またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

2013年のおせち

2013-01-01 | 料理
昨年に近所でよい魚屋をみつけたこともあって、
今回は材料を仕入れるのに助かりました。


えび煮、数の子、黒豆、なます、伊達巻、かまぼこ。
かまぼこ以外は自分で調理しました。

なますは大根・人参を千切りしたあと塩をふって
くったりさせたあと、ざっと水をかけてよく絞ってから
すし酢と砂糖でつけました。

黒豆は何度も作ったことがありますが、今年は初めて
新豆を使いました。柔らかくなるのが早かったなあ。

かずのこは塩抜き済のものを買いましたが
追い鰹のつゆを作って漬け込んだら
残っていた塩気もまろやかになってカツヲの香りもよかったです。

伊達巻は、いつものタマゴ焼きを無理やり丸めただけです。


たこ、いくら、いか松笠、こはだ、さつまいもきんとん。

コハダはすでに締めてあるものを買いました。
きんとんは、さつまいもの皮を厚くむいてから水にさらし、
茹でて熱いうちに砂糖塩バターで練り、ラップでくくって形づくりました。
スイートポテトみたいになりました。



煮物は創味の白だし 白醤油仕立てとお酒でつくりました。
里芋は暮れにいただいたもので、きめこまかな美しい姿に
なめらかで粘りがあって、気が遠くなりそうなくらい美味しかったです。
ありがとうございました。


*



さて今年はへび年~。

この一年がみなさまにとって良きものになりますように。
今年もよろしくお願いいたします。





今年のおせち

2012-01-02 | 料理
 
あけましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。


昨年はつくらなかったのですが、今年は気持ちもあらたに、と
自分なりのおせちを準備しました。




黒豆:小田垣商店さんの飛切をじっくり炊きました。
   リハーサルで煮たものより上手にできて感激!

里芋:レスト野菜館さんのもの。ねっとりなめらか、絶妙です。

蒲鉾:年末に溝の口マルイで買ってきました。
   日本中の有名どころの蒲鉾が集まっていて壮観でした。
   昆布巻きのは梅かまさんのもの。

出汁巻玉子:伊達巻よりこちらのほうが好きなのですが、
      やっぱり丸く巻いたほうがよかったかな。

紅白なます:大根、人参ともレスト野菜館さんのもの。
      オタフクのなますの酢を使い、ゆずも絞りました。

蓮根と牛蒡の素揚げ:本来は叩き牛蒡や煮しめ用ですが、
          煮しめにすると箸が進まないので、つい。
          切り方だけはそれらしくしてみました。

ブリ:塩焼き



お雑煮も用意しました。

昆布出汁に阿波尾鶏、ほうれん草、人参、お餅。

どれも美味しくできました。
いつも盛り付けに悩むのですが、難しいものですね。

今年は好きなものばかりで、どれも好評でしたが
見た目のおせちらしさを、もう少し追求したいところです。
箸袋を用意しなかったのは痛かった。

なにはともあれ、あけました! おめでとうございます。


*

大晦日は川崎のラ・チッタデッラでカウントダウンのあと、
チネチッタで映画をみて、川崎大師に向かいました。


到着したのが明け方3時半くらい。
人出の多いことでも有名なところですが、
私も長く川崎市民をやっているわりに、来たのは初めてでした。

今年はよい年になりますように。

甘酒を飲みながら、とんとこ飴の実演をみたり
くず餅のお店を眺めたり。


ダルマのど飴を買いました。500円なり。


可愛いわ。


夜中の初詣も初めての経験でしたが、楽しかったな~。
大師線で川崎まで戻ってきて、そこで初めて南武線が終夜営業していないことを
知り、そこで50分ほど待つのも辛そうだったので
ラーメン屋さんに行きました。

来年は東横線で(こちらは大晦日は終夜営業)出かけてみようと思います。






小田垣商店さんの黒豆を炊いてみた

2011-12-20 | 料理
私はアメ横大津屋さんで買いましたが
小田垣商店さんの公式オンラインショップもあるんですね。
http://www.odagaki.co.jp/shop/

とりあえず200g炊いてみることにしました。


やりかたはこちらのとおり。
http://www.odagaki.co.jp/recipe/re002_003.html

最初の加熱であんまり泡が出なかったので、
新豆だからかな?とそのままフタをして炊きに入ると
もっこもこに泡が出てきて焦りました。

…が、まあいいでしょう、とそのまま超トロ火で6時間ほどじっくりと。

一昼夜ねかせて、ついにお味見だ!

