またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

おせちの準備 3日目

2006-12-31 | 料理
渦巻き昆布

煮しめの出汁を取るのに使った昆布1枚にブタモモスライスを
2枚のせてクルクルと巻き、2箇所を干瓢の帯で結ぶ。
それを4本作る。小さい干し椎茸を4枚戻しておく。

昆布の戻し汁&出汁(カップ1強)
酒、味醂(各大匙1.5)
砂糖(小匙2)
醤油(大匙2)
カツオブシ 一握り(紙タオルで包んでおく)

昆布の戻し汁&出汁で、巻いたコンブを煮る。
沸騰して5分したら酒・味醂・砂糖を入れ、
包んだカツオブシをのせて15分コトコト煮る。
(カツオブシが落し蓋のかわりになる)

醤油を入れてふたをして弱火で10分煮る。
お皿に盛るときに昆布巻きを2つに切る。

断面のうずまきが可愛いので気に入った。



たたきごぼう

細い牛蒡を3cm長さに揃えて切り、酢水で1分半茹でる。
白ゴマ、薄口醤油、酢、砂糖でタレを作って牛蒡と混ぜ、山椒をふる。



ゆで豚の香りづけ

豚ブロック400~450gを青ネギ1/2、生姜薄切り1枚
とたっぷりの湯で3~40分茹でる。

大蒜1粒、生姜薄切り1~2枚、葱5cm、ローリエ1枚、
醤油カップ2/3、酒大匙1、砂糖大匙4、水大匙1を
軽く沸騰させ、粗熱がとれたらジップロックに入れる。

そこに豚肉を熱いまま漬け込んで密閉する。
冷めたら冷蔵庫へ移す。一週間ほど保存できる。

すごくいい香りがするので味見をするのが楽しみ。

【自作チャーシューでマルタイラーメン】

海老と雑煮(出汁はとってある)は明日起きてからやろう。
本当は今晩のうちに全部作ってお重に詰めるらしいけれど、
ちゃんとした三段重を持っていないので、今日はここまで。

今回のおせちは「きょうの料理 12月号」にだいぶ助けられた。
初めて作るものも多く、私の手際が悪くてこの三日間必死だったが
これを毎年きちんと通常の家事もこなしつつ作っている方たちはスゴイ!

*

渋谷フードショーには午前中に到着したものの、大混雑。
立派な氷見ぶりが3切れで2500円くらいしていて、
美味しそうな姿にクラクラしたけれど、今回ブリは諦めることにした。

氷見ぶりの実物を見たのは初めてだったので興奮したが、
ふと見ると壁に氷見ブリのポスターが貼ってあり、
巨大なぶりの頭の写真の横に「ブリ、うそつかない」とある。
どんなコピーだ…?


