とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

昭和の寝台特急 引退する

2017-04-09 09:18:47 | 昔の話
上野-青森間などを走り続けた寝台特急列車「583系」の車両が、8日ラストランを迎えたそうだ。

この列車で忘れられないのは、中学1年生の時に乗った寝台特急「ゆうづる」だ。
旅のことは以前にも書いたが、中学2年生だった兄との二人旅で、しかも冬休みの厳冬期、
旅先の青森県は雪の中だった。中学生としては、ハイレベルな旅であったと思う。

期待と緊張の中、東横線-日比谷線経由で上野駅に着くと、(今と違い上野へ行くだけでも2時間以上かかった)列車に乗ると食事はないだろうから、日比谷線から国鉄への連絡通路にあった大衆食堂でカレーを食べた。そんな細かいところまで覚えている。

上野駅から生まれて初めて寝台特急に乗り込む。寝台特急「ゆうづる」は常磐線経由で青森駅へ向かう。すぐに寝台ベッドに横になるが、やはりすぐには眠れない。列車が福島県の相馬や原町の駅を通過していったのを今でもはっきり覚えている。
青森駅に着いたのは、明け方7時ごろだった。

若いころの山登りや旅をした時の記憶には、対になって思い出される曲がある。
なぜそうなるのか分からないが、きっとパブロフの犬状態なのだろう。
この時の旅は、この年大ヒットしていた「夜明けの停車場」だった。
(「津軽海峡冬景色」の曲はまだなかった。)
それで、今でもこの曲を聴くと当時の青森の旅のことを思い出す。




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