ドヤッ。

真っ黒、つやつや、もっちり~♪

過去最高にうまくできました。

*

炊きはじめる前に、「さびクギなんてないよ…」と
焦りつつ思い出したのが、
ぬか漬けにつかってた鉄製のナスとキュウリ。

きちんと洗って仕舞ってあったはずが、
出してみるとやたら汚くてびっくり。

タワシとぬるま湯でゴシゴシ洗って鍋に投下しました。
完全に煮上がってから黒豆を容器に移し、
ナスとキュウリを出してみると…。

なぁんとぴっかぴか! 超きれいになってた!

よく洗ったあとでも、素手でさわると手が黒くなります。
乾かしてからティッシュにくるんで仕舞いました。
次にみたらまたサビてそうだけど、
役に立ってくれるのはよくわかったので嬉しいです。






中華風粥のはずが…

2011-08-12 | 料理
夫がへんなセキをしていると思ったら
どうやらインフルエンザだったらしい。

トリガラと昆布でダシをとり、
鶏肉、ジャガイモ、ニンジン、ニンニク、ショウガ、
タマネギなど、色々いれて弱火で煮込む。



浮いてくるアクをとりまくり、
いい感じに煮えてきたので、もち米を1合ばかり入れてみた。


生米から炊くお粥つくるのって初めてだわ。


味付けは、ちょっと塩を入れただけで
あとはダシと野菜の旨味のみ。

なぜか自然に黄色っぽくなった。
九条ネギもいれてできあがり!

中華風粥…というかサムゲタンもどきというか、
よくわからないお粥だけど、まあいいとしよう。

できたできた♪とフタをしめ、夫が帰ってきたので
盛り付けようとフタをあけると、
スープが全て米に吸い取られていた。しまった。

わかめ&ごまふりかけ、ツボ漬けに辛子高菜を添えた。


私もお相伴に預かったのだが、味は美味しかった。体も温まるし。
もち米ゆえのボリュームがすごくて一膳でおなかいっぱい!
夫にも好評でした。

おなべに残ったぶんは、温めなおすときは電子レンジでも
つかわないと焦げ付いてしまいそう。
いっそフライパンで両面を焼くか。




ニラのおひたし、キンピラゴボウ、ナスの冷製

2011-08-12 | 料理
こちらも全部、レスト野菜館さんのもの。↑

ゴボウはまだ少し早かったかも、とのことだったが
柔らかくてアクも少なく、味もよくしみた。

ニラはシャッキリと元気だけれど、そろそろ茹でておかないと。
ナス、にんじんは包丁のあたりがなめらかで
やっぱりレストさんのは違う、と思った次第。



ニラのおひたし(さっと茹でて、麺つゆと七味)
キンピラゴボウ(砂糖、醤油、ごま油、輪切り唐辛子)
ナスの冷製(さっと茹でてGABANの焙煎ごま&刻み生姜ドレッシング)
枝豆(新潟の金七農場さん)

