とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

コーヒー、紅茶、それともビールにする?

2017-02-19 13:48:47 | 日記
日本でお茶と言えば緑茶だが、うんちくを傾けるには、かなりハイレベルな見識が必要となる。
若いころに関心を持つには、あか抜けていてちょっぴり大人っぽい雰囲気があることが大切である。

コーヒー、紅茶には、こだわりのうんちくも多く、少しセレブなイメージもあるので申し分のない飲み物だ。
コーヒーは、中学生ぐらいから飲み始めたが、
当時コーヒー豆は、デパートや名店街でしか売っていない高級品だった。
それでも初心者は、まず形から入った。
豆を買ってきて、家で豆を挽いた。ペーパーと布式のフィルターも試してみた。
シナモンスティックやブラウンシュガーなどの小物も揃える。兄などは、サイホン式の道具まで買ってきた。
私は、コーヒーそのものを飲むことよりも、コーヒー豆をミルでガリガリ挽くときの香が好きだった。特にマンデリンの濃厚な香は魅力的だった。
このごろは、近所にもコーヒーを売る店が出来たので、できるだけ面倒ははぶき粉に挽いてもらって飲んでいる。


紅茶は、おそらくリプトン紅茶のティーバッグあたりが初めてで、よく山へ持って行って携帯ストーブで湯を沸かして飲んだ。
しかしティーバックは味気ない。さほど美味しいものだとも思わなかった。
やはり紅茶は緑茶と同じように茶葉から入れなければ良さがわからない。
私は、どちらかと言えばミルクティー派なので、
インド式のチャイなど一時凝った。
インド人は紅茶に砂糖を沢山入れる。
アラブの人も砂糖は好きで、コーヒーなどにもこれでもかというほど入れるそうだが、インド人も砂糖が大好きで、世界第2位の生産国なのに、自国ですべて消費してしまい輸出できないんだそうだ。
イギリスでは、紅茶とミルクのどちらを先に入れるかで、長年に渡る論争があるそうだが、なかなか面白くてよい。

ミルクティーは肌にも良い。
野菜も食べられないモンゴル人の肌が綺麗なのは、シルクロードで中国の茶が手に入り、その茶を煮出したのに羊などの乳を加えて作る濃厚なお茶のおかげだそうだ。
自分の経験だが、ダージリン(本来はミルクティーに向かない紅茶)に牛乳を入れたものを毎日マグカップ1、2杯飲んでいたら、やけどの治りの悪かった皮膚が治った経験がある。

今でこそビールは沢山の種類があるが、ひと昔前はラガービールしかなかった。
かろうじてサントリービールとエビスビールだけは、それとすぐに分かったが、アサヒもキリンもサッポロも大差なかった。まことしやかに苦みの強いのがキリンだとか言われていたが本当の所は分からなかった。

ところが外国のビールは違う。
まさに千差万別だ。
好奇心が抑えられず、高いがデパートで輸入ビールの小瓶を一通り買ってきたことがあった。(むろん試飲のレベルなので、美味しかったと言ってもその後2、3度しか買っていないと思う)
当時驚いたのが、イギリスのギネスビールと正確な名前は忘れたが、アルコール度数8°のピルゼンビールだった。どちらも濃厚な穀物ビールというイメージで、今ではギネスビールは日本でもメジャーな銘柄となったが、ピルゼンビールの方はそれ以来見たことがない。
ベルギーやオランダのビールは芳醇で華やかだった。

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