またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

JUDAS PRIEST in 武道館

2008-09-30 | 音楽・ライブレポ
思えば私のライブ通いは2005年11月のモトリー・クルーの
リユニオンツアーがリターンのきっかけになったのだった。

15年ほど音楽から離れた生活をしていたので、
かつて雲の上の人たちだったロックスターが
未だ変わらず元気にしている姿や、
ライブの迫力に魂を抜かれたようになり、
それ以来、機会をみつけてはライブ通いをするようになった。

そのモトリーが新アルバムをひっさげて10月に来日!
ラウドパークにも出演するとあって心躍っているのだが、
その周辺でホワイトスネイク&デフレパードやら
行きたいライブが目白押しなのである。

この来日ラッシュのなか、先陣を切って(?)、
ジューダス・プリースト、通称メタルゴッドが来日!

ジューダスは70年代から活動しており、その長い歴史の中で
新作を含めて通算18枚のアルバムを出している。

私は当時からだとペインキラーとラムイットダウンしか聴きこんでおらず
ファンというにはあまりにもさわりの部分しか知らないモグリなのだが
メンバーの高齢化も気になるので、ヴォーカルのロブ・ハルフォードが
元気なうちに一度は見ておこうという気になった。

とりあえず新アルバム「ノストラダムス」を買う。
私の好きな2枚のアルバムとはずいぶん様子が違うので
とまどったが、聴きこんでいくとまた感想も変わるだろう。

タイトル曲の「ノストラダムス」はジューダス史上もっとも
評価されたというペインキラー(こちらもタイトル曲)と
なんとなく構成が似ているような気がする。

アルバム「ペインキラー」は捨て曲なしの名盤で
私はこれをすりきれるほど聴いてきたけれど、
今回はどのくらいこのアルバムからやってくれるかな。

ジューダスも3年前に来日していて、こちらは2005年5月。
私がライブ通いを再開したのが11月なので
このときの公演はみていない。

yumiko-98さんがこの時に行かれたので記事をリンクしておこう。
洋楽フリークス:【Judas Priest】LIVE in Osaka Joh Hall REPORT

そのジャパンツアーの武道館公演は、
のちにDVD化されたので予習をかねて観た。

全編ハイトーンのペインキラーでは、ロブが苦しそうで
ステージ上のモニターにがっくりとうずくまったまま息も絶え絶えだ。

出ない声をふりしぼり、額にくっきり浮かんだ青筋といい
苦しそうというより悔しそうな表情がまるで断末魔のようで
思わず「ロブ死ぬな!」と叫びそうになる。

うなり声をあげつつなんとか歌いきったその姿に
滂沱の涙で画面が見えなくなったが
3年前でこんな調子では、いくら新アルバムのレコーディングが
できたとはいえ、今回のステージはどういうことになるのやら…。

チケットをとるか迷いつつ、関連記事をチェックしていたら
ジューダスのオフィシャルサイトにワールドツアー中のロブが
どこかの国の回転すし屋で楽しんでいる動画がアップされていた。

不思議だけれど、なんだかそれを観たら急にその気になって
うきうきとチケットをとってしまったよ。
おいでませジャパンへ!!

そんなこんなで楽しみに待っていた武道館。
今回のツアーは名古屋からだ。
UDOによるとセットリストは以下のとおり。

1. Prophecy   album『Nostradamus』('08)
2. Metal God   album『British Steel』('80)
3. Eat Me Alive  album『Defenders of the Faith』('84)
4. Between the Hammer & Anvil  album『Painkiller』('90)
5. Devil’s Child   album『Screaming of Vengeance』('82)
6. Breaking The Law   album『British Steel』('80)
7. Hell Patrol   album『Painkiller』('90)
8. Death   album『Nostradamus』('08)
9. Dissident Aggressor   album『Sin After Sin』('77)
10. Angel   album『Angel of Retribution』('05)
11. Electric Eye   album『Screaming of Vengeance』('82)
12. Rock Hard Ride Free   album『Defenders of the Faith』('84)
13. Sinner   album『Sin After Sin』('77)
14. Painkiller   album『Painkiller』('90)
--------------
15. Hell Bent for Leather   album『Hell Bent for Leather』('79)
16. Green Manalishi   album『Hell Bent for Leather』('79)
17. You've Got Another Thing Comin'  album『Screaming of Vengeance』('82)