大晦日の夕飯は久しぶりの天麩羅にした。
レンコン、カボチャ、赤ピーマン、椎茸、ナス、
海老、穴子に大量の大根おろしを準備。

あらかた食べたところで年越し蕎麦。

今年一年もあっという間に過ぎてしまったな…。
キッチンに立って色々な料理に挑戦してみたり、
アシモで遊んだりして楽しかった。


いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます。
みなさま、よいお年をお迎え下さい。

おせちの準備 2日目

2006-12-30 | 料理
伊達巻

はんぺん半分、全卵3コをフードプロセッサで混ぜ、
創味のつゆを薄めたもので味付け。
玉子焼き用フライパンで四角く焼く。

熱いうちにラップにのせてクルクルと巻いたあと、
巻き簾でキュッとしめて固定し、
縦置きして水分を切る。
冷めたら立てたまま冷蔵庫へ。


みそ松風

鶏挽肉200g、パン粉大匙3、玉子1コを
フードプロセッサーで混ぜ、ボウルにあける。

赤味噌大匙3、味醂&酒 各大匙1をレンジで1分加熱。
上の挽肉に混ぜ、松の実大匙1も加える。

玉子焼き用フライパンにアルミホイルをかぶせて四角く焼く。
加熱しきれなかったのでホイルをかぶせてオーブントースターで焼いた。

煮しめ

昆布とかつおぶしと鶏骨付き肉で出汁をとり、
里芋、蓮根、人参、牛蒡、筍、蒟蒻を
それぞれ下煮してから炊き合わせる。


煮しめの出汁は多めにとっておき、雑煮用に分けておく。

明日はエビとブリとカマボコを買いに行かなければ…。

おせちの準備 1日目

2006-12-29 | 料理
黒豆

去年は丹波の黒豆で作ったけれど、
今年は北海道産の黒豆にした。

作り方は昨年の記事のとおり。
今回も茶色がかった仕上がりになってしまったけれど、
置いておくうちにもう少し黒くなるといいな。

甘さや茹で加減はばっちり。
噛むとねっとり感があって美味しい。
黒豆は好きなので、ついつい味見の手が…。

画像の赤いお皿は、大寅のうめやき、玉桜
登場した伝平窯が出している雲形小皿。
香酒杯についている雲と同じ形をしている。
使い勝手やよし。

大寅のうめやきは、おせちに入れても合いそうだけれど
今年は伊達巻を自作するので見送ることにする。


紅白なます

大根5に京人参1の割合で千切りにし、
3%の塩水に15分ほど漬けておく。

水を切り、砂糖大匙3、酢大匙6をまぶして容器に入れ
冷蔵庫にしまって朝と晩に天地を返す。
あとでユズを入れてみようかしら。

2日後に味見をしてみたが、
どうも味がしまらないのでナマスから出た汁を全部捨て、
白梅酢1:水1に砂糖を入れた甘酢で漬けなおした。


菊花蕪のシソ梅酢漬け

カブは皮をむき、縦横に切れ目を入れる。
シソ梅酢を水で割り、味を見ながら砂糖を足して
できた甘酢にカブを漬け込む。
お正月にはきれいな色がついているといいな。


たつくり

ごまめをテフロンのフライパンに入れ、
ごく弱火で20分ほど気長に炒る。

別の鍋に砂糖、醤油、味醂、酒を合わせ、
飴状になるまで焦がさないように加熱したら
それをごまめにまぶす。

バットにたつくりを広げたところまではいいが、
これをしまっておく容器を何にするか悩み中。
なんだかまだベタベタしてるからな~。
盛り付けるときに粉山椒をふるのを忘れないようにしよう。


くりきんとん

鳴門金時の皮をむいて輪切りにし、水にさらす。
数回水を替えたら柔らかくなるまで茹でる。

茹で上がったら茹で汁を500mlくらい取り分けておき、
芋の水を切ってポテトマッシャーで細かくつぶす。

つぶし終わった芋を鍋に入れて砂糖とレモン汁を適宜加え、
さきほど取っておいた茹で汁を少しずつ入れてのばし、
加熱しながら焦がさないよう練りあげる。

以前作って冷凍しておいた栗の含め煮
自然解凍してきんとんに混ぜる。

ハチミツや水飴を使っていないので、
いまいちツヤが足りないかな?
とりあえずは、これでいいことにしよう。

カモ

2006-12-28 | 未分類
荒天の火曜が明け、水曜は20度まで気温があがって
師走には珍しく、暖かな一日となった。

大雨で増水した疎水脇を通るとカモがいた。
形も色合いも、きれいで可愛いな。


山吹色のお菓子

2006-12-26 | ASIMO・食玩・コレクション
アシモ様にお届けものでございます。


ほほぅ、そちもなかなか気がきくのぅ。



さっそく中を改め…。


これはしたり! ワイロと申すものでござるか!


ええい、プルコ屋! このようなものは受けとれぬ!
余はお子様にも大人気のアシモであるぞ!


アシモ様、落ち着いてくだされ。
 これはアシモ様のお好きなあれでございます。

おお、これはパイであったか。深夜なれど、さっそく頂くとしよう。
プルコ屋、おぬしもわるよのぉ。


いえいえ、アシモ様こそ…フォッフォッフォ。
(本当は饅頭の下に小判だよな…)

*

これは有限会社 セントラル・スコープの山吹色のお菓子
コンセプトが面白かったので試しに注文してみた。

上のサイトから発注して、自動返信が来てから一週間。
本当に受注されているのか不安になった頃、ものが届いた。

自動返信だけではなく、発送しましたメールがあるといいな。

パイは9つ入りで3000円。
1つあたりの値段を計算すると安くはないが、
お遣い物にするには手頃かな?

バターのよい香りがするしっとりしたパイ生地に
黒胡麻風味の練り餡が包まれていて、とても美味しかった。

箱の中にパンフレットが2枚入っており、
1枚はなぜか英文で書かれていた。
You are as bad as me, aren't you?



