とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

三条の湯から飛龍、雲取山 8月6日 三条の湯へ

2014-08-08 21:42:03 | 山行
今週は水曜から夏休み。
ですが
天気予報では金曜ぐらいから崩れてきそうな雰囲気が
台風が来たら遠くの山に行くと帰ってこられないかも
それでは困ります。
そこで今年は、近くて便利な奥秩父、三条の湯をベースに飛龍、雲取を巡る計画を立てました。
しかも、いざとなったら飛龍だけ、雲取りだけ、最悪温泉だけ、というように
どのようにもプランを変更できる安全策の登山計画です。

奥多摩の駅から12:35の丹波行のバスに乗り、お祭下車13:15


ここから長い林道歩きが始まります。
気温は30度を優に超えているでしょう。
ひたすら暑い林道歩きと体がまだ慣れていないせいで
めまいで頭がクラクラ。

この辺の橋は昭和40年前後に作られたもののようです。


歩き始めると、やはり奥秩父、
林道歩きとはいえ、深山幽谷の趣があります。


林道終点にようやく到着
三条の湯の受付最終予定時刻4:30まであと30分。
ぎりぎりの感じです。


沢から小屋のまでの道を登りきると、
思いもよらぬ花の香りのお出迎え、(注)さわやかサワデーにあらず
この香りは、山百合の香り。
小屋の受付の所まで行くと、立派な山百合の大株が何本も咲き誇っていました。

私は山百合が大好きです。
こんなゴージャスな山野草が他にありましょうか。



小屋の軒下には、昔なつかしい玄人の背負子が展示品のように並べてありました。
かっこいいですね。


温泉はこんな感じです。
風呂場の下に三条沢が流れており、風呂の窓からは正面にもみじ、すぐ横にヤマボウシがまだ青い実を付けていました。
(秋から晩秋のころは特にすばらしそうです)


沸かし湯の鉱泉ですが、
お湯はほんのり温泉の香りがします。
ぬるめのお湯ですが、お肌がすべすべになる美人の湯でした。
(名湯です)

温泉だけでも来る価値はあると思います。

今日は林道歩きで3時間サウナに入っていたようなものでした。
おまけに温泉にも入っちゃいましたので、夕飯の時に飲んだビールは
格別でした。

そこで三条の湯にて
一句詠める

冷たさや
喉にしみいる
アサヒかな

翌日再び詠める

冷たさや
喉にしみいる
キリンかな

お粗末
(小屋のビールはアサヒスーパードライとキリン一番搾りでした)

<コース状況>
後山林道の通行止め解除の予定は今のところないそうです。
片倉橋のゲートのあたりでは現在林道の補修工事を行っており、ダンプカーやミキサー車が通行しています。駐車スペースは本当に僅かで、大きい車は無理です。
林道での車の利用は考えない方がよいと思います。