このうち私が知っているのは半分くらいかな。
まあでも、行けばなんとかなるだろう。

東京は朝から冷たい雨が降っていて寒い。
11月を思わせる気温だ。
開演は19時からだが早めに出よう。

武道館は小学生の頃に学校行事で行ったことがあるはずなのだが
それ以来ご無沙汰なため、行き方を含めて何も覚えていない。

半蔵門線に乗って出口は2番と。
開演3時間前に出ただけあって、電車内にそれらしい様子の人はいない。
メタルゴッドに敬意を表して黒いデニムに皮のブーツ、
黒い革ジャンを小脇に抱えて金具をカチャカチャいわせながら
ホームに降り立ち、2番出口を探して外に出る。

それらしい看板でも出ているかと思えば何もなく、
あれ?と思いながらうろうろしているとお堀端に出たが
橋の向こうにある詰め所は真っ暗でひと気がない。
あれは違うよね…とさらにウロウロしていると交番があったので
そこで聞くと「歩いていくんですか? そこをずーっといくと
靖国通りに出ますので、右に行けばありますよ」。

お礼をいって、歩きだしつつ
たしか駅から徒歩5分だったはずだけど
いやに遠いんだな…「歩いていくんですか?」
と最初に言われたのがひっかかるけどまあいいや、と
吹きつける雨にびしょぬれになりながら進む。

ここは街中。暗いし雨だし、このあたりの土地勘は
まったくないので自分がどこにいるのかわからなくなる。
学校があったり、日テレがあったり、
どう考えてもこれはまた道を間違えている。

そもそも「それらしい格好」の人に
今日はまだ一度も会っていないではないか。

開演時間までまだ余裕があるけれど
さすがにこれはまずいと思い始めたところに
東京メトロの駅があったので近づくと、「麹町」とあった。

ここからどう行けば武道館までたどりつけるか
わからなかったので、あきらめてタクシーを拾った。

18時過ぎで渋滞している道路をハラハラとながめつつ、
ようやく武道館へ! けっこう遠かったな~。
タクシーなので入り口に横付けだ。

ほほほ、VIP気分♪(赤じゅうたんはないけれど)なんて
今だから言えるが、実際は雨の中を延々さまよったあとで
ボロボロのクタクタ。到着したのが開演30分前で本当によかった。

売店でビールを買い、席についてようやく一息いれる。
今日はスタンド1Fの最前列だ。

武道館は1万人収容の会場なので、スタンド最前なら
見晴らしはいいだろうがステージまでは遠いだろうと
思っていたところ、すりばち状のつくりのせいか案外ステージは近い。
オペラグラスも持ってきたけどね。

そのかわり1人あたりの座席も小さいというか狭い。
建物じたい古いので、昔の日本人の体格に合わせて
作ってあるのかもしれないが、私の両隣は男性で
全員がきちんと腰掛けるとギュウギュウ詰めになって
体の側面が密着する。

武道館というくらいだし、体のガッチリした武道家たちが
座ることになったらそうとう厳しいのではないかしらん。


さてビールを飲みつつまわりを見ると、
2階席は南東~南西のみ開放で全体では9割の入り。
男女比7:3~6:4で年代は50~30代くらいかな。
そして9割の人が黒い服、もとい黒Tシャツを着ている。

全体が真っ黒な中、アリーナに一人だけ、
たとえは悪いが冷凍品を運搬するのに使う、
アルミを吸着した保冷バッグみたいにギラギラ光る
銀色の上着を着た人物が現れてめちゃくちゃ目立っていた。

びっくりしたが、あとでこれはロブの衣装を模したものとわかる。

横目で時計をにらんでいると、19時になったあたりで
会場のあちこちから野次と歓声が飛び始め、
19時5分、照明が落ちてはじまりはじまり~。

神秘的な、荘厳なオーケストラ風の出だしに
もやのかかったステージ。
息を詰めて見守っているとメンバー登場!