ヘルシ~♪
食べてるうちに元気が出てきて、餃子(市販)も焼いた。

今日も19時過ぎまで35度とめちゃくちゃ暑く、
鮮やかな夕焼けで明日の気温が思いやられたが
きれいな月も出ていたよ。




そういえば、イワタニのお料理用バーナーを注文してしまった。
これでシメ鯖炙ったり、プリン焦がしたり、
色々とはかどるわね。ムフフ。




ボラの唐揚

2011-08-11 | 料理
頭がまるっこくて大きくて、全体に黒っぽくて
ちょっとキモかわいい魚、ボラ。

3枚におろしてもらった長いままの状態で
写真を撮ろうと思ってたのに忘れてた。

うろこをひいてもらい、皮はそのままつけてもらった。


おすすめは唐揚だったので、一口大に切って
塩胡椒ハーブ塩をもみこみ、片栗粉をつけて揚げる。

きれいな白身だな~。

お刺身にしてもいいらしいけど
少しクセがあるので、昆布締めにしたほうがいいかも。



カラリと揚げてできあがり。

好みでサルサソースをかけるつもりだったけれど
今日は下味をきつめにつけたので、
そのままか平兵衛酢(緑の柑橘)をかけてちょうどよかった。

皮がパリッ、身はふんわりで美味しかったよ。




しめ鯖の棒寿司と黒ガレイの煮付け

2011-08-10 | 料理
今日は魚屋さんに行ってきた。
そのお店まで徒歩で片道30分かかるので、
折り畳みできるクーラーバッグは必須です。

鯖はシメサバにする。
バットに並べて両面にびっちりと塩をなする。
腹の薄い部分は指でなぞる程度。

バットごと冷蔵庫に4時間おく。
室温でもいいらしいけれど、今は暑いから心配でね…。

塩を酢で洗い流し、骨を抜いて米酢と昆布と唐辛子で漬け込む。

今回は30分にしてみた。


ひきあげて皮をむく。

酢飯をつくって鯖に乗せ、ラップごしに巻き簾でキュッとしめる。
冷蔵庫で数時間寝かせて出来上がり!

いい感じにできた。平兵衛酢(緑の丸いの)を添えて、醤油で食べる。

お寿司なので日本酒、と思ったけれど
意外にこれが、ビールともあいました。



魚屋のお兄さんのおすすめだった黒ガレイは煮付けにした。

さかなの両面にさっと熱湯をかけてぬめりをとり、
砂糖、酒、醤油、味醂、薄切り生姜、酢、唐辛子で煮付ける。


酢と唐辛子をいれたためか、今までで一番うまくできた。

煮付けはときどき、味がうまくまとまらずに
微妙な仕上がりになることもあったので苦手だったのだが
今日は酢と赤唐辛子が決め手になったものと思われる。
うまくできてうれしいわ。




レストさんのお野菜でヤキソバ!

2011-08-09 | 料理
ニラ、ししとう、ピーマン、辛ピーマン、
タマネギ、ニンジン、空芯菜。
お野菜は全部レスト野菜館さんからのもの。

新鮮野菜の定期便は毎年2月頃にいったん停止となり、
その後、春の種まきに向けて畑を整えて
5月頃から再開されるというパターンだったのだが
今年は原発事故があったので
今になるまで出荷は控えていたとのこと。

お手紙によると、斜面にある畑なので、雨がふるたび、
よろしくない物質もどんどん流れていったであろうことと
土そのものを深く入れ替えたり
植物が勘違いしないようにカリウムを多めにいれたりと
工夫されてきたそう。

群馬県の発表をみても、水、空気、そして
露地栽培のもののほとんどが安全性をクリアできているので
私は安心していただけます。ありがたやありがたや。
http://www.pref.gunma.jp/05/f0100188.html

レストさんの旬野菜の定期便が復活するのも、もうじきですね。


さて、上記の野菜と豚バラを炒め、やきそばにして
花カツヲと紅しょうが、目玉焼きをのせて出来上がり!



……めちゃくちゃ美味しかったです。
スーパーの野菜とは味が違うじぇ!

空芯菜はやきそばに入れるのが一番好き。




レスト野菜館のミックスセットとさぬき金比羅堂のガーリック侍

2011-08-07 | 料理
高崎のレスト野菜館さんの今年の新鮮野菜が発売された!
今年はどうなるんだろうと心配していたのだけれど
またお目にかかれてうれしいです。

例によってきっちり詰まった箱の中からは、
ニラ、ゴボウ、キュウリ、ゴーヤ(緑、白)、
ピーマン、辛ピーマン、シシトウ、長ナス、ニンジン、
モロヘイヤ、大葉、空芯菜、タマネギ、ニンニク、
じゃがいも(インカのめざめ、きたあかり、メイクイーン)と
それはそれは沢山の野菜が登場した。

なにか胸に迫るものがあって、目の前が滲んだよ。
お野菜ミックスセットの定期便の復活ももうじきとのこと。


さっそく、モロヘイヤのおひたしと
ゴーヤ、タマネギを使ったチャンプルーもどきを作った。

銀河高原ビールも大好きです。
どれも格別の味がしました!

