
でも味は大変によかった。


にしめ

えびいも、れんこん、京人参、厚揚げ、
干ししいたけ、牛蒡、手綱コンニャク、
鶏だんご、きぬさや、飾り麩。

ふだん作っているおでんに近い味付け。
温かくして食べたので和む。美味しい。


正月用に用意した酒。

新潟県朝日酒造の「洗心」純米大吟醸と
山口県旭酒造の「獺祭」純米吟醸　発泡にごり酒50。

発泡にごりは写真を撮ったりしている間に
室温で少し温まったせいか、注意しながら
開栓したにも関わらず、差込式のフタがスポーン！！と
小気味のいい音を立てて６ｍ先に飛んで落ちた。

こんなに元気な発泡にごりは初めてです！
ほのかに甘く、シュワシュワした泡と酸味が美味しかった。

獺祭だけで食事を終えてしまったので、
洗心は次回になった。楽しみだ。

*

今年もなんとかそれらしくおせちを作ってみたけれど、
家人には不評で「別に作らなくてもいいんじゃない？」
と言われて憮然とする。

ううむ…次回は味を優先にするとしようかの。