キターー! 鳥肌たってしまった。
ツインギターにベースの楽器隊がまるで
櫓をこぐように楽器と頭を上下させているが
これがとってもカッコいいのだ。

ロブもゆっくりした動きながら元気そうで、声もよく出ていた。
新アルバムからのProphecy、いいじゃないか!
なぜだか目頭が熱くなる。
会場全体の盛り上がり方もすごい。

ツインギターのグレンとKKも年をとっているはずだけれど
スタイルのよさとふさふさヘアーで全く年齢を感じさせない。
二人とも華があってカッコいいな~。

ライブは上のセットリストどおりに進み、
Breaking The Law は知っているのでサビで叫ぶ。
ロブとの掛け合いが楽しいなあと思っていたところで
Hell Patrol へ。

これはとても好きな曲で、最初のドラムから高揚するし、
ツインギターが追いかけてくるところが気持ちいい。
それまでまあまあおとなしく見ていたけれど、
ここで目の前のロブが自分に憑依したごとく
熱唱、ヘッドバンギング、じたばた足踏み、理性はどこへやら。

3分半くらいの短い曲なのだが、もうこれだけで満足です。

あとはまたのんびりとみる。
知らない曲でも適当にのれますなー。

そしてペインキラーへ。
文字どおりのキラーチューンだが、
やはりこれが一番ロブには苦しそうだ。

3年前よりはずっと声も出ているけれど
そろそろ封印してもいいのでは…。
これを楽しみにしているファンも大勢いるから
なかなかそうもいかないんだろうけど。

ペインキラーのあと、ロブはハーレーに乗って登場。
バイクにまたがったまま Hell Bent for Leather だ。

野鳥の会よろしくオペラグラスでステージを眺める私。
ロブはバイクのライトをつけたり消したりしていた。

私の席からは、肉眼だとロブの頭が
ちょうどうずらの卵くらいの大きさに見える。
見事なスキンヘッドで頭皮にタトゥがあったが
彫るとき痛そうだな、あれは。

Green Manalishi のあと、ロブによる合唱指導があった。
ロブ:Yeah~Yeah~♪
観客:Yeah~Yeah~♪
(yumikoさんとこ見たら前回もこれやってたのね)

この繰り返しをメロディを変えつつ
けっこう長くやっていたが楽しかった。
あまり英語がわからない私としては
長いMCを必死にヒアリングするより、
こっちのほうが交流している気分がでてよいかも。

音楽は言語の壁を越え…なんてかっこいい言葉を浮かべつつ、
私はいつ、ロブがリーロリロレーロと言い出すか
気になってたまらなかった。が、言わなかった。


そして最後に You've Got Another Thing Comin' で
和やかに大団円。あー楽しかった。
次のツアーでは、ぜひノストラダーマスをやってください。

余韻を味わいながら人の流れに乗って駅に向かう。
九段下…あれ? 行きに私が降りた駅って…。

詳しい方ならすでにおわかりと思うが
私は何を勘違いしたのか、降りるべき駅をひとつ間違え
手前の半蔵門駅で下車していたのだった。恥ずかしい。

しかしこれで来月のデフ・レパード&ホワイトスネイクのときは
迷わずに来られそうだ。

*

会場で配られていたもの。

実物大の時計型フライヤー。

ベルト部分に切れ込みが入っているので
腕にはめることができる。


いずれ商品化されるものなのかどうか
わからないけれど面白いね。




ネコ型スピーカー BI-SPCAT2 BK

2008-09-19 | ネコ
パソコンを替えてからは
外付けスピーカーを使っていなかったのだが
ある日友人が面白いものを紹介してくれた。

ブライトンネットの2.1chマルチスピーカー。
白猫もあり。


もちろん黒猫でしょう!ということで取り寄せる。


薄型だけれど安定している。

バットマンみたいでもあるよね。

なにか哀愁を感じさせる後姿。ウーハー兼本体である。

ケーブルの差込口は全部裏側にあるので
実はこちらが正面なのであった。

にくきう型リモコン。凝ってるなあ。

ゴムの部分を押すとふにふにと頼りないが、ちゃんと作動する。
ノーマル、ロック、クラシック、ジャズ、ポップスの
5種類を選ぶことができるのだ。

パソコンの前にわらわらと。


さっそく接続してみる…ものすごいノイズがして何も聞こえない。
ジャックを差し込むところを間違えたかな?と刺しなおす。
音楽をかけてみるとまるで水の中にいるように
ぼやんぼやんとした音でボーカルだけが特に小さい音。