クリスマスひょうちゃん

2006-12-25 | ASIMO・食玩・コレクション
先週末に崎陽軒を見つけたので買ってみた。
特選シウマイと季節限定の海鮮シウマイ。


下段の海鮮シウマイは、肉を使わず
エビやホタテなどの海鮮類でのみ作ったものだそうで。


お目当てのひょうちゃんはどちらもクリスマスバージョンだった。
まるで当たりをひいたかのようで、ちょっと嬉しい。

印刷が粗めで柄がにじんでいるのが気になったけれど、
ほとんどが使い捨てにされるのであろうから、こんなものなのかな?

昔はコルクのフタだったように思うが、
今は柔らかめのゴムのフタになっている。

猫の箸置きを出してきてふと気づいた。
ひょうちゃんって箸置きにもなるんじゃないかしら。

ああっ、違和感ないよ~。



シウマイは蒸し器で9分蒸しあげ、からし醤油で食べる。
一口で食べるには大きいサイズで口いっぱいになる。



どちらもプリプリした歯ごたえで美味しかった。


ブッシュ・ド・ノエル

2006-12-24 | デコレーションケーキに挑戦
今年は何を作るか、寸前まで迷っていたけれど
チョコクリームを作ってビュッシュ・ド・ノエルに決定。

昨年つくったシフォンはこちら

ロールケーキ生地もシフォンのレシピで作る。


卵白 3コ
グラニュー糖 35g

卵黄 3コ
グラニュー糖 30g
牛乳 70g
サラダ油 50g

リ・ファリーヌ・グランクリュ 70g

手順はこちら→こいのぼりケーキ

リ・ファリーヌ・グランクリュとは、
100%国産のうるち米のみを使った粉で、クオカで買える。
値段はお高めだが100%国産というのが嬉しい。

焼き上がりはふんわりしっとり。
弾力があってロールに巻いてもひび割れることもなく、
今までで一番きれいに巻けた。

*

クリスマスイヴのディナーはどうなったかというと
これが家人のリクエストにより、油淋鶏と餃子!
どこがクリスマスなのかと…。

お酒は一ノ蔵 花めくすず音。
照明の加減でわかりにくいのだが、
紫がかった美しいピンクのすず音なのである。

甘くて飲みやすくて美味しい~。
今日のおかずにはビールのほうがよかったね。



ブッシュ・ド・ノエルはフルーツを添えてデザートに。


今日は食べすぎ!
マンプクで下を向けないよう~。


ホタテのベーコン巻きとかぶら寿司

2006-12-23 | 市販の食べ物・酒
実家に寄っておすそ分けをもらってきた。
産地直送のホタテ貝7枚なり。


殻についている白いものが気になったが、その前に
kimi_22さんの蟹の甲羅、黒い物体の正体!を読んだので
検索はせずにおく。

今日はホタテ貝専用のヘラも一緒にもらってきたので安心。
形はまるで三味線のバチのようだ。


帆立が実家に送られてきたのが昨日。
今日になって私が持ち帰り、
新聞紙に包まれてきたそれを流しに広げると、
ホタテは次々にパカリと音をたてて口を開いていった。

海からあがって長いもんね。さすがに弱ってきたか~。

かくなるうえは急いで処理しないとどんどん傷んでしまう…と
開いたホタテを手に取り、慣れない手つきでヘラを差し込むと、
ホタテは猛烈な勢いでガッと口を閉じた。

生きてるんじゃん!
驚きのあまりホタテを取り落とす私。
ちょっと手をかまれました…。

虫の息だったのではなく、一息ついていただけなのね?

さあ、そこからはホタテと私との戦いだ。
ちょっとぼんやりしたホタテは容易にこじあけられるのだが
手ごわいやつは手に持っただけで頑なに口を閉じ、
ヘラをねじこむにも一苦労。

どうにか全てを開けることに成功。

殻焼きにしたかったが、うちには焼き網がないので
貝柱とヒモに丁寧に選り分ける。

貝柱はベーコンを巻いて串焼きにした。
手前はプチトマトのベーコン巻き。


まず帆立ベーコンから食べてみる。

ベーコンのカリカリとした香ばしさを感じたあとに、
肉厚のほたてのプリプリした食感と潮の香りが口いっぱいに広がり
ほたての旨味にノックアウトされる。
これが日本酒の味をひきたててくれることは言うまでもない。

次にプチトマトのベーコン巻き。

かりっとしたベーコンに包まれた柔らかいトマトを噛むと
加熱されて甘みとコクの増したトマトジュースがわっと口の中に広がる。
これまた素晴らしい! 人気の理由がよくわかるわ~。




