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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

赤ちゃん元気に育て

2008-05-31 09:28:52 | Weblog
赤ちゃん元気に育て          2008-05-31

久しぶりに声が掛かり、ボランテイア医療通訳に行って
きました。バングラデシュから来ている若いお母さんと
生後5ヶ月の男の赤ちゃんからの依頼でした。予防接種
の通訳でした。赤ちゃんの予防接種は覚えるのが大変な
くらい有ります。次の日記に一覧を掲載しておきます。
ただ実際には、お母さんは、母子手帳の順番通りに病院
に行けば、なんとか順調に消化できるようになっていま
す。(って偉そうに言っている私も、通訳をやってみて
初めて知りました)。

日本の母子手帳制度は本当に素晴らしい制度だと思いま
す。自分の子供が赤ちゃんだった頃は、その有り難味が
判らなかったです。今、現役から離れて静かに注目して
見ると、その良さが判ります。これ等の予防接種が無料
で受けられるからです。

但し昔と変わった点は、今の日本の予防接種は強制義務
ではなく、受けたければ、国や地方が提供しますよ、と
言うことになっています。そして親に対しては、予防接
種に伴う危険(熱が出たり、発疹が出たり、赤ちゃんが
痛がったりする)が有ることを事前に告知し、それを了
承した上で同意書にサインを求められます。

さて、このバングラデシュのお母さんに与えられた母子
手帳は、日本語です。彼女は全く読めません。そして
上に書いた同意書も日本語で、私が通訳してサインを
して貰いました。国際都市横浜市なら是非英語で準備し
て欲しいです。予防接種は大手の病院なら、全てをそこ
でして貰えますが、制度的にポリオの生ワクは保健所に
行かないと受けられません。なんでこうなるのか、経緯
はよく判りませんが、そうなっています。しかも保健所
では、いつでもやっている訳ではなく、春秋に1回ずつ、
保健所が決めた日程で投与を受けられます。だから、こ
の日程を外す訳には行きません。このお母さんも地元保
健所の生ワクの日のメモを母子手帳に挟んでありました。

この赤ちゃんの生後初の接種はBCGでした。偶然私が、
それに立ち会っていました。今回は三種混合(英語では
DPTと言います。ジフテリア、百日咳、破傷風,diphtheria,
pertussis,tetanusの略)の2回目でした。BCGの時は生後
3ヶ月で弱々しい赤ちゃんでしたが、今は元気です。

先生の注射器を振り払わんばかりに泣き叫びます。お母
さんに、赤ちゃんの両腕をしっかり押さえてと頼みまし
た。今度は彼は、足で空を蹴っています。注射は一瞬で
終了しました。日本で元気に育ってくれよー。


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