パソコンのオーディオデバイスをいじってみたが
うっかりドライバを消してしまったために
PCから何の音も出なくなり、
治し方もわからないので復元をかける。

復元ポイントがたまたま今朝だったために
パソコンは問題なく復帰したが、
はて、黒猫スピーカーはどうしたものか。

説明書を熟読するも内容はごくシンプルであり、
ところどころ日本語が間違っている。

これは失敗したかなあとガックリ肩を落としていたところに
件の友人から連絡があったのでアドバイスを受ける。

ピンも折れよとばかりに各スピーカーにぎゅうぎゅう押し込み、
ジャックはPCのヘッドホン部分に差し込んだ。
おお! やっとちゃんと聴けるようになった。

5.1chやら光出力やらにはとても敵わないが
PCデフォルトのスピーカーに比べると重低音が効いていい感じ。

もともとiPod対応のものだそうで、
いまどきのパソコンにつなぐには貧弱な音かもしれない。

とはいえしばらく聴いてからデフォルトスピーカーに戻すと
やけにシャリシャリした音が気になったので、
黒猫スピーカーもちゃんと仕事をしていることがわかった。

よっしゃ、これから頼みますね!

*

なんといってもこのウーファーが可愛い。


薦めてくれた友人曰く「これは置物を買ったと思って…」。
いやいや、私は気に入りましたよ。



お月見だんごとお月見ごはん

2008-09-14 | 料理
あいにくの雨で月は見えないけれど
今日はお月見ごはんにしよう。

白玉粉と絹豆腐を同量ずつ混ぜ、丸めて茹でた。
豆腐を混ぜると冷めてもダンゴが硬くならないそうで
今回初めてやってみたところモッチモチのふわふわになった。

きれいに積み上げるのって難しいな~。



茶豆、里芋の衣かつぎ、手巻き寿司。


今シーズン初の生いくら醤油漬。


秋の恵みですな~。



お酒は朝日酒造の得月(とくげつ)純米大吟醸を用意した。

澄み切った味に上品な酸味。
おそろしいくらいスイスイ飲めてしまう。ウマイ。

箱のデザインも可愛らしく、
大きな満月の下でウサギたちが楽しそうに餅をついている。

箱の側面には琵琶を演奏しているウサギもおり、ほのぼの。
鳥獣戯画を模しているとのこと。

同封されていた精米見本。

酒米「ゆきの精」を28%まで磨きあげており、
細長かった米がまるで月のように丸くなっている。

年間を通してこの時期にしか出荷されない
お月見用の酒なのであった。


食後にオダンゴを食べる。こちらは別腹。

炊いておいたあんこをのせた。

豆腐の味はあまりわからず、
普通にお団子として美味しかった。

月の写真、撮りたかったなあ。
外はザーザー降りである。



今週末は

2008-09-12 | ASIMO・食玩・コレクション
お月見ですな~。


半年ほど前にもらった、お~いお茶のオマケ。

傘のかたちのストラップだ。


ペットボトルのふたにはめると開けやすくなるよ。

*

そうか、傘地蔵にも見えるね。

こんな感じかなあ?