これはほたてのヒモとスズキのきれっぱし、
ベーコンとちぢみホウレンソウを炒めたもの。

ちぢみほうれんそうは茹でずに生のままから炒めたが
加熱後もはっぱがふんわりして炒め汁ともよく絡み、美味しい。
塩を抑え、胡椒とバター、醤油の味付けなので
ベーコンの風味が生きている。


かぶら寿司は義兄の故郷、
金沢のご両親から毎年送られてくるそうだが
以前に姉のところでそれを出してもらってからというもの、
すっかり気に入り、デパートの駅弁大会に出展していた
金沢のかぶら寿司をわざわざ買いに行ったほどだった。

しかし最上階近くにある催事場は真冬ながら気温が高く、
客足の多さも手伝ってかコートを脱いでも汗ばむほど暑かった。

そこに常温で並べられていたかぶら寿司は発酵が進みすぎたのか、
率直に言って食べられる味ではなかったな…。

あれ以来ご無沙汰だったが、
義兄のところからきたものなら間違いない。



米麹のよい香りがする。
ちょっとプレーンヨーグルトにも似た香りだ。

薄くスライスしたカブにブリを挟んであるのかと思っていたが、
それは違い、2cmほどの厚さに切ったカブに切れ目を入れて、
真ん中に薄切りにしたブリを挟んであった。

カブも塩漬けしているらしいが、歯ごたえはしっかり残っている
ブリに生臭さはなく、ブリのむっちりした歯ごたえに
シャキシャキ感の残るカブがよい組み合わせだ。

千切りにされた人参もシャキシャキしていて
人参のもつ香り&甘みと米麹との組み合わせがよい。

これは美味しいな~~~。

先日、モッツァレラ納豆と合わせたあらばしり
甘くとろりと喉をすべりおちていく。
かぶら寿司も発酵食品だもんね。相性はいいわけだ。


かぶら寿司のカブってどんなのだろう?
調べてみると、加賀特産野菜の青かぶらを使用しているとのこと。

悪い癖で、なんとか自作できないものだろうか?と考えてみるが、
加賀特産の青かぶらに加えて気候も大切な要素だろうから
きっとこれと同じくらいに美味しいものを作るのは難しいのだろう。

豊かな食卓に感謝。

メガハウス みんなでカンパイ! パーティ気分♪

2006-12-22 | ASIMO・食玩・コレクション
このところ食玩熱も一段落しかけていたのだが、
お酒シリーズは持っていなかったので買ってみた。

メガハウス みんなでカンパイ!シリーズの
「パーティ気分♪」が当たった。

これはどこかで見たことがあるぞ。
コロナビールとケンタッキーのもじりか~。

アフロヘアーのメガフライとルチャ・リブレ。



コロナビールはお酒を飲み始めたばかりの頃、
中にライムを入れて瓶ごとラッパ飲みするのが新鮮で、
なんだかカッコいいなと思っていた。

久しぶりに買ったけれど、最近はライムエキスがオマケに
ついてきてるのね。これは手軽で助かるわ。

それではカンパーイ!



カーネルおじさんと記念撮影。



小豆とカボチャのいとこ煮

2006-12-22 | 料理
数日前から惣菜売り場に「いとこ煮」なるものが並んでおり、
近づいて見ると、かぼちゃと小豆を炊き合わせてある。

固いもの(小豆)からおいおい(甥々)煮ていくので
「いとこ煮」というのだとかなんとか。

小豆もカボチャも大好きなので、これを作ることにする。
固めに炊いた小豆に適当な大きさに切ったカボチャを入れ、
酒・醤油・砂糖で適当に味付け。

ほこほこに甘いかぼちゃに固めの小豆が美味しい~。
私にとっては、お惣菜というよりおやつ感覚だなあ。

*

今日、出先で寄ったスーパーでは、
「冬至には ん が2つつく物を食べると幸運になる」
と書かれており、例にあがっていたのが以下のもの。

南京(カボチャ)、金柑、人参、蓮根、銀杏、寒天、
うんどん(ウドン)

…うんどん?

納得いかないので帰ってから検索してみたところ、
「うどんは運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので
 出世するといわれています」。

純(どん)がわからんです…。
純粋の純につながるとかそんなところかしら?

まあ縁起担ぎに突っ込むのも野暮というものか。

今日は朝食で寒天、昼食にうどん、
おやつに南京をクリアしたので、きっといいことがあるだろう。

*

冬至といえば、あとはユズ湯ね。

私は小さい洗濯ネットにユズを入れて湯船に投下している。
風情はない…が、あとがラクチン。