昨年はあんずの収穫前に生産地に雹が降り、
品薄だったために手に入れることができなかった。
しかし、にぎやか梅酒にぜひ杏も加えたかったので、
今年は前もって酒井あんず園に予約を入れておいた。
幸い天災もなく、立派なあんずが届いてうれしいが
あんず酒用1kg 600円のところに
クール便、荷造り代金、代引手数料が加わるので、
あんず4kgを頼むと1kgあたり約1000円になる。
ちょっと高いかな…。
しかしスーパーなどではおよそ見かけない
粒の大きさと色合いは、さすが農園直送といえよう。
届いたのは先週なかば。
PC不調につきアップが遅れてしまった。
デリケートな果物だそうなので、大事に洗う。
だいたい60gほどのものが多かったが
とくに大粒のものを量ってみると84gだった。
にぎやか梅酒の8L瓶3本に3粒ずつ投下。
あとは頼みましたぞ~。
もちろんあんず酒もつくる。
あんず 500g
氷砂糖 300g
25度の麦焼酎 900ml
2Lのガラス瓶
うっかり砂糖を多く入れてしまった。
レシピではこの半量でよかったのだ。
甘めにはなるだろうけれど、出来上がりが楽しみ。
こちらは左からあんず酒(上のものと同じ焼酎だが砂糖は半分)、
あんずサワードリンク(リンゴ酢と氷砂糖)、
あんずシロップ(実を半分にして種を外し、どちらも入れた)。
一番右のあんずシロップなのだが、残った実を全部
2つ割にして瓶に詰め込み、砂糖を適当に流し込んだ。
つまりきちんと計量しなかったため、
たぶん砂糖は杏よりも多くなっていると思う。
それが原因なのかわからないけれど、
漬け込んだ翌朝から泡が出てきて
シロップもうっすら濁っている。
スプーンで泡を取れるだけ取り、
そのまま冷蔵庫には入れずに
今日まで5日間ほど置いてあった。
すると泡は消え、シロップも澄んでいる。
あんずは変色したものもあるけれど、
これは発酵したというわけではなかったのかな?
なんだか紅茶のような香りがして
(午後の紅茶ストレートがこんな香りだったような気がする)
シロップは甘酸っぱい。
これはこういうものなのかしらん。
発酵したならしたで、杏露酒になっていたのかもしれないが、
今できかかっているシロップもとても美味しい。
使った砂糖は果糖なので実はそんなに縮まないはず。
シロップができあがったら実を食べるのも楽しみだ。
*
関連記事:
あんずシロップ完成