またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

EXTREME in TOKYO DOME CITY HALL

2012-04-18 | 音楽・ライブレポ
「アルバム『ポルノグラフィティ』を史上初の完全再現! 」by UDO
ということで行ってまいりました。
前回2008年の来日以来、4年ぶりですね。

私は第一バルコニーの下手寄りで、ステージも近くに感じましたが、
このホールだと一番離れた席でも30mほどらしいので
じっくりみたいむきにはいいかもしれません。

ただし、これは席の場所にもよるかもしれないけれど
音響はあんまりよくなかったです。
ドラム、ついでベースの音が大きすぎて、そこにハウリングも加わり
ヌーノのギターが聞こえない曲がいくつかありました。
これはちょっと悲しい。

そして今回、ヌーノは序盤からイライラ、ピリピリした様子で
美しいメロディを奏でつつ、ご本人は奥歯ギリギリ言わせてそうな
苛立ちぶりが観てとれたわけです。

ピアノを弾いているときなどとくに顕著で、もうヤケクソみたいな
投げやりにすらみえる表情、打鍵、しかし流れ出るのは美しい旋律、
というギャップが妙におかしくて笑い出しそうになるくらいでした。

どうも今回のツアーは指を怪我しているらしく
(いつ怪我したのかは知らないけれど)
昨日から調子は悪かったそうですが、
この5日間のあいだ4回あるステージに
最初から怪我したまま臨む心身の辛さを思うと
かける言葉も見当たりません。

ただし、このヌーノのやりきれなさ、苛立たしさが
いつも以上に彼の姿をクールにみせていたのはたしかです。

通常の「かっこいい弾きかた」にさらにキレが加わって
リアルな迫力にものすごくときめきながら見てしまいました。
イケメンは怒っててもイケメンですね。ポワワ♪
たまらない魅力がありましたわ。


ゲイリーは相変わらず元気で、前回よりこなれてたような気がします。
最近、ソロでも来日してたんだったかな。安定してました。

ちょっとふくよかになった、なんていわれてたパットは
髪が長くなってて普通にかっこよかったです。
私と目が合ってニコッとしてくれた…ような気がします。


アルバム「ポルノグラフティ」の曲は全部好きですが
When I'm President を初めてきけて嬉しかった!

かえすがえすも音響の悪さが残念ではありましたが
昨夜はとても楽しく、思い出に残るライブとなりました。