なんというか、「私にとっての復興」第一歩を実感した日でした。
頑張ろう~。


*

ちょうど震災の日、異常事態にうろたえていたところに
地元の美味しいもの詰め合わせを送ってくださった方がいた。
偶然だったけれど、まるで救援物資のごとくありがたく
大事に大事にとっておいたうちの1つに、にんにくシリーズがあった。

香川は琴平町の特産、にんにくをテーマにした商品で
ガァリック娘(にんにくいりオリーブオイル)と
ガーリック侍(にんにく仕込み旨み味噌)をいただいて、
どちらも香り、味ともに素晴らしく美味しくて感激したのだが
その時撮っておいた写真フォルダが消えてしまった。
すみません…。

旨み味噌は手羽先をグリルで焼いたとき、
焼きあがる直前に表面に塗って、少し焦がして食べると
桃源郷を味わえるレベル。
私が以前に自作したものよりずっと美味しかったです。

こちらでも売ってないかなあと検索すると、
通販があったのでそこで注文してみた。


キャラクターが可愛くて箱入りにしたよ。

こんぴらにんにくのマスコット、「ガァル」という名前のようだ。
お尻がにんにくになってるのね。

箱フタの裏側、見開き部分(?)にもいる。

あともう一箇所、可愛いイラストが入っていて
この箱が捨てられない…。

にんにく醤油、ごまふりかけ、旨み味噌×2。




さきほどのモロヘイヤにガーリック侍のごまふりかけをかけ、
キャベツのうまたれをかけた。

ごまふりかけはゴハンにかけてよし、
うどんにかけてよし、でニンニクの風味もきつすぎず美味しい。

ウインナーとゴーヤとタマネギ、タマゴの炒め物には
最後に香りづけに、にんにく醤油をジュッとかけた。
こちらも大変けっこうなお味でした。

また食べる楽しみが復活じゃ!
このブログは食べもの話がメインなだけに
どうも気が重くて更新できなかったけれど
なんかちょっと、私も元気になってきました。

*


全然関係ないけど、可愛いつながりで、くじらちゃん箸おき。

写ってないけどウインクしているのだ。




キンメダイ ウマヅラハギ

2011-04-09 | 料理
あちこちの桜が一斉に花をつけ、
週末だしなにかおめでたそうな魚でも…と探しに行って
キンメダイをみつけた。

魚屋さんで3枚におろしてもらって
身は皮に熱湯をかけてチリチリにさせてからお刺身に。


皮も身もきれいな色だなあ。

ちょうど入ったばかりのものだったらしく
キンメダイ特有のくさみもなく、上品で甘いお刺身になった。



アラも熱湯をまんべんなくまわしかけて煮付けにした。


煮切った日本酒に水、醤油、ザラメ、生姜。

落し蓋をして10分ほど静かに煮て、冷ます。


味付けがうまくできて、とても美味しかった。

お酒にもゴハンにも合う。

さかなの頭の骨って、鞘みたいになってて面白いよね。
アラを箸でのんびりとせせる。
この煮汁、なにかに使えないものか。

*

ウマヅラハギが少し安くなっていた。
自分でさばいてみよう、とそのままでもらってきたけれど
表面のザラザラした分厚い皮が手ごわい。

ツノ、口先、尻尾、ヒレのあたりを落として
そこから一気に皮をはぎます、とあるのだけれど
ツノもヒレも固いよ。

冷や汗をかきながら、なんとか手がかりをみつけ
分厚い皮を一気に剥ぐ。
革手袋を脱ぐかのようにビリリと気持ちよくむけた。
カワハギの名前はここからだよね。

ところがその厚い皮の下にもう1枚、
銀色の薄い、しっかりした皮があり、
これはよく切れる包丁で、そぐようにしないととれない。

私の腕ではとても無理だったので、お造りにするのはあきらめて
その薄皮ごと塩胡椒して片栗粉をつけ、から揚げにした。



非常~に美味しかったです。
身がしっかりしていて味わい深い。
大事な肝は味噌汁に放り込んだ。

大きい出刃包丁と柳葉包丁が欲しくなってきた。