ありがたやありがたや。


ちびアシモのほうが似合いそうではあったのだけれど


いかんせん、頭が大きかった。






ビアフェス横浜2008

2008-09-06 | お出かけ
日本地ビール協会主催のビアフェスに行ってきた。

出展している蔵一覧はこちら。
http://www.beerlinetoday.com/gjbf-yokohama/beerlist/

前売り券はすでに買ってある。
会場は混雑しているので
あらかじめ目星をつけていこう。

今までに飲んだことがあるもの、
18きっぷで行かれそうな場所にあるものは
選択肢から外そう…と思いながら会場に着くと
ものすごい人だかりで圧倒される。

開場から1時間ほど遅れていったのだが
ちょうどに来た人は入場まで30分待ちだったらしい。
待たずに入れただけよかったのかも。

芋洗い状態のなか、どこにどの蔵がいるのかを
見極めるのも難しく、ちょうど目の前にきたこともあって
お気に入りの大山Gビールからいくことにした。

こちらは限定の大山ゴールド。

フリースタイルライトエールで
最初の一杯としてもとても美味しかった。

その近くにあった呉の海軍さんの麦酒。

ジャーマンスタイルケルシュでこちらもなかなか。
いずれ取り寄せてみよう。

会場内は4箇所に流しがあり、グラスをゆすぐことができる。


しかし試飲の都度ゆすぎに行くのが大変なので、
キュッと飲み干してすぐ次の列に並ぶ。

梅錦ピルスナー、福島路ピーチエール、銀河高原ペールエール、
あくらビールのビスケットヴァイツェン、
常陸野ネストのピルスナー、ホワイトエール、
反射炉ビアの大吟醸政子、頼朝、
タップスのレッドエール、箕面ビールのイチゴいちえ、
ビアへるんのペールエールなどを飲む。

梅錦と反射炉の政子がとくによかったな。
反射炉はいつか現地に飲みに行こう。

富士桜のヴァイツェンも気になっていたのだが
ここは今年、賞をとったとかで
ひときわ長い行列ができていたので並ぶのをやめた。
これも現地に行くのを楽しみにしておこう。


混雑はすさまじいが、
ビールを注いでくれる蔵の方やボランティアの方も
みなとても感じがよく、親切でありがたい。

たちの悪い酔客などもおらず、
セキュリティも巡回しているので
混雑こそしているが和気藹々という雰囲気。


今年は室内を試飲ゾーンとし、
食べ物は野外の一箇所にまとめてあった。


品数はそこそこあるものの、
それはそれは長い行列ができている。

厚切りベーコン300円、牛肉のブラウンポーター煮300円、
香港風焼きそば300円、横浜ドーナツ200円、
チョコクレープ200円、きゅうり一本漬200円、
ミネラルウォーター100円など。

なにかちょっとつまみたかったのだが
50mくらいの行列ができていたのであきらめた。

木でできた床に座って潮風を浴び、
しばしのんびりしたあと帰ることにする。

本日の私の中でのナンバー1ビールは
大山Gビールの大山ゴールドであった。

*

会場のある大桟橋にはピースボートがいた。

ボートという大きさではないように思う。

桟橋近くからみなとみらい方面に向かう水上バスに乗る。
最終便の17時発で片道500円なり。

お客は私を含めて5人ほどと少なく、
ドラゴンボートで静かな海を進む。

前甲板にベンチがあり、そこに座って船頭さん気分を
味わっていると、右脇に気になるものを発見。



この使い込まれたクロームの輝きといい、
デザインといい、金属好きの私のツボにキましたわ。

後で調べると、もやい綱をかけるときに補助的な役割をする
フェアリーダーというものらしい。味があっていい。


夕日が傾いていく。

約30分の船旅を満喫して家に帰った。
やはり横浜のこのあたりは好きだ。

*

昨年のビアフェスの記事はこちら。
ビアフェス2007 in 横浜



Queen Rock Montreal cine sound ver.に行ってきたよ

2008-09-05 | 音楽・ライブレポ
予告どおり新宿バルト9に出向き、
前方寄りの席にドキドキと座っていると、
気合の入った一団が中央付近で歓談していた。

白いタンクトップにヒゲ、ジーンズの男性もいて、
フレディみたいだなと微笑ましい気持ちになる。
客層は40~50代が多かった。

私自身はしんみりした気分でいたところに
東郷かおる子と今泉圭姫子が登場。

ミュージックライフは読んでいなかったけれど、
東郷氏の名前は聞いたことがあったので興味津々だった。

私は湯川れい子とイメージを混同していたようで、
シンプルな外見のおばちゃんが現れたことに少し驚いたが、
話しだすとちゃきちゃきしていて
いかにもアタマの回転が速そうな人だった。

今泉氏はラジオでも活躍しているそうで、
ナビゲーターとしてうまく場をまとめていた。

両氏ともにフレディに会ったことがあるなんて羨ましいなあ。

何度も予定をすっぽかされて腹が立ったこともあったが
いざ会うとサービス精神旺盛で細かく気を配ってくれた、とか
なぜか火鉢を10個買って帰ったとか(これはどこかで読んだ気がする)
Born to love youのPVを5~6回連続で見せられた、とか
その場の様子が目に浮かんでくるようだった。

と、そこでゲストが登場。
マニアックイーンのROYさんだ。
フレディのコスプレで有名な人なのだが、
きっと客席にいるものと思っていたので
ステージにやってきたことにびっくり。

まじまじと眺めてしまう。
本格的なコスプレをした人を実際に見るのってこれが初めてだわ。
髪型とか身ごなしとかよくつくりこんであって感心した。

そこで「フレディらしい腕のあげかた」を
レクチャーしてくれたので家に帰ってからやってみたよ。
右手のこぶしを握って後ろからグンと上にまわしあげるそうな。

トークショーは30分ほどで終わり、
いよいよモントリオールの映像が始まる。

ライブDVDはいくつか持っているけれど
モントリオールは未見のはず。

場内が暗くなると、さきほどの中央にいた一団が
全員立ち上がって手に手に光る腕輪をはめている。
そして画面に向かって大声援。

この集団の真後ろの席にいたら
必然的に私も立たざるを得なかっただろうけれど
幸い自分よりも後ろなので気にならず。

のんびり座って鑑賞したが、
場内も7割は座っていたのではないかしら。

さて映像も音も素晴らしく、
画面の半分を埋め尽くすフレディのどアップや
久しぶりにきいた懐かしい曲の数々に感激。

ん~ところどころ覚えのあるシーンがあるんだけど…と
帰ってから手持ちを調べてみたら、
このDVDも持っていた!

字幕がチェコ語でリージョンフリーの輸入版だが
(DVDタイトルは WE WILL ROCK YOU)
どこにもモントリオールと書いてないので
わかりませんでした。


私はウェンブリースタジアムのDVDがお気に入りで
こっちはあんまりみてなかったんだな。
あとでこっちも見なおそう~。

今日はフレディの誕生日ということで
特別にバンドエイドの映像も流れた。
こちらは自宅で何度も見たけれど、
やはり映画館で見るのはイイ。

フレディ最高~♪

帰宅してからなんとなく動画サイトをまわったら
英語で フレディ、お誕生日おめでとう!と
書いている人が何人もいて泣きそうになった。

私はクイーンのファンというよりフレディのファンなんだな。
映画館でライブ映像鑑賞は、全身で堪能できていい感じでした。





Queen Rock Montreal cine sound ver.に行くよ~

2008-09-04 | 音楽・ライブレポ
来日ラッシュの中、UDOのサイトをみていたら
1981年のQueenのモントリオールでのライブ映像を
映画館で上映します とあった。

映画館の巨大なスクリーンと優れた音響効果で
実際のライブのような大迫力を味わえるとのこと。
つまりフィルムコンサートというやつでしょうか。

音響はもちろん、画質もデジタルリマスターされているので
かなりクリアな状態で楽しむことができそう。

http://queen-cinesoundver.net/?synclsid=perrhb45egu6bioq0rmnva4bj3

明日9月5日はフレディの誕生日だ。

それを記念して新宿バルト9では
特典映像プラス東郷かおる子&今泉圭姫子の
トークショーもやるということなので
劇場まで行って座席指定でチケットを買ってきた。

http://wald9.com/information/index.html#info1088

新宿に出たのもずいぶん久しぶりで、
バルト9は伊勢丹の近くということしか知らず、
交差点に立ってきょろきょろしていたら
マルイの上階にあった。

チケット売り場&軽食コーナーのフロアは
見事に若者だらけ。平日の夕方だからかな。

首尾よく希望の席を押さえて
伊勢丹をのぞいてから帰ってきた。

さてライブも映画も1人で行くのには慣れているけれど
こういうフィルムコンサート(あえてこう呼ぶ)は初めてだ。

主催者の記事を読むと、
「涙や大歓声、総立ちで盛り上がります」とあるけれど、
映画館といえばあまり身動きもせず
静かに見る癖がついているので
実際どういうテンションで臨めばいいのか悩むわ。

新宿バルト9は全席指定だけれど、
同日のイクスピアリなんて席指定なしの全席自由だもんな~。
目の前にあるのはスクリーンだけど
本当のライブみたいなノリになるのかな。

いや~明日が楽しみです。

*

こちらは過去記事→READY FREDDIE??